青葉市子とは、日本の女性シンガーソングライター。
クラシックギターの弾き語りによる演奏スタイルで澄み切った歌声、美しいメロディライン、シュールな詞が特徴的。
ギターの演奏はすべて自己流。誰から学んだわけでもなく一人で身につけたその技術によって、彼女が秘めている深く大きな世界観を表現している。
既存の音楽にとらわれずに自分の世界観を表現し、数々のミュージシャンからも多大な評価を受けている。
また、音楽家だけでなく、ナレーター・物書き・舞台役者・絵描きとしても活動。
「曲作りでは詞を先に手掛ける」
青葉市子は曲作りの際、たいていの場合が詞を先に手掛ける。
実際、インタビューにて下記のように語っていた。
青葉:ほとんどの曲が、歌詞が先です。詞が先じゃない場合は、ギターもメロディーも歌詞も全部同時。即興で歌ったものをiPhoneなどで録音して、後で微調整して曲にしています。
記者:歌詞は、頭のなかに浮かぶ情景や出来事などが発端となるんですか?
青葉:やっぱり、日常で自らが体験したことでしか歌詞を書くことができないですね。あと、体の重力をなくして、人間と幽霊のあいだの気分になるとスムーズに書けます。
出典: www.cinra.net
まるで、たった今生命を持ったかのような生暖かいリアルさと、気の抜けたような浮遊感。青葉市子の魅力の一つには、楽曲にこういった感覚があることが挙げられる。
青葉市子が語っていたように、実際の体験やリラックスした状態で詞を書いているからこそ、それらの感覚が曲に宿るのだろう。
「自分から何かを探しに行くことはない」
以前、マヒトゥ・ザ・ピーポーとのインタビューにて、「今の音楽性に至るまで何を吸収してきたのか?」と記者から尋ねられた際に、青葉市子はこのように語っていた。
青葉:自分から何かを探しに行くことはないです。音楽のCDとかも、ほとんどもらいものしかないです。
出典: liverary-mag.com
音楽は人から薦められたものを。また、本や映画も同様に、自分から探すことはしないとのこと。
どのような経緯で今の音楽性に至ったのかは不明なままだが、マヒトゥ・ザ・ピーポーがその答えに近しい返答をしていた。
マヒトゥ・ザ・ピーポー:最初、市子とあった時、何も聴いてないし、何も読んでないし、映画も全然観てないって状態だったけど。YouTubeで友川カズキの「花々の過失」の映像とかを観せたら、もう「人生で一番ヤバイもの見た」ってくらいのすごい顔をしてて。自分から動いて貪欲にインプットしてない分、一個情報が入ってきた時の反応の爆発がすごいんだなって、あ〜こういうタイプの音楽の聴き方もあるんだと思って衝撃でした。
出典: liverary-mag.com
普段自分から探しに行かない分、人から薦められたものに触れた時のインプット量が一段と多い。
それが青葉市子の音楽性を作り上げた一つの要因だと考えられる。
「1stアルバムを作る前……ギターを弾いて曲を作るようになる前から大学に通いながらプリントの裏に物語を書いていました。そういうものと歌詞はつながっています。」
自身のライブMCにおいて、青葉は「1stアルバムを作る前……ギターを弾いて曲を作るようになる前から大学に通いながらプリントの裏に物語を書いていました。そういうものと歌詞はつながっています。」という言葉を残している。独自の世界観と圧倒的な音楽性で日本の音楽業界で絶賛されている青葉が、自身のルーツに触れた「核心」ともいえる一言だ。
青葉市子の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
師は「山田庵巳」
以前、青葉市子はインタビューでこのように語っている。
記者:アルバムの6曲目「機械仕掛乃宇宙」は青葉さんがギターを手にするきっかけとなった山田庵巳さんのカバー曲ですよね。
青葉市子:山田さんの曲はどれも大好きで、中でも「機械仕掛乃宇宙」は自分で曲を作る前から弾いていた曲なんですよね。
出典: natalie.mu
山田庵巳は、青葉市子がクラシックギターを弾くきっかけとなった人物。
8弦のクラシックギターを使って弾き語りをするスタイル。
山田庵巳の影響を受けたからこそ、青葉市子もクラシックギターの弾き語りのスタイルで現在も活動していると考えられる。
山田庵巳の楽曲「雨粒」
CDジャケットがシンプルな理由
以前、青葉市子は自身のCDジャケットについてこのように語っていた。
まず私は、音楽以外の情報を出したいと思っていないんです。今は多くの人が関わってくれているので、写真もビデオも撮りますけど、私にとって“本当の情報”はそこにはないんですよね。
出典: natalie.mu
「音楽以外の情報を出したくない。」
この思いがあるために、青葉市子は自身のCDジャケットで、文字や写真などを使用していない。
1stアルバム『剃刀乙女』では白色、2ndアルバム『檻髪』では、人とのかかわりが増えたことから肌色など、制作当時の想いが込められたCDジャケットとなっている。
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目次 - Contents
- 青葉市子の概要
- 青葉市子の活動経歴
- デビュー前
- デビュー後
- 青葉市子のプロフィール・人物像
- 青葉市子のディスコグラフィー
- アルバム
- 『剃刀乙女』
- 『檻髪』
- 『うたびこ』
- 『0』
- 『マホロボシヤ』
- 『qp』
- 『アダンの風』
- 『Luminescent Creatures』
- ライブアルバム
- 『かいぞくばん 2010年12月7日』
- 『0%』
- 『プネウマ』
- 『"gift" at Sogetsu Hall(Live)』
- 『"Windswept Adan” Concert at Bunkamura Orchard Hall (Live)』
- 『Live at Jazzstate, 04/12/2019 / Albert Karch & 青葉市子』
- 『Ichiko Aoba with 12 Ensemble (Live at Milton Court)』
- 『15th Anniversary Concert』
- 共同作品
- 『火のこ』
- 『ラヂヲ』
- 『NUUAMM』
- 『w/ave』
- 青葉市子の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「いきのこり●ぼくら」
- 「機械仕掛乃宇宙」
- 「月の丘」
- 「外は戦場だよ」
- レースのむこう
- 悲しみのラッキースター
- 奇跡はいつでも
- サーカスナイト
- 青葉市子のインタビュー動画
- 青葉市子の名言・発言
- 「曲作りでは詞を先に手掛ける」
- 「自分から何かを探しに行くことはない」
- 「1stアルバムを作る前……ギターを弾いて曲を作るようになる前から大学に通いながらプリントの裏に物語を書いていました。そういうものと歌詞はつながっています。」
- 青葉市子の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 師は「山田庵巳」
- CDジャケットがシンプルな理由
- CMで使われた青葉市子の楽曲の数々
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