クロスゲーム(あだち充)のネタバレ解説・考察まとめ
『クロスゲーム』とは、作者・あだち充による青春野球漫画である。「週刊少年サンデー」で連載されて、単行本は全17巻。小学館が主催している日本の漫画賞で、平成20年度第54回小学館漫画賞少年向け部門を受賞した。アニメにもなっており、人気の作品だ。
高校生になったコウは、若葉が最後に見た「コウがピッチャーで、赤石君がキャッチャー。舞台は超満員の甲子園。」という夢を叶えるため、野球部のエースとして奮闘する。甲子園を目指して、青葉とコウの運命の歯車が動き始める。
大久保横道(おおくぼ よこみち)
CV:麦人
星秀学園の理事長で、大久保博子の祖父。
赤石の父親が経営している酒屋の常連客でもある。赤石から野球の情報を色々聞かされている。一軍対プレハブ組の試合ではお忍びで観戦していたところ、青葉に声をかけられた。監督の座をかけた再戦では、勝敗の行方を見守るため一軍のベンチで観戦している。
加藤(かとう)
星秀学園の校長。
病気療養で入院していたが、現場復帰した。入院中、教頭の志堂を信用していた。
糸山徹(いとやま とおる)
CV:堂坂晃三
星秀学園中等部の野球部監督で、35歳。
監督といってもチームへの指示はほとんどキャプテンが出している。高等部の大門監督には頭が上がらない。野球を愛し、熱心に努力する青葉に、女子野球選手として活躍することを期待している。
星秀学園 生徒
志堂理沙(しどう りさ)
CV:平田裕香
星秀学園高校野球部、一軍のマネージャー。
校長代理の娘で、帰国子女である。現在両親は離婚調停中。野球に興味はないが、チームが甲子園に出たら、テレビやマスコミを使ってメディア進出を狙っていた。
一軍の解散後、しばらくは野球部に在籍していた。映画のヒロインオーディションに応募し、青葉の投球フォームを手本にしてオーディションに合格。ヒロインをイジメるマネージャー役を獲得して、野球部を退部した。
中河今日子(なかがわ きょうこ)
CV: 須藤絵里花
星秀学園高等部の陸上部で、中西のクラスメイト。中西とはいい関係を築いている。高校2年生の時には中西と一緒に夏祭りに行き、ラムネを買っている。バレンタインデーには、徹夜して作ったチョコを中西に渡した。
星秀学園 転任・転校
大門秀悟(だいもん しゅうご)
CV:古澤徹
星秀学園高等部の野球部監督で、48歳。志堂教頭が星秀学園を甲子園出場させるため連れてきた。甲子園で優勝経験のある監督だが、選手でその後プロになった者はいないという。
負けた方の監督が解任されるという条件で、一軍対プレハブ組の戦いに敗北。星秀学園高等学校の野球部監督を解任された。その後、黒駒実業高校の野球部監督になるが、自分勝手な采配は変わらない。
志堂英太郎(しどう えいたろう)
CV:斉藤次郎
星秀学園の教頭、51歳。療養中の校長に代わり、学校を経営している。星秀学園の名を有名にするため、野球部甲子園出場を目指す。野球自体に興味はなく、「校長代理」と呼ばないと怒る。
一軍解散後、自然豊かな系列校に転任となった。奥さんとは離婚調停中。
三木竜正(みき たつまさ)
CV:宮崎寛務
星秀学園高等部の野球留学生。野球留学生の中でも、野球のセンスは1番だった。夏の地区大会では、東と三木だけが大門監督の采配に次第に不信感を持つ。大門監督の指示を無視してファインプレイしたことで、チームの皆に大門監督の采配ミスを気付かせる結果になった。4回戦目からはスタメンを外される。地区大会のベスト8をかけた試合では、星秀学園は大門監督の不条理な采配で負けてしまう。
大門監督に不満を募らせ、「勝ったら全員で抱き合える野球」を目指して、都立瀬名高校に転校した。
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目次 - Contents
- 『クロスゲーム』の概要
- 『クロスゲーム』のあらすじ・ストーリー
- 『クロスゲーム』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 樹多村光(きたむら こう)
- 月島若葉(つきしま わかば)
