ブラック・エンジェルズ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラック・エンジェルズ』とは、1981年から5年間『週刊少年ジャンプ』で連載された、平松伸二原作のコミックスで、販売部数累計は800万部。連載前半は、雪藤洋士を中心とするブラックエンジェルが、法で裁けない悪人を抹殺する物語であったが、後半は、超人的能力が多く登場するバトル漫画となった。
連載終了後も多くの関連作が描かれており、『マーダーライセンス牙』とのコラボ作品『マーダーライセンス牙&ブラック・エンジェルズ』や、松田鏡二を主人公とした『ザ・松田 ブラックエンジェルズ』などが連載された。

切人(偽)の側近で、不動王を上回る巨体と怪力の持ち主。雪藤のスポークも麗羅のナイフも松田の鉄拳も寄せ付けず、松田の巨大ブーメランをも素手で受け止めた。

影(かげ)

水原陸幕長の密偵。息子たちの竜牙会内クーデターを陸幕長に報告する際に射殺される。

シュラ

「地獄の三匹」のリーダー的存在で、本名は松井栄一。4歳の時に大火傷で顔の左半分を失う。6歳で両親を失い、孤児院に入るが、そこが竜牙会の末端組織だったことから暗殺者となった。強力催眠と幻覚を武器とし、亜里沙を強力催眠にかけてブラックエンジェルを内部から壊滅させようと企むが失敗。心を無にした雪藤には催眠攻撃が全く効かず、殺される。

ガイ

「地獄の三匹」の中の一匹。骸骨のようなコスチュームと容貌で、指に付けた指の骨を模した凶器と素早い動きで相手を翻弄する。口から吐く毒液は目の神経を破壊するほど強力で、羽死夢を失明させ再起不能に追い込んだが、水鵬のマシンガンによる不意打ちで倒される。

ソドム

「地獄の三匹」の一匹で、本名は後藤和彦。3歳の時に両親を交通事故で失い、竜牙会の末端組織の孤児院に入れられる。全身の傷は暗殺組織の特訓と今まで殺した108人との死闘によるもの。竜牙会の殺し屋の中でも圧倒的な肉体的パワーを誇り、シュラの強力催眠で鋼鉄の肉体と、ビルを倒すほどの超破壊力を手に入れるが、催眠術では人体の限界を超えられなかったためにパワーが落ちてしまい、最後は松田に倒された。

悪魔憎涅巣(アマゾネス)

卑弥子が操る5人の部下で、ビキニコスチュームで美人揃いの殺し屋。
悪夜(あや)
コウモリを操って相手の血を吸わせる攻撃をする。水鵬の罠にかかり爆死。
黄泉(よみ)
間欠泉に潜む。雪藤の目を一時的に失明させたが、逆にそれが雪藤の能力を高め殺される。
刺魔(しま)
悪夜と姉妹のように育った。棘のある草葉を操り松田と麗羅を苦しめるが、自力で風を作った松田の反撃に遭い死ぬ。
妖火(ようか)
火炎攻撃を得意とする。黄泉との戦いで視力が回復していない雪藤を追い込むが、炎が自分の位置を教える結果となり死ぬ。
名前不明のメンバー
丸ノコをヨーヨーのように繰る。雪藤、松田、水鵬と戦い、自爆して果てる。

八凶星

神麗院(しんれいいん)

見た目は騎士のような甲冑を纏っており、民間人に重労働を強いて西洋風の居城を作らせていた。失敗は死を以て償わせる冷酷な性格。最期は飛鳥によりトランプで眼と耳を潰された後、帽子で斬首された。

神雷(じんらい)

スキンヘッドにサングラスをかけた太った男で、アブドーラ・ザ・ブッチャーを彷彿とする。神魔と同様に青龍刀を武器とする。神麗院と手を組むが、神帝に倒される。

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