ウロボロス(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウロボロス』とは、神崎裕也による漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ、小説、舞台などのメディアミックス作品群。児童養護施設で育った幼馴染の二人が、幼少期に殺害された施設職員の女性の死の真相を追い、警察の腐敗に立ち向かう。「正義とは何か」「法で裁けない巨悪にどう向き合うべきか」という、人としての根源的な問いを、復讐劇とバディものの要素を交えて描いた作品である。勧善懲悪の枠にとどまらない倫理的葛藤が描かれており、権力と個人の葛藤を描いたクライムサスペンスとして高い人気を集めた。

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演:吉田羊

警視庁捜査一課の管理官で、美月の良き上司。竜哉を執拗にマークし、追っている。

新宿キッチンの関係者

真島 了(ましま りょう)

演:渋川清彦

イクオが行きつけにしている洋食店「新宿キッチン」のマスター。オムライスが得意で、店の名物になっている。

御手洗 カオル(みたらい カオル)

演:平田薫

「新宿キッチン」の女性店員。

その他

ジーザス御子柴(ジーザスみこしば)

演:田中要次

竜哉が情報収集のために贔屓にしているライター。

劉 宗鉉(りゅう そうげん)

画像左が劉

演:山本學

闇医者。金時計の男の手がかりを探す竜哉に情報を提供した。

『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』のゲスト出演者

第1話 「金時計の男」
沢渡 慶太(車上荒らし常習犯):中村蒼
石森 重三(警視庁四谷北警察署盗犯係警部):嶋田久作
滝川 克二(坂田組構成員):吉田メタル
西田 俊樹(坂東運輸従業員):水野智則
西田 由紀菜(西田の娘):山田望叶
西田 まどか(西田の妻): 松下恵
鮫島 巳貴也(婦女暴行事件指名手配犯):伊方勝
佐藤ダグラス健太郎(松江組の顧問弁護士):サミ・ポップ

第2話 「オムライスの秘密」
神谷 真樹(マーメイド店長):尾上松也
中塚 葵(マーメイドキャバクラ嬢):岡本玲
菅井 直樹(キャバクラ嬢連続殺人事件被疑者):中村僚志

第3話 「約束だよ、イクオ」
九条 隆明(元千葉県警察捜査第四課警部):北村有起哉
森崎 順(模倣犯・予備校生):太賀
善一郎(徳田の仲間):諏訪太朗
徳田 博夫(ホームレス):五頭岳夫
九条 久美子(九条の妻):桜田聖子
九条 亮介(九条の息子):永井誠之助

第4話 「結子先生の秘密」
坂東 士郎(警視庁捜査第一課殺人犯捜査11係警部):大地康雄
中嶋 春樹(警視庁境川警察署):笠原秀幸/鈴木和弥(少年期)
加賀美(桂田の秘書):めぐり
室田 健太郎(坂東の同期・元小笠原南駐在所巡査):笠原秀幸

第5話 「君は僕が守る」
相澤 光代(柏葉の恩師・あさがお学園元職員):高橋惠子

第6話 「絶体絶命」
第7話 「何でだよ、結子先生」
ルミちゃん(キャバクラ嬢):岡本杏理(第6話スピンオフ)

最終話 「ただいま」
北川 貴博(北川の息子):泉澤祐希

『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』と『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』の違い・相違点

イクオの出生にまつわる差異

父親は北川貴一郎であること『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』と『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』と共通の設定であるが、母の龍崎美咲にまつわる細かい設定が異なっている。
『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』において、六本木の最高級秘密クラブのナンバーワンホステスで、政財界の客から情報を集めていた北川のスパイの1人として暗躍していた。妊娠したことにより北川の前から姿を消し、イクオを産んだ後に2人で千葉で暮らしていたところ、 飲酒運転の暴走トラックに撥ねられ即死している。この際、イクオも頭部を強打し数日昏睡状態に陥るが一命を取り留め、退院の日に迎えに来た北川によりまほろばへと連れて行かれたという流れになっている。
ドラマ版においては、北川は小学生時代に林間学校に行っている間に両親と妹を強盗に殺害された過去があり、美咲はその犯人の娘だったことが明かされている。その後、北川と美咲が出会って恋に落ちた結果に出来た子どもがイクオであり、北川は病死する直前に美咲から連絡があるまで、イクオの存在を知らなかった。

最終話における展開の違い

原作版である漫画『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』の最終話では竜哉とイクオは崖の上から飛び降り、生死は不明であったが、それから3年後、美月が危機に陥った際に現れ、陰ながら彼女を救っている。
ドラマ版『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』において、竜哉は北川への復讐を果たすべく、イクオと共に彼の家族を人質に取り自宅に立て籠もるが、北川の息子に撃たれて重傷を負い、まほろば跡地に到着する前にイクオが運転する車の中で息を引き取った。
イクオは最終的に復讐を止め、まほろば跡地にて竜哉の遺体の傍らで所持していた拳銃で自ら命を絶っている。

北川貴一郎の末路における差異

イクオの実の父であるという点では原作コミック・ドラマと共通しているが、息子のイクオをもうけるまでの細かい設定が異なる。原作コミック版では自身がスパイとして使っていたホステスの美咲と結婚しているが、ドラマ版では自身の家族を殺した強盗犯の娘である美咲とそうとは知らず結婚し、その点が露呈して離婚。離婚時に妊娠していた美咲はイクオを出産したが、北川は自身に息子がいたことを知らなかった。
原作コミック版ではまほろば事件について「結子を殺そうとしたが、恋愛関係にあった彼女に情が湧いてしまい、自分で殺すことができなかった」という真相を明かしたものの、警察側のスパイに裏切られ、神経毒を打たれて拉致、車の爆発に巻き込まれて焼死する。
これに対してドラマ版では、自宅に立てこもるイクオに真実を語ったのち、撃たれそうになるがイクオの異母弟にあたる息子を守るため、身を挺して庇い、最終的に逮捕されている。

結子の死の真相についての差異

結子自身も孤児であったという点や、竜哉の調査によって判明する、元警視庁公安部捜査官という経歴と、ゼロとの因縁によって殺された事実については原作・ドラマで共通している。
原作では、事件を隠蔽した「金時計の男」と恋愛関係にあり、撃たれた後に式ノ浦島の診療所で生存していたことが明らかになる。しかし、重傷を負って脳が低酸素状態に陥ったことで言語障害が残り、車いすでの生活を余儀なくされるが、二年後に息を引き取るまで島の人々に愛されて過ごしていた。
これに対してドラマ版では、まほろばで北川やゼロのメンバーと対面していたところをイクオに見られてしまい、口封じのためにイクオを殺すよう北川に命じられて銃を向けるも、撃つことができず最終的には北川に反抗。北川に撃たれて重傷を負っている。その際に北川と一緒に自身の元を訪れていたゼロのメンバーの1人、湯浅を銃撃して負傷させた。その後は駆け寄ってきたイクオに「強く生きて」と言い遺し、息を引き取っている。

『ウロボロス』の用語

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