tofubeats(トーフビーツ)の徹底解説まとめ
tofubeats(トーフビーツ)とは、1990年生まれのトラックメーカー、DJ、音楽プロデューサー。神戸出身。自身の楽曲制作だけでなく、ももいろクローバーZや、平井堅など、数多くのアーティストに楽曲提供も行っている。パソコンの打ち込みにより楽曲制作を行っており、幅広い音楽知識から様々な楽曲の音源を切り取り自身の楽曲に適用するサンプリングを多用する。
tofubeatsの概要
tofubeats(トーフビーツ)は中古CDや中古レコードとパソコンを駆使した楽曲制作活動を行う歌手、音楽プロデューサー、DJ、トラックメーカー。本名は河合佑亮(かわいゆうすけ)。中学生の頃からすでにオリジナル曲を作成していた。様々なジャンルの音楽に精通しており、自宅には部屋の一面を埋め尽くすほどCDが並べられている。活動の早い段階から音楽プロデューサーとしての一面をもち、2009年、若干19歳の時にももいろクローバーZに楽曲提供を行っている。業界内の評価は世間に知れ渡る前から高いものだった。そんなtofubeatsの名を世に知らしめるきっかけとなったのが2012年に発表した「水星(feat.オノマトペ大臣)」。この曲がiTunes総合チャートで1位を獲得し、その名は世に広く知れ渡ることとなった。その流れに乗り2013年にメジャーデビュー。メジャー1stアルバムの『First Album』を2014年10月2日に発売した。
2016年2月28日には「BEST GROOVE ARTIST(もっとも優れたダンスミュージックアーティストに授与される賞)」を受賞した。
tofubeatsの活動経歴
WIREに史上最年少で出演
中学生の頃からインターネット上で音源をリリースしていたtofubeatsは作品の1つがimdkmのWebサイトで紹介されたことをきっかけに、日本のレコード・レーベルのMaltine Recordsの存在を知り、dj newtown名義で参加する。そしてヴィレッジヴァンガードなどに対して販売営業を行っていたところ、メジャーレーベルの新人育成部門から声が掛かる。その後電気グルーヴの石野卓球主催のWIREに、史上最年少での出演を果たした。
「水星」の大ヒットとメジャーデビュー
2012年6月30日にシングル『水星』をリリースしたところ、iTunesシングル総合チャートで1位を獲得する大ヒットとなる。また2013年4月24日にはオリジナル・アルバムの『Lost Decade』をリリース、iTunes Store総合1位を記録する。この流れに乗るように、同年にはワーナーミュージック・ジャパンからメジャーデビューし、『Don't Stop the Music』をリリースした。
他アーティストとの交流
tofubeatsは自身で楽曲をリリースする以外にも、楽曲提供やリミックスも行っている。2009年にはアルバム『未来へススメ!』に収録されている「ももいろパンチ」を、2012年にはYUKIの「わたしの願い事」をリミックスしている。またワーナーへの採用後にファンの森高千里にコラボレーションのオファーを送ったところ、快諾されて「Don't Stop The Music feat.森高千里」の制作が行われた。その後は森高千里自身の代表的な楽曲群を全編クラブミュージックにリミックスして、tofubeatsが他のアーティストに提供した作品とマッシュアップを行い、『LIVE MONSTER』やサマーソニック2014で共演を行っている。
tofubeatsはimoutoidの盟友であり、ファンでもあった。imoutoidが亡くなった後、彼の死をテーマにした「朝が来るまで終わる事の無いダンスを」という楽曲を発表した。
「BEST GROOVE ARTIST」の受賞
2016年2月28日、「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」で「BEST GROOVE ARTIST」を受賞した。これはもっとも優れたダンスミュージックアーティストに授与される賞である。tofubeatsは受賞した時にトロフィーを手に「(今後コラボしたいのは)やっぱりユースケ・サンタマリアさん! ビンゴボンゴの大ファンなんで」と隣に立つユースケを見ながら語った。
tofubeatsのプロフィール・人物像
tofubeatsは1990年11月26日生まれの神戸出身。神戸在住であることに強いこだわりを持っており、雑誌『Meets Regional』にも神戸に関するコラムを寄稿している。本名は河合佑亮。
インターネットを利用して楽曲の発表を行うことで、WIRE出演・メジャーアーティストとのコラボを実現し、若くして数々の実績を上げることに成功した。平成生まれ世代のトラックメーカーとして、2008年頃から徐々に音楽業界における存在感を増している存在として注目されている。
