青葉市子(Ichiko Aoba)の徹底解説まとめ

青葉市子とは、日本の女性シンガーソングライター。
クラシックギターの弾き語りによる演奏スタイルで澄み切った歌声、美しいメロディライン、シュールな詞が特徴的。
ギターの演奏はすべて自己流。誰から学んだわけでもなく一人で身につけたその技術によって、彼女が秘めている深く大きな世界観を表現している。
既存の音楽にとらわれずに自分の世界観を表現し、数々のミュージシャンからも多大な評価を受けている。
また、音楽家だけでなく、ナレーター・物書き・舞台役者・絵描きとしても活動。

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『かいぞくばん 2010年12月7日』

【『かいぞくばん 2010年12月7日』の収録曲】
1. 不和リン
2. 光蜥蜴
3. 灰色の日
4. 繙く風
5. ポシェットのおうた
6. ココロノセカイ
7. イソフラ区ボンソワール物語
8. 日時計

『かいぞくばん 2010年12月7日』は、青葉市子のライブアルバム。2011年2月2日に発売された。
2010年12月7日に青山の「EATS and MEETS Cay」で行なわれたワンマンライブの模様が収録。
1stアルバム『剃刀乙女』、2ndアルバム『檻髪』の収録曲が今作には収録されている。

『0%』

【『0%』の収録曲】
1. airplane(20131125)
2. いきのこり●ぼくら(20131125)
3. i am POD(0%)(20131125)
4. IMPERIAL SMOKE TOWN(20131125)
5. Mars 2027(20131125)
6. 四月の支度(20131125)
7. うたのけはい(20131125)
8. 機械仕掛乃宇宙(20131125)
9. はるなつあきふゆ(20131125)
10. いりぐちでぐち(20131125)
11. 永遠はさよなら(20131125)

『0%』は青葉市子のライブアルバム。2014年1月29日にiTunes限定で配信された。
2013年11月25日、「Shibuya WWW」で行なわれたワンマンライブを音源化したアルバムだ。
3rdアルバム『うたびこ』、4thアルバム『0』に収録されている曲が演奏された。

なお、今作には、山田庵巳の「はるなつあきふゆ」「機械仕掛乃宇宙」や、青葉市子と親交のあるシンガーソングライター「七尾旅人」の楽曲の「airplane」のカバーも収録されている。

七尾旅人の演奏する「airplane」

『プネウマ』

【『プネウマ』の収録曲】
1. IMPERIAL SMOKE TOWN (詞曲・青葉市子)
2. Mars 2027 (詞曲・青葉市子)
3. ともしびの白百合 (詞・青葉市子 曲・三宅純)
4. 不和リン (詞曲・青葉市子)
5. Frozen Tide (曲・三宅純)
6. 重たい睫毛 (詞曲・青葉市子)
7. 日時計 (詞曲・青葉市子)
8. 神様のたくらみ (詞曲・青葉市子)
9. ゆさぎ~マホロボシヤ (詞曲・青葉市子)
10. Lilies Of The Valley (曲・三宅純)

『プネウマ』は青葉市子のライブアルバム。2017年10月25日に発売された。
2016年11月と2017年2月に代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」で行なわれた三宅淳とのセッションライブが収録。
三宅淳は、ジャズトランぺッターであり、CM音楽や映画音楽など作編曲活動も行なっているミュージシャン。2016年、リオオリンピック閉会式のハンドオーバーセレモニーで流れた「君が代」のアレンジも手掛けた。

青葉市子と三宅淳の演奏が融合した今作は、幻想的な新しい宇宙を作り上げている。
「IMPERIAL SMOKE TOWN」や「不和リン」など、今まで発表された楽曲が形を変えて、新たな表情が垣間見える。
青葉市子と三宅淳の楽曲を知らずとも楽しめる作品だ。

2014年、パリで行なわれた三宅淳のライブより「Alviverde」

『"gift" at Sogetsu Hall(Live)』

【『"gift" at Sogetsu Hall』の収録曲】
1. 守り哥("gift" live ver.)
2. テリフリアメ("gift" live ver.)
3. みなしごの雨("gift" live ver.)
4. ココロノセカイ("gift" live ver.)
5. 不和リン("gift" live ver.)
6. レースのむこう("gift" live ver.)
7. 星のプレゼント("gift" live ver.)
8. 太陽さん("gift" live ver.)
9. 少女と檻("gift" live ver.)
0. 鬼ヶ島("gift" live ver.)
11. 機械仕掛乃宇宙("gift" live ver.)
12. ポシェットのおうた("gift" live ver.)
13. 遠いあこがれ("gift" live ver.)
14. 月の丘("gift" live ver.)
15. 奇跡はいつでも("gift" live ver.)
16. bouquet("gift" live ver.)
17. おめでとうの唄("gift" live ver.)