- 月島青葉(つきしま あおば)
- 滝川あかね(たきがわ あかね)
- 星秀学園 野球部
- 中西大気(なかにし だいき)
- 赤石修(あかいし おさむ)
- 東雄平(あずま ゆうへい)
- 千田圭一郎(せんだ けいいちろう)
- 巻原(まきはら)
- 常木(つねき)
- 関口(せきぐち)
- 前野千太郎(まえの せんたろう)
- 大久保博子(おおくぼ ひろこ)
- 宮俊男(みや としお)
- 高田智史(たかだ さとし)
- 森中渡(もりなか わたる)
- 岩井哲(いわい てつ)
- 三谷(みたに)
- 江原(えはら)
- 浜(はま)
- 八代(やしろ)
- 星秀学園 関係者
- 大久保横道(おおくぼ よこみち)
- 加藤(かとう)
- 糸山徹(いとやま とおる)
- 星秀学園 生徒
- 志堂理沙(しどう りさ)
- 中河今日子(なかがわ きょうこ)
- 星秀学園 転任・転校
- 大門秀悟(だいもん しゅうご)
- 志堂英太郎(しどう えいたろう)
- 三木竜正(みき たつまさ)
- 岸部啓介(きしべ けいすけ)
- 神川昇(かみかわ のぼる)
- 竜旺学院高校
- 寺田(てらだ)監督
- 三島敬太郎(みしま けいたろう)
- 及川卓郎(おいかわ たくろう)
- 志摩野忠(しまの ただし)
- 松島(まつしま)
- 久保 雄二(くぼ ゆうじ)
- 月島家
- 月島清次(つきしま せいじ)
- 月島一葉(つきしま いちよう)
- 月島紅葉(つきしま もみじ)
- 月島洋子(つきしま ようこ)
- ノモ
- 朝見水輝(あさみ みずき)
- 朝見菊次(あさみ きくじ)
- 朝見とき枝(あさみ ときえ)
- 朝見勇(あさみ いさむ)
- 樹多村家
- 樹多村健作(きたむら けんさく)
- 樹多村君江(きたむら きみえ)
- その他
- 東 純平(あずま じゅんぺい)
- 車(くるま)
- アニメオリジナルキャラクター
- 小金沢みどり(こがねざわ みどり)
- 松山ユキ(まつやま ゆき)
- 小島美奈子(こじま みなこ)
- 尾崎(おざき)
- 沢口(さわぐち)
- 志摩野恵(しまの めぐみ)
- 『クロスゲーム』の用語
- クロスゲーム(Cross Game)
- 喫茶クローバー
- 月島バッティングセンター
- キタムラスポーツ
- そば処滝川
- 区立千川北小学校
- 星秀学園中等部
- 星秀学園高等部
- 竜旺学院高校
- 聖泉女学園
- 都立瀬名高校
- 黒駒実業高校
- 里見女子高校
- 桜花女子大
- 『クロスゲーム』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 樹多村光「そっか…かんたんなことなんだ…泣けばいいんだ。」
- 樹多村光「甲子園に行く。160km/h出す。そして、月島青葉が一番好きだ!」
- 月島若葉「でも、…奪っちゃダメだからね」
- 月島青葉「あんたのこと、大嫌いだって言ったでしょ?」コウ「ああ、知ってるよ。…多分世界中で1番」月島青葉「ずっと、ずっと…大嫌いだったんだから。」コウ「……知ってるよ」
- 『クロスゲーム』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヒロインが死ぬ
- 青葉の部屋に飾ってある五十嵐亮太のポスター
- あだち充が好きな球団はヤクルトスワローズ
- 「月島バッティングセンター」のモデルとなった場所は「ドリームスタジアムバッティングセンター」
- 「キタムラスポーツ」のモデルとなった場所は「ホシノスポーツ 伊勢崎店」
- 『クロスゲーム』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):コブクロ 『Summer rain』
- ED(エンディング):絢香 『恋焦がれて見た夢』
- ED(エンディング):SQUAREHOOD 『オレンジDays』
- ED(エンディング):鶴 『燃えるような恋じゃないけど』
- ED(エンディング):近藤夏子 『リハーサル』
- ED(エンディング):近藤夏子 『恋スル乙女』 スペシャルエンディング