ダイヤのA(エース)のネタバレ解説・考察まとめ

『ダイヤのA(エース)』は、高校野球を題材にした、寺嶋裕二によるスポーツ漫画である。『週刊少年マガジン』にて2006年第24号から2015年第7号まで第1部が連載され、同年第38号から第2部『ダイヤのA actII』(ダイヤのエース アクトツー)が連載されている。投手としての才能を見出されて野球の名門校に入学した主人公・沢村栄純が、チームメイトとともに甲子園を目指しながら成長する姿を描く。各社の漫画賞を受賞し、累計発行部数4000万部を突破した人気作である。

倉持洋一(右)

学年:高校2年→3年
ポジション:遊撃手
投打:両投両打
背番号:6
身長/体重:170cm/63kg
CV:浅沼晋太郎

倉持洋一は、御幸世代の青道一軍選手である。千葉県出身で、5月17日生まれのA型である。結城世代の引退後、2年秋からは前園と共に副主将を務める。「ヒャハハ」という笑い声が特徴的である。容姿とは裏腹に面倒見が良い性格で、沢村が暴走しがちになるときにはストッパー役となることも多い。また、粗暴な言動をとりながらも周りをよく見ており、洞察力に優れている。寮では沢村のルームメイトであり、後輩の沢村をよくパシリにしている。
部内一の俊足を誇り、切り込み隊長として1番打者を務める。守備力も高く、亮介との二遊間の守備は「鉄壁」と呼ばれるほどであり、倉持自身も亮介のことを心の底から尊敬している。プロ野球選手である松井稼頭央に憧れて野球を始めたことからスイッチヒッターにこだわっていたが、最後の夏の大会では「かっこつけてる場合じゃない」と思い直し、左打席に専念することを決意した。

川上 憲史(かわかみ のりふみ)

学年:高校2年→3年
ポジション:投手
投打:右投げ右打ち
背番号:10
身長/体重:173cm/63kg
CV:下野紘

川上憲史は、御幸世代の青道一軍選手である。埼玉県出身で、3月25日生まれのB型であり、同学年からは「ノリ」と呼ばれている。跳ねた後ろ髪と大きなたれ目が特徴的である。一人で音楽を聞くのが好きで、共通の趣味をもつ同学年の白州とはとくに仲が良い。内気で頼りなさげだが、1年生の秋から試合に出場して実戦経験が豊富な、青道の不動のリリーフエースである。上の世代のエースである丹波の引退後のエース争いでは下の学年の沢村や降谷に遅れを取っているが、二人に次ぐ投手としての立ち位置を保っている。
コントロール抜群の技巧派サイドスローで、決め球は低めのストライクゾーンからボールゾーンに落ちるスライダーである。1年時の秋季大会でシンカーを三連続で死球にしたことから、2年秋までシンカーを封印していたが、降谷や沢村の活躍を目の当たりにし、ピッチングの幅を広げるためにも解禁することを決意した。
3年夏の西東京予選では存在感を出すも、市大三高との準決勝を前に肘の炎症が起き、登板不可能になった。

前園 健太(まえぞの けんた)

学年:高校2年→3年
ポジション:一塁手
投打:右投げ右打ち
背番号:3
身長/体重:180cm/75kg
CV:田尻浩章
前園健太は、御幸世代の青道選手である。大阪ボーイズリーグ出身で、7月28日生まれのO型、愛称は「ゾノ」である。結城世代の引退後、2年秋からは倉持と共に副主将を務める。坊主頭と関西弁が特徴的であり、その容姿や言動からガラは悪いように見えて、意外と人情に篤い。2年の夏までは二軍で影に隠れる存在となっていたが、尊敬する先輩である伊佐敷や監督のアドバイスで球を引っ張ってから打つことを心がけるようになる。その結果、帝東戦で向井から逆転タイムリー打を放ったのを皮切りに頭角を現し始め、秋以降はクリーンナップを任されることが多くなった。パンチ力はあるものの、大振りなのが欠点の典型的なプルヒッターである。

白州 健二郎(しらす けんじろう)

