御幸一也とは、寺嶋裕二の漫画『ダイヤのA』に登場する青道高校野球部の正捕手。中学時代から天才と称される逸材で、主人公の沢村や降谷が青道へ進む決め手となった重要人物である。飄々として掴みどころがなく、毒舌なため「性格が悪い」と言われることもあるが、実は面倒見が良く、後輩投手の育成にも尽力している。整った容姿から「イケメンキャッチャー」と呼ばれ、読者人気も非常に高い。卓越したリードと強肩を武器に、新チームでは主将として物語を牽引する。
御幸一也の概要
御幸一也(みゆきかずや)とは、寺嶋裕二の漫画『ダイヤのA』の主要人物である。青道高校野球部の正捕手(キャッチャー)を務めており、中学時代から「天才」の名をほしいままにしてきた逸材である。主人公・沢村栄純やライバルの降谷暁が青道高校への入学を決意する最大の要因となった、物語の鍵を握る重要人物である。
試合中に着用するゴーグル(スポーツサングラス)がトレードマークで、普段は眼鏡をかけている。常に飄々とした態度を崩さない食えない性格の自由人。思ったことをストレートに口にするため、周囲からはしばしば「性格が悪い」と評されることもある。指導においては放任主義な面が目立つが、その実、面倒見はよく、沢村や降谷といった手のかかる後輩たちのポテンシャルを引き出すために根気強く世話を焼いている。作中では「イケメンキャッチャー」と称されるなど、整った容姿も相まって、ファンからも高い人気を誇る。
ダイヤのA(エース)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『ダイヤのA(エース)』は、高校野球を題材にした、寺嶋裕二によるスポーツ漫画である。『週刊少年マガジン』にて2006年第24号から2015年第7号まで第1部が連載され、同年第38号から第2部『ダイヤのA actII』(ダイヤのエース アクトツー)が連載されている。投手としての才能を見出されて野球の名門校に入学した主人公・沢村栄純が、チームメイトとともに甲子園を目指しながら成長する姿を描く。各社の漫画賞を受賞し、累計発行部数4000万部を突破した人気作である。
御幸一也のプロフィール・人物像
所属:青道高校
学年:高校2年→3年
ポジション:捕手
投打:右投げ左打ち
背番号:2
身長/体重:179cm/71kg
誕生日:11月17日
血液型:B型
趣味・特技:料理
ヒッティングマーチ:狙いうち
CV:櫻井孝宏
演:和田琢磨(舞台版)、小波津亜廉(ミュージカル版)
青道高校野球部の正捕手。中学時代からその名は轟いており、主人公の沢村栄純や降谷暁が青道への入学を決意する決定的な要因となった重要人物である。
才能や実力は本物。容姿は「イケメンキャッチャー」と評されるほど整っているが、性格は飄々として食えず、歯に衣着せぬ物言いから友達がいなく、周囲から「性格が悪い」と言われることもある。ファンブックにて『孤高(ぼっち)の男たち』の一人にあがるほど。
「もともと大してコントロールもねぇし、バカなんだから」とオブラートに包まず言い放ち、沢村に「身も蓋もねぇっす」と心で突っ込まれるほどの口の悪さで、衣着せぬ発言がキツイ印象を与えている。極悪人ではないが、誤解されやすい性格。やや自分勝手で、投手のためになるなら嫌われ役も嘘もいとわない。本人には考えがあるようだが、その真意はあまり伝わってはいない。
しかしその実、投手のためにあえて嫌われ役を買って出る思慮深さを持ち、放任主義を装いつつも手のかかる後輩の世話を焼くなど面倒見が良い。性格は悪くても、それも素質の一つ。ある意味ライト・スタッフ。これから青道を担うであろう、川上、降谷、沢村の三人の投球を活かしたリードが出来るということはそれぞれの性格を理解してるからである。
敗戦すらバネにし、強くなろうという高い向上心。シニア時代に生意気を言って先輩にしめられても、翌日早くから練習に笑顔で参加できる芯の強さ。少し弱音を吐こうものなら「アカン、こいつ死ぬんか?」とまで言われてしまうくらい。
決して人徳が得られる人格者ではないが、悪い人間ではない。
野球以外では社交性に乏しく、教室では倉持洋一とばかり過ごしているためクラスメイトから「友達がいない」と揶揄される場面もある。
家庭では町工場「御幸スチール」を営む父と二人暮らしで、亡き母に代わり家事をこなす苦労人としての一面も持つ。中学時代は小柄ながら1年でシニアのレギュラーを勝ち取り、成宮鳴らからの誘いを断って「倒したい奴がいる」と一人青道へ進学した。新チームでは主将に就任し、当初は戸惑いながらも頼れるリーダーへと成長していく。
選手としては類稀なリード力と強肩を武器とする「青道の頭脳」であり、1年時から正捕手として活躍。打撃ではランナーがいる場面での勝負強さが際立つ。
普段は眼鏡姿だがプレー中はコンタクトレンズと度なしのサングラスを着用しており、その素顔や切り替えの瞬間は謎に包まれている。将来は野球で飯を食い、自由に野球をさせてくれた父へ恩返しをしたいという強いプロ志向を抱いている。
