ダイヤのA 御幸一也徹底解析

マガジンで人気連載中のダイヤのA。第一部が完結し、現在第二部にあたるactⅡが連載中。
今回スポットライトを当てるのは、強豪青道を率いるキャプテン、一軍の正捕手にして中心人物の一人でもある御幸一也。
曲者揃いの野球部のまとめ役でもある彼の実力、性格を徹底解析してみました!

ダイヤのAとは

寺島裕二の描く野球漫画です。現在マガジンにてactⅡが連載中。actⅠは47巻で完結し、actⅡは3巻までが既刊です。

荒削りがらピッチャー大きな才能を秘めた沢村栄純を主軸ににした、甲子園を目指す少年たちの野球漫画。
舞台となるのは東京、青道高校。かつては甲子園に行ったこともあり、今も強豪といわれる高校。
仲間との絆、才能ある仲間への羨望や嫉妬、無力感、敗戦の悔しさや、勝利の喜び
仲間や強豪と切磋琢磨し成長していき、たった一枚の甲子園の切符を手にするために日々努力する。

そんな少年たちの成長の物語。

彼は一体どんな選手?

actⅠでは、守ってよし、打ってよし。三年生がいたころは、ランナーがいない限りイマイチ打てないみたいなことが言われてもいました。クラッチヒッターであり、ここ一番で打てる選手だったようです。
クリス先輩が怪我で正捕手から外されてすぐに一年生である彼がキャッチャーに選ばれたのだから、キャッチャーとしての才能、実力は本物。
身長179センチとなかなかの長身。
男性の平均身長は大体170センチです。それから見ると既に高いといって差し支えないですが、まだ十代。伸びしろはまだありますから。伸びるかもしれませんね。

性格の悪さが出る強気な表情です

野球選手の素質として大切な肩。完全に盗めたと相手側が誰もが思っているのに、アウトを取れる強い肩ですね。1.83秒で投げるには肩がないと多分、セーフです。とっさの条件反射も体に練習しないと刷り込めませんから、素質とか以前に青道の厳しい練習が分かります。

そもそもなんでキャッチャー?

六巻の番外編で本人が言うに
『他のどれとも違うそのグローブの形…。俺はそこに強烈な魅力を感じたんだ-』
とのことです。また役割にも魅力を感じていて、本編でも番外編でも
『こんなおもしれぇ場所…、他の誰かに譲ってたまるかよ!!』
とまで思い、それでキャプテン向いてねぇと思うくらいですから、並々ならぬ執着です。シニア時代の指導者にはあの肩ならピッチャーでも大成できるとまで言われていましたが、本人にはまったくその気なし。大した子供です。

幼いころは身長もさほどなかったようですが、中学一年生の時から高島先生が目をつけていました。正確にはもうスカウトしに来ていたのですが。そんな彼女に
『あなたはもっと高いレベルで野球をやるべきだわ』
と言われるほど。誰が見ても間違いなくキャッチャー向きの何かがあったということです。

性格は悪い?

才能や実力は本物。後は人柄ですが、性格はあまり良くないみたいです。簡単に言えば、歯に衣着せぬ物言い。そのせいだからか友達がいない。ファンブックにて『孤高(ぼっち)の男たち』の一人にあがるほど。
「もともと大してコントロールもねぇし、バカなんだから」
と言い放ち、沢村に
『身も蓋もねぇっす』
と心で突っ込まれるほどのものの言い方。衣着せぬ発言がキツイ印象を与えてます。バカだとはっきり言ってしまうあたり、オブラートなんてないです。極悪人でもないけど、誤解されやすい性格。やや自分勝手で投手のためになるなら嫌われ役も嘘もいとわないところ。本人にはそれなりに考えがあるみたいな言い方してますが、その真意はあまり伝わってはいないとみて間違いないでしょう。

性格は悪くても、それも素質の一つ。ある意味ライト・スタッフ。これから青道を担うであろう、川上、降谷、沢村の三人の投球を活かしたリードが出来るということはそれぞれの性格を理解してるから。
敗戦すらバネにし、強くなろうという高い向上心。
シニア時代に生意気言って先輩にしめられても、翌日早くから練習に笑顔で参加できる芯の強さ。少し弱音を吐こうもんなら
「アカン、こいつ死ぬんか?」
とまで言われてしまうくらい。
決して人徳が得られる良い性格ではないですが、悪い人ではないです。

御幸一也まとめ

本編で明かされてはいない、彼の内情。料理が特技であるあたりも母がいないことを暗示させつつ明らかにはされていません。なにか複雑な事情があるようです。そんなところがますます興味を引きますね。
actⅡでもすでにホームランを打ち通算32本。間違いなく選手としても魅力的です。そしてこれから始まるであろう、夏の甲子園への切符をかけた予選。その切符を手にするのは一校だけ。そこでどんな活躍を見せてくれるのか、まだまだ目が離せません。
あくの強い一年生の入部はどんな波乱を巻き起こすのか、キャプテンとしての手腕も注目していきたいですね。

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