長谷川白紙(Hakushi Hasegawa)の徹底解説まとめ

長谷川白紙(Hakushi Hasegawa)とは1998年生まれ、東京出身のシンガーソングライター。2016年に音楽活動を始め、2017年にデジタルEP『アイフォーン・シックス・プラス』を無償発売。2018年にEP『草木萌動』でCDデビューを果たす。2023年にアメリカ・LAのレーベルBrainfeeder(ブレインフィーダー)と契約し、2024年に2ndアルバム『魔法学校』を発売。電子音楽(ブレイクコア、エレクトロニカ)、ジャズ、現代音楽などを融合し、独創的なポップスを展開している

長谷川白紙(Hakushi Hasegawa)の概要

長谷川白紙(Hakushi Hasegawa)とは1998年12月21日生まれ、東京出身のシンガーソングライター。東京・立川にある私立の国立(くにたち)音楽大学を卒業し、2023年(2022年度)に同大学院を修了した(いずれもコンピュータ音楽を専攻)。

ボーカルとプログラミングのほか、ピアノやシンセサイザーなどの楽器を演奏する。電子音楽(ブレイクコア、エレクトロニカ、テクノ)、ジャズ、現代音楽(実験音楽、前衛音楽)などが融合した複雑で難解なサウンドを、独創的なポップスに昇華している。

2016年、SoundCloud(サウンドクラウド)に音源をアップし、10代で音楽活動を開始。2017年にフリーのデジタルEP『アイフォーン・シックス・プラス』、2018年に初のCD作品となるEP『草木萌動』、2019年に1stアルバム『エアにに』を発売した。

2023年にアメリカ・ロサンゼルス(LA)のBrainfeeder(ブレインフィーダー)と契約し、デジタルシングル「口の花火」でレーベルデビューを果たす。続いて、2024年に2ndアルバム『魔法学校』を発売した。

長谷川白紙(Hakushi Hasegawa)の活動経歴

10代で音楽活動を開始

初めて顔を露出したアーティスト写真(2024年5月7日更新)

2016年8月、17歳でSoundCloud(サウンドクラウド)に「肌色の川」という曲をアップし、音楽活動を開始。

2017年10月、18歳でtomad(トマド)主宰の東京のレーベル、Maltine Records(マルチネ・レコーズ)より、デジタルEP『アイフォーン・シックス・プラス / iPhone 6 Plus』を無償発売した。

EP『草木萌動』でCDデビュ

Mikikiのインタビュー記事「長谷川白紙、恐るべき才能が新たに手に入れた〈声〉 身体へのアプローチが集約された『魔法学校』を語る」(2024年8月8日)より

2018年12月18日、10代最後の19歳で東京のレーベルMusicmine(ミュージックマイン)からEP(ミニアルバム)『草木萌動 / Somoku Hodo』を発売し、CDデビューを果たした。12月21日の誕生日で20歳になる3日前のことだった。

さらに、映画『月極オトコトモダチ』(2019年6月公開)の主題歌、BOMIと入江陽「ナニカ (feat. 長谷川白紙)」の編曲が話題になる。2019年11月13日、20歳でMusicmineより1stアルバム『エアにに / Air Ni Ni』を発売した。

Brainfeeder(ブレインフィーダー)と契約

『HAKUSHI HASEGAWA First tour 2024 魔法学区』最終公演(2024年10月25日@東京・恵比寿LIQUIDROOM)より

フライローことFlying Lotus(フライング・ロータス)主宰のアメリカ・ロサンゼルス(LA)のレーベル、Brainfeeder(ブレインフィーダー)と契約。2023年7月25日にSam Wilkes(サム・ウィルクス)がベースで参加した第1弾シングル「口の花火 / Mouth Flash (Kuchinohanabi)」を発売した。

2024年7月24日には2ndアルバム『魔法学校 / Mahōgakkō』を発売し、2024年10月に初のツアー『HAKUSHI HASEGAWA First tour 2024 魔法学区』を開催した。

THE FIRST TAKEに出演

THE FIRST TAKEに初登場し「草木」を披露した長谷川白紙(2024年7月19日)

2024年7月19日、THE FIRST TAKEに初登場し、EP(ミニアルバム)『草木萌動 / Somoku Hodo』(2018年12月18日発売)のリード曲「草木 / Somoku」を披露した。

ボーカル&キーボード・長谷川白紙、ドラム・秋元修太郎(Shu Akimoto)、ベース・宮地遼(Ryo Miyachi)、パーカッション・相川瞳(Hitomi Aikawa)、アルトサックス・松丸契(Kei Matsumaru)という編成である。

2024年7月31日、THE FIRST TAKEに再登場した際に披露したのは、2ndアルバム『魔法学校 / Mahōgakkō』(2024年7月24日発売)の収録曲「外 / Outside (Soto)」。いきものがかりの水野良樹、ぷにぷに電機、諭吉佳作/menらゲストボーカルが参加した。初登場・再登場ともに衣装はnoir kei ninomiya(ノワール ケイ ニノミヤ)である。

長谷川白紙(Hakushi Hasegawa)のプロフィール・人物像

THE FIRST TAKEに再登場し「外」を披露した長谷川白紙(2024年7月31日)

1998年12月21日生まれ、東京出身のシンガーソングライター、長谷川白紙(はせがわはくし)。国立音楽大学の「音楽学部>演奏・創作学科>コンピュータ音楽専修」を卒業し、国立音楽大学院の「作曲専攻>コンピュータ音楽コース」を修了した(2022年度)。

ボーカル、ピアノ、シンセサイザー、プログラミングなどを駆使して、ブレイクコアやエレクトロニカといった電子音楽やジャズ、現代音楽などの要素を取り入れたポップミュージックを繰り広げている。

2016年からSoundCloudなどで音楽活動を始め、2018年にEP『草木萌動』、2019年に1stアルバム『エアにに』、2023年にBrainfeederと契約し、2024年に2ndアルバム『魔法学校』を発売した。

1人称は「私、わたし、あたし」、3人称は「he/him」ではなく、ノンバイナリーの代名詞ともいえる「they/them」。初めて公的に顔を露出したのは2024年5月7日に更新したアーティスト写真である。

長谷川白紙(Hakushi Hasegawa)のディスコグラフィー

シングル

「あなただけ / Only You」

2019年11月9日発売

1stアルバム『エアにに / Air Ni Ni』(2019年11月13日発売)のリード曲かつ先行配信曲「あなただけ / Only You」。

ファンクバンド、オーサカ=モノレールのメンバー(2003年~2006年5月)を経て、EGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)のサポートバンド、THE GOSSIP OF JAXX(ザ・ゴシップ・オブ・ジャックス)のメンバーとして活動する川崎太一朗(Taichiro Kawasaki)がトランペットで参加している。

「砂漠で / Desert」

gao_gaoi
gao_gaoi
@gao_gaoi

目次 - Contents