第1回人気投票で1位を獲得するなど作品屈指の人気を誇る。
捕手(キャッチャー)を選んだ理由
御幸一也が数あるポジションの中から捕手を選んだ背景には、その道具の形と役割に対する強烈なこだわりがある。単行本第6巻の番外編において、彼は「他のどれとも違うそのグローブの形…。俺はそこに強烈な魅力を感じたんだ」と語っており、ミットという特殊な道具そのものに魅了されたことが原点となっている。
また、捕手という役割に対しても並々ならぬ執着を抱いている。本編や番外編を通じて「こんなおもしれぇ場所…、他の誰かに譲ってたまるかよ!!」と独白するほど、扇の要としての面白さに没頭している。その熱量は、主将という立場に対して「自分は向いていない」と感じる一因になるほど、純粋に捕手というポジションを愛している。シニア時代の指導者からは、その強肩を活かせば投手としても大成できると評されていたが、本人には一切その気がなく、幼い頃から捕手一筋を貫く芯の強さを見せていた。
幼少期は決して体格に恵まれていたわけではないが、中学1年生の時点で青道の高島礼は彼の才能に目をつけていた。高島に「あなたはもっと高いレベルで野球をやるべきだわ」と言わしめるほど、当時から捕手として抜きん出た「何か」を備えていた。
その素質を象徴するのが、走者が「完全に盗めた」と確信するタイミングからでもアウトにできる驚異的な強肩である。二塁送球タイム1.83秒という驚異的な数字を叩き出すには、天性の肩の強さに加え、咄嗟の条件反射を体に刷り込む青道の厳しい練習が必要不可欠である。天賦の才と徹底した鍛錬が、彼を「青道の頭脳」たる正捕手へと押し上げたのである。
御幸一也の能力
捕手としての圧倒的な守備力
肩の強さと正確さは全国でも屈指であり、瞬時の判断から放たれる矢のような送球で、数多くの盗塁を阻止してきた。そのポテンシャルはシニア時代から傑出しており、「投手としても大成できる」と評されるほどであった。類稀なリード力と捕球力、強肩を誇る青道の頭脳として、肩を故障したクリスに代わり1年時からレギュラーの座を掴んだ。雑誌でも「青道の救世主」と紹介されるなど、早くから注目を浴びている。捕手というポジションにはリトルリーグ時代から強い魅力を感じており、誰もがやりたがらない役割にあえて志願したことが彼の原点となっている。
成長する打撃力
打撃面でも長打力を誇るが、かつては「ランナーがいないと打てない」というムラの多さが課題であった。しかし、秋の大会以降に4番打者かつ主将に就任してからはその弱点も克服。攻守共にチームを支える大黒柱へと成長し、意見の対立があった副主将の前園からも「選手として頭一つ抜きん出ている」とその影響力を認められるようになった。高校通算本塁打は3年生の東京代表選抜時までに37本を記録しており、プロ野球のドラフト上位指名候補としてその名を轟かせている。
御幸一也の来歴・活躍
青道の「天才捕手」として登場
東京都出身。リトルリーグ時代から「扇の要」である捕手の役割に魅了され、シニア時代には1年生にしてレギュラーを獲得した。稲城実業の成宮鳴ら同世代の実力者たちから一緒にプレーしようと誘いを受けるが、「最強の布陣よりも、面白い奴らと組んで戦いたい」という理由で、唯一誘いを断り青道高校へ進学。1年時から、故障した滝川・クリス・優に代わり正捕手の座を掴み、その圧倒的な強肩とリードで「天才」「青道の救世主」と称された。
沢村・降谷との出会いと夏季大会の激闘
地元・長野で無名だった沢村栄純の才能を見抜き、青道へと導いた。入学後、沢村と降谷暁という対照的な二人の投手を、時に厳しく、時に飄々とリードし、それぞれの持ち味を最大限に引き出していく。3年生にとって最後の夏となる西東京地区大会では、卓越した勝負強さで打線を牽引したが、決勝の稲城実業戦で成宮の前に惜敗。甲子園出場の夢は翌年へと持ち越された。
苦悩と成長の新チーム主将就任
3年生の引退後、前主将の結城哲也から指名され、青道高校野球部主将に就任した。当初は自由奔放な性格ゆえ、チームをまとめる立場に戸惑いを見せ、副主将の前園健太らと対立することもあった。しかし、秋季東京都大会を通じて「チームを勝たせるのが主将の責任」という自覚を深めていく。準決勝の成宮擁する稲実が敗退する波乱の中、自らも怪我を負いながら強行出場し、決勝の薬師高校戦で劇的なサヨナラ打を放つなど、背中でチームを引っ張る「頼れる大黒柱」へと変貌を遂げた。
選抜甲子園から悲願の「全国の頂」へ
秋季大会を制し、春の選抜甲子園に出場。全国の舞台でもその名は轟き、ドラフト候補としてプロのスカウトからも注目される存在となった。3年生となった最後の夏、東京代表に選出され成宮とバッテリーを組むなど貴重な経験を経て、さらに選手としての格を上げる。引退後はプロの世界を見据え、「好きに野球をやらせてくれた父への恩返し」を誓う。沢村・降谷との絆を深めながら、青道高校を名実ともに全国屈指の強豪へと押し上げた。
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