ダイヤのA(エース)のネタバレ解説・考察まとめ

『ダイヤのA(エース)』は、高校野球を題材にした、寺嶋裕二によるスポーツ漫画である。『週刊少年マガジン』にて2006年第24号から2015年第7号まで第1部が連載され、同年第38号から第2部『ダイヤのA actII』(ダイヤのエース アクトツー)が連載されている。投手としての才能を見出されて野球の名門校に入学した主人公・沢村栄純が、チームメイトとともに甲子園を目指しながら成長する姿を描く。各社の漫画賞を受賞し、累計発行部数4000万部を突破した人気作である。

学年:高校3年→OB
ポジション:三塁手
投打:右投右打
背番号:二軍(3春)→5(3夏-)
身長/体重:182cm/82kg
CV:羽多野渉

増子透は結城世代の青道選手であり、この世代における野球部副主将である。東京都出身で、10月14日生まれのO型である。
強面の見た目に反して温厚な性格で面倒見が良く、ルームメイトでやんちゃな後輩である倉持と沢村には手を焼いている。沢村のことを「沢村ちゃん」と呼んで可愛がっている。初登場時には「エラーした際は喋るのを禁止する」という自分ルールを設定し、筆談で会話をこなしていた。 「うがう!」「うがらー!」など独特の雄叫びを上げ、好プレー時に見せるガッツポーズは「MGP(増子ガッツポーズ)」と呼ばれている。
体型を活かしたパワーヒッターで、その強さは詰まった当たりでもホームランに出来るほどである。直球には滅法強い反面、変化球を苦手としている。超重量級選手であるが、動きは素早い。
かなりの大食漢で入部当時から人並みはずれた食事量を取り、「お前は食うな!」と周りに釘を刺されている。プリンが好物らしくよく食べており、沢村にプリンのストックを勝手に食べられたときにはかなり怒っていた。引退後はどんどん太っていく事を下級生や監督の片岡に指摘され、「痩せよう」などと口にはしてもそのまま丸くなり続けている様子である。現在は、ユニフォームのベルトから腹がはみ出るほどになっている。
なお、バリカンのアタッチメントを付け忘れて自ら頭髪を剃り上げてしまい、3年夏の大会途中から丹波と共にスキンヘッドになった。

小湊 亮介(こみなと りょうすけ)

学年:高校3年→OB
ポジション:二塁手
投打:右投左打
背番号:4
身長/体重:162cm/55kg
CV:岡本信彦

小湊亮介は結城世代の青道選手であり、2番打者を務める。神奈川県 の陽光中学出身で、4月6日生まれのB型である。沢村世代の小湊春市の実兄であり、体格や容姿がよく似ている。沢村からは「お兄さん」と呼ばれている。
いつもニコニコしているが、実際にはかなりの毒舌で相当な負けず嫌いであり、後輩からは強面の伊佐敷以上に恐れられている。小さい頃はいじめられていた春市をいつも守っていた。 自分と同じ道を選んだ弟に対しては敢えて厳しい言動で接しているが、内面ではその才能を認めている。
青道打線一の技巧派であり、選球眼が非常に鋭く、投手が嫌がるプレーを得意とする。小柄ながら、守備技術の高さと守備範囲の広さは抜きんでており、倉持との二遊間コンビプレーでは鉄壁の守備を誇っている。

丹波 光一郎(たんば こういちろう)

