くるり(Quruli)の徹底解説まとめ
くるりとは、1996年にギターボーカルの岸田繁、ベースの佐藤征史、ドラムの森信行によって結成された京都出身のロックバンド。1998年に1stシングル『東京』をリリースしデビューした。デビュー後は、岸田と佐藤を中心に、メンバーチェンジをしながら活動を続けている。
ロックだけでなく、クラシックやラップなど多様な音楽性を取り入れ、アルバムごとに雰囲気が全く異なるところが、くるりの特徴であり、魅力でもある。TV番組のテーマ曲も担当するなど、知名度と人気を兼ね備えた日本を代表するバンドの1つである。
1. white out(heavy metal)
2. chill pepper japonés
3. everybody feels the same
4. taurus
5. pluto
6. crab, reactor, future
7. dog
8. soma
9. o.A.o
10. argentina
11. falling
12. dancing shoes
13. china dress
14. my sunrise
15. bumblebee
16. jumbo
17. 沈丁花
18. のぞみ1号
19. glory days
2012年リリースの10thアルバムである。
ギタリストの吉田省念、トランペット奏者のファンファンが加入し、新体制になったくるりの初めてのアルバムである。
くるりのオリジナルアルバム史上最多収録曲数、最長収録時間であり、また、岸田以外のメンバー全員がそれぞれボーカルを担当する曲が収録されるなど色彩豊かな作品である。
THE PIER
1. 2034
2. 日本海
3. 浜辺にて
4. ロックンロール・ハネムーン
5. Liberty&Gravity
6. しゃぼんがぼんぼん
7. loveless〈album edit〉
8. Remember Me
9. 遥かなるリスボン
10. Brose&Butter
11. Amamoyo
12. 最後のメリークリスマス〈album edit〉
13. メェメェ
14. There is(always light)
2014年にリリースされた、11thアルバムである。
吉田が脱退し、岸田、佐藤、ファンファンの3人体制のくるりになって初めてのアルバムである。
「最新型の多国籍サウンド」とくるり自身も表現する本作は、様々な文化の音楽をまとめ上げた全く新しい音楽の作品である。
特に「Liberty&Gravity」は、異国の雰囲気を持つ楽曲のユニークさと、民族衣装を着たメンバーが独特な踊りを見せるMVが相まって、「くるりの変な新曲」と話題になった。
第7回CDショップ大賞に入賞している。
くるりとチオビタ
1. Jubilee
2. 太陽のブルース
3. 魔法のじゅうたん
4. シャツを洗えば (くるりとユーミン)
5. 旅の途中
6. 奇跡
7. o.A.o
8. Taurus
9. ロックンロール・ハネムーン
10. Loveless
2014年リリースの、くるりが約7年間に渡り担当してきた、チオビタR・ドリンクのCM曲をまとめたアルバムである。
くるりの過去の作品の中で代表的な曲が多数収録されており、くるりの入門盤としても適した作品である。
くるりの20回転
DISC1
1. 東京
2. 虹
3. 青い空
4. 街
5. 春風
6. ワンダーフォーゲル
7. ばらの花
8. リバー
9. ワールズエンド・スーパーノヴァ
10. 男の子と女の子
11. HOW TO GO
DISC2
1. ハイウェイ(LA mix)
2. ロックンロール
3. Birthday
4. Superstar
5. 赤い電車
6. Baby I Love You
7. Juice (くるりとリップスライム)
8. 五月の海
9. Jubilee
10. 言葉はさんかく こころは四角(single ver.)
11. さよならリグレット
12. 三日月
13. 愉快なピーナッツ
DISC3
1. シャツを洗えば
2. 魔法のじゅうたん
3. 奇跡
4. 石巻復興節
5. my sunrise
6. everybody feels the same
7. Remember me
8. ロックンロール・ハネムーン
9. 最後のメリークリスマス
10. Liberty&Gravity
11. There is(always light)
12. ふたつの世界
13. かんがえがあるカンガルー
14. 琥珀色の街、上海蟹の朝
2016年リリースの、くるりの20周年を記念して過去のシングル曲を全曲収録した3枚目のベストアルバムである。
全曲リリース順に収録されており、くるりの20年間の軌跡を辿ることができる作品である。
ソングライン
1. その線は地平線
2. landslide
3. How Can I Do?(Album mix)
4. ソングライン
5. Tokyo OP
6. 風は野を越え
7. 春を待つ
8. だいじなこと(Album mix)
9. 忘れないように(Album mix)
10. 特別な日(Album mix)
11. どれくらいの
12. News
2018年リリースの12thアルバムである。
新しい音楽を開拓した前作とは対照的に、「くるりらしさ」を追求したアルバムである。
シンプルで歌を大切にした楽曲が多い中、サウンドの随所に今までくるりが獲得してきた音楽性の要素が垣間見える、
くるりの集大成と言えるスケールの大きな作品である。
thaw
1. 心のなかの悪魔
2. 鍋の中のつみれ
3. ippo
4. チェリーパイ
5. evergreen
6. Hotel Evropa
7. ダンスミュージック
8. 怒りのぶるうす
9. Giant Fish
10. さっきの女の子
11. 人間通
Bonus Tracks(CDのみ)
12. Only You
13. Wonderful Life
14. Midnight Train(has gone)
15. ヘウレーカ!
