衝撃のラスト・伏線・どんでん返しが面白い映画10選!『バタフライ・エフェクト』など

予想ができない衝撃のラストを迎えたり、巧妙に伏線が隠されていたり、胸のすくような華麗などんでん返しがあったりする映画は、人々にもう一度見たいと思わせる魅力がある。ここではそんな本当に面白い映画10作品をまとめた。

7. 母なる証明

2009年 / 韓国
監督:ポン・ジュノ
脚本:パク・ウンギョ、ポン・ジュノ
出演:ウォンビン、 キム・ヘジャ

あらすじ:
早くに夫を亡くして以来、一人息子のトジュン(ウォンビン)と静かに暮らすヘジャ(キム・ヘジャ)。そんなある日、街で殺人事件が起こり、もの静かなトジュンが第一容疑者に。事件の解決を急ぐ警察がトジュンを犯人と決めつけ、無能な弁護人も頼りにならない中、ヘジャは真犯人を捜し出し、息子の無実を証明しようとする。

息子を想う母を描いた感 動のヒューマンドラマと 思われている方は要注意!!ラスト数10分は、思いっきり頭を殴られた衝撃を受けることでしょう。そう、ポン・ジュノですから。そんな平凡な感動の親子物語など描くはずもないのです。

韓国の作品から1作。「殺人の追憶」や「グエムル」国際的に評価される名匠ポン・ジュノによる母子を描いたサスペンス作品です。巧みに計算された本格サスペンスな伏線とストーリーもさることながら、終盤数十分の展開には鳥肌が止まりません。ラストシーンも印象的です。

8. さんかく

2010年 / 日本
監督:吉田恵輔
脚本:吉田恵輔
出演:高岡蒼甫、田畑智子、小野恵令奈

あらすじ:
倦怠(けんたい)期を迎えたカップルの部屋に、彼女の気まぐれな妹が転がり込み、恋の三角関係に発展していくラブコメディー。

アイドルとイケメン俳優が出る退屈なコメディー映画と思いきや‥.

この映画は、百瀬と加代と桃をめぐる、ありがちな三角関係の葛藤劇ではない。誰も三角関係に悩んでなどいない。

出典: d.hatena.ne.jp

ジャケットなどでは「ほのぼのとした、地味な恋愛映画」を思わせますが、映画本編はそんな印象とは全然違う。キモは後半の意外な展開にあると思います。予備知識なしで観てほしい

出典: kagehinata64.blog71.fc2.com

韓国の作品に続き日本の作品を一作。アイドル(小野恵令奈)とイケメン俳優の出るラブストーリーと思いきや、序盤のほのぼのしたトーンとは一変して中盤からはリアルで恐ろしい展開が続いていきます。ラストシーンも印象的です。今回選んだ他の9作に劣らず最後まで目の離せない面白い作品です。ぜひ前情報無しでご覧下さい。

9. シックスセンス

出典: www42.tok2.com

1999年 / アメリカ
監督: M・ナイト・シャマラン
脚本: M・ナイト・シャマラン
出演: ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント

あらすじ:
高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者の凶弾に倒れてしまう。リハビリを果たした彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。コールは常人には無い特殊な“第6感”――死者を見る事ができる能力――を持っていた。コールを治療しながら、彼によって自らの心も癒されていくマルコム。そして彼には予想もつかない真実が待ち受けていた……。

「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」

シックスセンスを超えるオチの映画って何かある?

ブルース・ウィリス主演の異色ホラー作品です。ホラー作品でありながら死者の姿が見える少年と心に傷のある精神科医の心の交流を描いたドラマであり、これぞ「どんでん返し」といえるオチが秀逸な作品です。

kkk333
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