2020年5月には自身のInstagramでかねてから交際していた女性と結婚したことを明かした。
tofubeatsのディスコグラフィー
Lost Decade
1. intro
2. SO WHAT!? feat.仮谷せいら
3. ALL I WANNA DO
4. Les Aventuriers feat.PUNPEE
5. Fresh Salad feat.SKY-HI
6. m3nt1on2u feat.オノマトペ大臣
7. I don't care
8. time thieves
9. 夢の中まで feat.ERA
10. old boys
11. No.1 feat.G.RINA
12. touch A
13. OMOI-DORI
14. synthesizer
15. 水星 feat.オノマトペ大臣
16. LOST DECADE feat.南波志帆
17. SO WHAT!?(EXTENDED FULL POWER DIGITAL MIX!!)
2013年発売。tofubeatsの代表曲である「水星」が収録されている。
また、メジャーデビュー前にも関わらずバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』のオープニング曲を手がけるラッパー、PUNPEEやボーカルダンスユニット「AAA」のメンバーであるSKI-HIが客演として参加しており、tofubeatsの業界内評価の高さがわかる。
First Album
1. 20140809 with lyrical school
2.#eyezonu
3. poolside feat. PES(RIP SLYME)
4. Come On Honey!feat. 新井ひとみ(東京女子流)&okadada
5. ディスコの神様 feat.藤井隆
6. おしえて検索 feat.の子(神聖かまってちゃん)
7. CAND¥¥¥LAND feat. LIZ
8. 朝が来るまで終わる事の無いダンスを(Album version)
9. Populuxe
10. zero to eight
11. framed moments
12. content ID
13. Her Favorite feat.okadada
14. Don't Stop The Music feat. 森高千里(Album Version)
15. way to yamate
16. 衣替え feat. BONNIE PINK
17. ひとり
18. 20140803
2014年発売、メジャーファーストアルバム。なお発売日はtofubeatsの名にちなみ、10月2日(豆腐の日)である。
藤井隆や森高千里といったメジャーシーンで活躍するお笑い芸人、タレントが客演として参加しており、前アルバム『Lost Decade』と比較するとtofubeats自身の活動の幅が広がっている。8曲目の「朝が来るまで終わることのないダンスを」は18歳の若さで急逝した友人のトラックメーカー・imoutoidに向けて書かれた曲。
POSITIVE
1. DANCE&DANCE
2. POSITIVE feat. Dream Ami
3. T.D.M. feat. okadada
4. Too Many Girls feat. KREVA
5. STAKEHOLDER
6. Throw your laptop on the fire feat. 小室哲哉
7. I know you
8. Without U feat. Skylar Spence
9. すてきなメゾン feat. 玉城ティナ
10. くりかえしのMUSIC feat. 岸田繁(くるり)
11. 閑話休題
12. 別の人間 feat. 中納良恵(EGO-WRAPPIN’)
13. I Believe In You
2015年発売、メジャーセカンドアルバム。客演はくるりの岸田繁、モデルの玉城ティナなどこれまで以上にバラエティに富んでいる。それに相応するかのように曲調もポップなもの、ヘビーなものと様々である。
FANTASY CLUB
目次 - Contents
- tofubeatsの概要
- tofubeatsの活動経歴
- WIREに史上最年少で出演
- 「水星」の大ヒットとメジャーデビュー
- 他アーティストとの交流
- 「BEST GROOVE ARTIST」の受賞
- tofubeatsのプロフィール・人物像
- tofubeatsのディスコグラフィー
- Lost Decade
- First Album
- POSITIVE
- FANTASY CLUB
- RUN
- REFLECTION
- tofubeatsの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 水星
- LONELY NIGHTS
- tofubeatsの名言・発言
- 「僕は意味もなくピッチを下げるのが超好きなんです」
- 「皆が自分の好きなものを好き、と言って良いとされるのはとてもいい時代、だと思っています」
- tofubeatsの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アニメ『クラシカロイド』でモーツァルトのムジークプロデューサーを担当