白州健二郎(上)

学年:高校2年→3年
ポジション:右翼手
投打:右投げ左打ち
背番号:9
身長/体重:176cm/66kg
CV:下妻由幸

白州 健二郎は、御幸世代の青道選手である。東京都出身で、4月23日生まれのAB型である。自己主張が極めて少なく、堅実な印象が強い。プレーにおいても攻守共に堅実な守備職人であり、沢村には「ミスター堅実」とも言われる。強く肩を生かしたライトからの矢のような返球は“シロレーザー”と形容されるほどの鋭さである。加えて足も速く、稲城実業の原田からは「ある意味青道の中で一番バランスのとれた打者」、落合コーチからは「一見目立たないが、俺ならクリーンナップに置く」と評価されている。川上とは音楽鑑賞という共通の趣味をもち、仲が良い、

樋笠 昭二(ひがさ しょうじ)

学年:高校2年→3年
ポジション:三塁手
投打:右投げ右打ち
背番号:15( - 2夏)→5(2秋 - 3春)→16(3夏)
身長/体重:186cm/73kg
CV:川口翔・寺島惇太・三瓶雄樹

樋笠昭二は、御幸世代の青道選手である。東京都出身で、4月7日生まれのA型である。スキンヘッドに太い眉のルックスと「はいや〜」や「シュー」という独特の掛け声が特徴的で、青道選手の中では一番身長が高い。2年の夏からベンチ入りし秋にレギュラーに抜擢されるが、試合では周りの優秀な選手の影に埋もれがちになっている。同じポジションの後輩・金丸とは互いにライバル心を剥き出しにして競い合っている。攻守ともに思い切りの良いプレーが持ち味だが、その分だけ細かいミスも多い。他人のミスにも寛大であり、ベンチではよく他の選手を励ましている。格闘技が好きで、ときおり同じ趣味を持つ倉持と話している。

麻生 尊(あそう たける)

麻生尊(右)

学年:高校2年→3年
ポジション:外野手
投打:右投げ右打ち
背番号:二軍( - 2夏)→7(2秋)
CV:村田太志

麻生 尊は、御幸世代の青道選手である。東京都出身で、12月10日生まれのO型である。同学年の関直道とは同じ小学校と中学校に通っていた。 2年秋からレギュラー入りしているが、打順は下位であり、降板後の降谷と交代することが多い。かなりプライドが高く「俺をなめんな」とよく言っている。中学時代は4番打者を任されていたこともあって強さを自負していたが、実力者揃いの青道高校のレベルの高さに圧倒され、徐々に自信がなくなっていった。だが、送球の早さと正確さを高めて、外野の守備力を強化し、チームのピンチを救う場面も見られるようになっている。実は活躍している場面も多々あるのだが、なかなか注目されることがなく、さらには珍しく褒められてもその場にはいないなど、とことんタイミングの悪さを発揮している。

関 直道(せき なおみち)

関直道(中央)

CV:川口翔・河西健吾・冨沢竜也

関直道は御幸世代の青道選手である。ポジションは外野手である。2年の秋に一軍昇格し、ベンチ入りとなった。しかし、3年夏はまた二軍に降格し、公式戦に出場しているシーンは描かれていない。口癖は「な!」であり、サブキャラながらその存在感は大きく、よく声を出してチームを明るい雰囲気にしている。麻生とは小・中と同じ学校に通っていて一緒にいることが多く、「な!」というのも麻生に関連する場面が多くを占める。

中田 中(なかた あたる)

CV:寺島惇太・今井文也
中田中は御幸世代の青道選手である。ポジションは遊撃手である。2年夏は二軍選手であり、秋から一軍入りとなった。語尾に「だな〜」「なんだな〜」をつけて喋るのが特徴的である。ショートの控え一番手として描かれているが、同じポジションが倉持で固定されているために試合にはなかなか出場できず、公式戦に出場しているシーンは描かれていない。倉持とはゲーム仲間であり、合宿時には倉持洋一の部屋で一緒にゲームをしていた。

小野 弘(おの ひろし)

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