学年:高校3年→OB
ポジション:投手
投打:右投右打
背番号:1
身長/体重:185cm/77kg
CV:森田成一

丹波光一郎は結城世代の青道選手であり、この世代のエース投手を務める。東京都出身で、4月10日生まれのA型である。投手としての素材はピカイチであるものの、入部当初はかなりの小心者で極度のあがり症であった。しかし、エースとしての自覚を増していくなかで、大事な場面でも堂々とプレーできる気迫を身に付けた。
長身から投げる縦に大きく割れるカーブを武器にする本格派投手であり、ストレートはMAXで140km/hの速球である。投球時に「ふしっ」と掛け声を出すことが多い。さらにピッチングの幅を広げるべく、夏の予選前にはシンカー方向に落ちるフォークを習得した。
青道のライバル校である市大三高の同世代エース・真中とは幼馴染であり、同じチームでプレーし続けていたが常に彼の控え投手であった。エースへのこだわりから市大三高からのスカウトを断り、真中とは別の青道へ入学を決意した。 2年の秋に肘を故障し、3年の春に復帰したものの、練習試合で顎に死球を受けて負傷し、夏の予選を目前にして戦線離脱を余儀なくされた。苦難を共にしてきた同級生からは大きな信頼と期待を寄せられており、片岡もそれを酌んで、夏の大会のエースナンバーを彼に託した。 復帰後には試合で途中降板したけじめとしてスキンヘッドにしている。

滝川・クリス・優(たきがわ・クリス・ゆう)

CV:浪川大輔
滝川・クリス・優は結城世代の青道選手である。東京都の丸亀シニア出身で、10月1日生まれのB型、愛称はクリスである。二世選手で、父親は元プロ野球の外国人助っ人をしている。努力家で妥協しない性格で、チームきっての野球知識を持つ。同学年をはじめチーム全体から厚く信頼され、3年生の時には記録員兼コーチ役を務めている。いつも手にしているノートブックは「クリスメモ」と呼ばれ、選手の膨大な情報が詰まっている。普段は声が小さく、高校時代はフキダシ上で文字が細く書かれていた。
かつて都内ナンバー1と呼ばれた大型捕手であり、中学時代に一度も勝てなかった御幸は彼に強い尊敬の念を抱いている。 1年時から正捕手として活躍していたものの、周囲の期待から無理を押して出場し続けたことで全治1年の重傷を負い、選手生命が危ぶまれることとなった。沢村とは当初は対立していたが、沢村がクリスの怪我の事実を知った後には和解し、指導役としてその成長の大きな助けとなった。
高校卒業後、大学リーグで見事復帰を果たす。御幸や沢村とのやりとりから、老けた容姿に悩んでいる様子である。

宮内 啓介(みやうち けいすけ)

学年:高校3年→OB
ポジション:捕手
投打:右投右打
背番号:12
身長/体重:176cm/80kg
CV:村田太志

宮内啓介は結城世代の青道選手であり、一軍の二番手捕手を務める。埼玉県出身で、8月31日生まれのO型である。がっちりとした体格で、筋トレを趣味とし、自らが調合したプロテインを「宮内オリジナル」と名付けている。沢村からは「マッスル先輩」と呼ばれ、後輩にも筋トレ法などを教えている様子が見られる。鼻息が荒く、頻繁に「んフー」と荒々しい鼻息をしている。バッテリーを組むことが多い川上の緊張をほぐすために股間を揉む事がよくあるが、本人にはかなり嫌がられている。 降谷の150km/hの球も一発で受け止められる優れた捕球技術を持つ。リード面や勝負強さで後輩の御幸に劣っていることを本人も自覚しており、ボールだけは絶対に後逸しないと心に決めている。

坂井 一郎(さかい いちろう)

CV:竹内栄治
坂井一郎は結城世代の青道選手である。埼玉県風間中学出身で、6月8日生まれのA型である。真面目な性格の努力家であり、素振りやグローブ、スパイクの手入れを毎日欠かさずにやっている。同級生の門田とは同じポジションを争うライバル関係にあり、3年生の春から好調をキープしレギュラーに選ばれた。しかし、守備位置の兼ね合いでマウンドを降りた降谷と交代させられることが多く、また、打撃面でも凡退したり三振することが多かった。

門田 将明(かどた まさあき)

CV:鈴木裕斗
門田将明は結城世代の青道選手である。ポジションは外野手である。丸刈りで目つきが悪い外見をしている。守備力と肩には定評があり、一塁ランナーコーチも務める。

楠木 文哉(くすのき ふみや)

CV:須藤翔
楠木文哉は結城世代の青道選手である。ポジションは遊撃手である。温厚な性格で、野球部以外にも友達が多い。よく声が通り、三塁ランナーコーチを務めている。

田中 晋(たなか しん)

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