『"gift" at Sogetsu Hall』は、青葉市子のライブアルバム。2020年4月3日にリリースされた。
今作は1月に東京都の草月ホールで行われたデビュー10周年記念ソロコンサート「"gift" 青葉市子 10th anniversary concert I」の音源を収録したもの。
10年間で発表した6つのアルバムの楽曲が、このライブで演奏された。

『"Windswept Adan” Concert at Bunkamura Orchard Hall (Live)』

【『"Windswept Adan” Concert at Bunkamura Orchard Hall (Live)』の収録曲】
1. Prologue
2. Pilgrimage
3. Porcelain
4. 帆衣
5. Easter Lily
6. Parfum d’étoiles
7. 霧鳴島
8. Sagu Palm’s Song
9. chinuhaji
10. 血の風
11. Hagupit
12. Dawn in the Adan
13. ohayashi
14. アダンの島の誕生祭
15. 守り哥
16. 海底のエデン

スタジオアルバム『アダンの風』の世界観を、総勢10名による室内楽編成で壮大に再構築したライブアルバム。
ギターと歌を軸に、弦楽器や木管楽器が織り成す繊細なアンサンブルが楽曲へ新たな息吹を吹き込み、スタジオ音源では味わえない奥行きと躍動感を生み出している。Bunkamuraオーチャードホールならではの豊かな残響や空気感も丁寧に収録されており、まるで客席で演奏を見守っているかのような臨場感が魅力だ。『アダンの風』で描かれた幻想的な物語はライブならではの熱量と生命感をまとい、楽曲同士のつながりや世界観がより立体的に浮かび上がる。単なるライブ音源にとどまらず、一つの作品として再構築された“もうひとつの『アダンの風』”とも呼べる完成度を誇り、青葉市子の音楽が持つ静けさと力強さをあらためて実感させる一枚となっている。

『Live at Jazzstate, 04/12/2019 / Albert Karch & 青葉市子』

【『Live at Jazzstate, 04/12/2019 / Albert Karch & 青葉市子』の収録曲】
1. Tenshi no tamago
2. Toumei
3. Improvised medley
4. ひかりのふるさと
5. drum solo / improvisation
6. mew gull

ドラマーで作曲家のアルベルト・カルヒと青葉市子が2019年に行ったライブを収録した作品。両者の即興性と繊細な対話が凝縮されたライブアルバムである。
スタジオ作品の『Celestially Light』を軸としながらも、演奏は原曲の再現にとどまらず、その場の空気や互いの呼吸に導かれるように自由に変化していくサウンドが魅力的。青葉市子の透き通る歌声とクラシックギター、カルヒのピアノやパーカッションは互いを引き立て合い、静寂までも音楽の一部として取り込むような、緊張感あふれるアンサンブルを生み出している。
24分を超える「Improvised Medley」をはじめとする即興演奏では、旋律やリズムが絶えず姿を変え、ジャンルの枠を越えた音の対話が展開されるのも聴きどころだ。ライブならではの偶発性と親密な空気感が作品全体を包み込み、二人の音楽的信頼関係と創造力を鮮やかに映し出した一枚として、高い完成度を誇っている。

『Ichiko Aoba with 12 Ensemble (Live at Milton Court)』

【『Ichiko Aoba with 12 Ensemble (Live at Milton Court)』の収録曲】
1. 帆衣 / Easter Lily
2. Parfum d’étoiles
3. 霧鳴島
4. Sagu Palm’s Song
5. 血の風
6. Hagupit
7. Dawn in the Adan
8. アダンの島の誕生祭
9. 守り哥
10. 海底のエデン
11. アンディーヴと眠って
12. 赤とんぼ
13. もしもし

2022年にロンドンのミルトン・コート・コンサートホールで行われた公演を収録したライブアルバムであり、青葉市子の音楽が国際的な舞台で新たな表情を獲得したことを示す作品でもある。
ヨーロッパ屈指の弦楽アンサンブル・12 Ensembleとの共演によって、『アダンの風』を中心とした楽曲群はより豊かな奥行きと立体感をまとい、室内楽ならではの優雅な響きが幻想的な世界観を一層引き立てている。青葉の繊細なギターと透明感あふれる歌声は、弦楽器の柔らかな音色に包み込まれながらも確かな存在感を放ち、静寂さえも演奏の一部として感じさせる緊張感を生み出している。ライブならではの息遣いやホールの残響も丁寧に収録されており、観客と演奏者が共有する空気までも作品へ封じ込めたような臨場感が魅力だ。スタジオ音源とは異なるアレンジによって楽曲の新たな魅力を引き出し、青葉市子の音楽世界が持つ普遍性と国境を越える表現力をあらためて実感させるライブアルバムとなっている。

『15th Anniversary Concert』

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