2020年3月から始まる予定だったライブツアーが、新型コロナウイルス流行の影響で中止になったことを受け、急遽同年4月にリリースしたアルバムである。
タイトルの”thaw”(解凍)が意味する通り、過去の未発表曲を集めた作品になっている。
今作で初めて、2011年に脱退した田中の在籍中に制作した楽曲を聴くことができる。
くるりの代表曲
東京
1998年にデビューシングルとしてリリースされた曲だが、くるりのインディーズ時代から存在し、くるりの代表曲の1つである。
上京した主人公の、故郷の恋人への溢れる想いを歌うこの曲はファンからの人気が高い。
くるりのメンバーがまだ学生だった頃、レコーディングのために東京に出ていた時に綾瀬の公園で5分ほどでパッと作った曲と、岸田は話している。
くるりの原点を知るのに最適な曲である。
ばらの花
2001年にリリースされた7thシングルである。
ミュートされたギターの音と、繰り返される電子ピアノのフレーズが印象的な、くるりの最も人気のある曲の一つである。
落ち着いたトーンで、すれ違う恋人の心情を歌うこの曲は、岸田にとっても思い入れのある曲である。
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目次 - Contents
- くるりの概要
- くるりの活動経歴
- 結成からインディーズ時代まで
- デビューから2ndアルバムリリースまで(『さよならストレンジャー』〜『図鑑』)
- 音楽性の模索と森脱退(『TEAM ROCK』〜『THE WORLD IS MINE』)
- シンプルなバンドサウンドへ(『アンテナ』〜『NIKKI』)
- 音楽性の幅を大きく広げる(『ワルツを踊れ Tanz Walzer』〜『魂のゆくえ』)
- 原点回帰(『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』)
- 新体制くるりの新しい音楽(『坩堝の電圧』〜『THE PIER』)
- くるり、20周年(『くるりの20回転』)
- 新しい、くるり(『ソングライン』)
- くるりのメンバー
- くるりの現メンバー
- 岸田繁
- 佐藤征史
- ファンファン
- くるりの旧メンバー
- 森信行
- 大村達身
- クリストファー・マグワイア(Christopher McGuire)
- 田中佑司
- 吉田省念
- くるりのディスコグラフィー
- 自主制作の作品
- くるりの一回転
- インディーズ時代の作品
- もしもし
- ファンデリア
- メジャーデビュー後の作品
- さよならストレンジャー
- 図鑑
- TEAM ROCK
- THE WORLD IS MINE
- ジョゼと虎と魚たち
- アンテナ
- NIKKI
- ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER
- ワルツを踊れ Tanz Walzer
- Philharmonic or die
- 魂のゆくえ
- くるり鶏びゅ〜と
- 僕の住んでいた街
- 言葉にならない、笑顔を見せてくれよ
- ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER 2
- 奇跡 / オリジナル・サウンドトラック
- 坩堝の電圧
- THE PIER
- くるりとチオビタ
- くるりの20回転
- ソングライン
- thaw
- くるりの代表曲
- 東京
- ばらの花
- ワールズエンド・スーパーノヴァ
- ジュビリー JUBILEE
- くるりのミュージックビデオ(MV/PV)
- 青い空
- ロックンロール
- BABY I LOVE YOU
- Liberty & Gravity
- 琥珀色の街、上海蟹の朝
- くるりの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「賞金目当てにバンド結成」は岸田の照れ隠しだった
- 岸田は自他ともに認める鉄道オタク
- バンド名の由来は地下鉄の案内板
- 大村のメンバー加入を断るつもりだった