無双☆スターズ（ゲーム）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レグリナ

通り名：魔神の娘/武器：トラップ/CV：斉藤佑圭

『影牢 ～ダークサイドプリンセス～』の主人公。直接攻撃する力はないが、代わりに様々なトラップを召喚できる。「魔神の娘」とされているが、その出自は謎に包まれている。遥か昔、12人の聖者によって封印された魔神を復活させるのに必要な「聖言」を集めるために、3人の僕を伴い人間界へ降り立った。感情を表に出すことはほとんどなく、様々なトラップを駆使して淡々と人間を殺めていく。本作でもミレニアとレグリナの2人のアクションは、様々なトラップを召喚するものとなっている。

『Rio』シリーズ

『Rio』シリーズとは、リオをメインキャラクターとした一連のパチスロ機種を指す。後にパチンコ化やアニメ化も行われるなど、メディアミックス展開が進められている。デビュー作は2003年にパチスロメーカー・ネットが開発・発売したパチスロ機『スーパーブラックジャックS777』で、若手新人ディーラーとして登場していた。旧テクモとのコラボで誕生したキャラクターであり、所謂「萌え系」を前面に据えたキャラクターの先駆けとも言える。

リオ

通り名：勝利の女神/武器：トランプ ダーツ ルーレット ダイス/CV：井上麻里奈

本名はリオ・ロリンズ・タチバナといい、日本人の祖父を持つ日系アメリカ人。ホテルハワードリゾート所属の花形ディーラーで、その優れた腕前と強運から「勝利の女神」と呼ばれている。非常に明るくて快活な性格。母・リサのような超一流のディーラーを目指し、日々頑張る努力家でもある。本作では、聖域で英雄達に酒場に設置されているスロットマシンの手ほどきをしたり、カクテルを作る姿が見られる。

『のぶニャがの野望』

『のぶニャがの野望』は、2011年2月にプレオープン、同年3月から正式にサービスが開始されたオンライン戦国シミュレーションRPG作品。コーエーテクモゲームスが開発し、DeNAが運営している。基本無料で、一部課金制。後に携帯電話やスマホへも対応したゲームになった。コーエーテクモゲームスの伝統的看板タイトル『信長の野望』をもじったゲームだが、『信長の野望』が領国経営や合戦操作など戦略面を重視しているのに対し、『のぶニャがの野望』はキャラクターの育成や戦術面を重視したシステムを採用している。このゲームの最も大きな特徴は、のぶニャがを見ても分かるように、キャラクターが猫化していることである。それにあわせて名前や家紋も猫風にアレンジされている。

織田のぶニャが

通り名：第六天魔王/武器：鉄砲/CV：武内駿輔

尾張国古渡城城主・織田のぶミーでの子として生まれた。猫種は和猫。「天下布猫」を掲げ、戦国乱世に覇道を築くために日夜戦い続けている戦国の風雲児である。一見粗野だが、実際は情に篤い性格の持ち主。可愛らしい見た目に反して声は渋い。なお、本作でのぶニャがを味方にできるステージでは、炎に包まれた本陣の中から登場するという、「本能寺の変」を連想させる演出がなされている。

『よるのないくに』

『よるのないくに』は、コーエーテクモゲームスから2015年10月に発売されたアクションRPG作品。後に続編『よるのないくに ～新月の花嫁～』が2017年8月に発売されている。舞台は19世紀のヨーロッパをモデルにしているが、妖魔及び邪妖との戦いで定期的・慢性的な破滅の危機に晒されている世界。かつて、世界を闇に閉じ込めた妖魔の王・夜の君は聖騎士と聖女によって倒されたが、その際に自らの青き血を世界中にまき散らした。青き血を浴びたものは生物・無生物の関係なく「邪妖」と呼ばれる異形と化し、世界は破滅的な危機に脅かされる。主人公・アーナスも邪妖と化すところだったが、すんでのところで自我を取り戻して以降は、邪妖と戦う聖騎士として教皇庁に仕えるようになった。やがて教皇庁は、世界を守るために10年に一度の儀式の準備に入る。その儀式とは、「生贄の聖女」を選出し、その命と引き換えに夜の君を封印するというもの。あろうことか、今代の生贄の聖女に選ばれたのはアーナスの親友リュリュだった。しかもリュリュは世界のために、その使命に殉じる覚悟を決めていた。アーナスは教皇庁の命令とリュリュの意志を尊重して親友を生贄に捧げるのか、親友を救うために不可能を承知で夜の君に挑むのかという選択を迫られることになる。

アーナス

通り名：邪妖を倒す力を持つ半妖の少女/武器：剣 短銃/CV：M・A・O

『よるのないくに』の主人公で、教皇庁に仕える聖騎士。かつて妖魔の王の1人”夜の君”の血に触れてしまい、半分妖魔、半分人間の「半妖」と呼ばれる存在になった。一見は物静かで落ち着いた少女だが、心の内には強い情熱を秘めている。戦闘では半妖の能力や、自らの血で生成される魔剣を駆使して戦う。半妖となってからは吸血衝動にたびたび襲われるため、チョコレートを代用として食べるようになった。親友・リュリュ（リュリュは愛称で、本名はリュリーティス）のことを非常に大切に思っており、本作でもたびたびその名を口にしている。また、アーナス、クリストフォロスのいずれかが仲間になると、聖域の酒場近くに「黒猫」が出現するようになる。

クリストフォロス

通り名：仮面の奥に本心を隠した妖魔/武器：魔楽器（オルガノン）/CV：黒沢ともよ

歌劇場を根城とする「純血の妖魔」。純血の妖魔とは、夜の君と共に異世界から来た生まれついての妖魔のことである。通称はクリス。見た目は若いが長い年月を生きている。指揮棒を振りかざし、聴く者を死へと誘う「破滅のオーケストラ」を奏でている。複数の人格を持ち、つけている仮面によって、口調や性格が変化する。その一方で仮面を取って素顔が露わになると、ひどく困惑した様子を見せるなど、精神的に不安定な一面を持っている。本作でも風呂場において、仮面を外し、いつもと様子が違う姿を見ることができる。
『よるのないくに』では、時折アーナスの前に現れては、助言を与えて去っていく謎めいた存在だった。続編の『よるのないくに2』にも登場する。

『仁王』

『仁王』は2017年2月に発売されたアクションRPG。「戦国死にゲー」と称されるほど難易度が高く、何度も落命してゲームオーバーを繰り返すことで攻略法を掴み、クリアしていく仕様である。海外でも高い評価を受け、2018年5月にはパッケージ版出荷本数とDL版販売の合計が、全世界累計で200万本を突破したことが発表された。後に続編『仁王2』の制作が開始されたことも発表されている。
『仁王』のストーリーは、ウィリアムがロンドン塔から脱獄するところから始まる。錬金術師ケリーに奪われた守護霊・シアーシャを取り返すために後を追って辿り着いたのは、戦国時代の日本。戦乱渦巻く異国の地で、ウィリアムは武士や妖怪達と戦いを繰り広げることになる。

元々『仁王』は、2004年に映画監督・黒澤明氏の遺稿を基にした映画を核としたメディアミックス作品の1つとして開発・発売される予定だった。ちなみに当時のタイトル名は仮称だが『鬼』。しかしプロデューサーのシブサワ・コウ氏が納得できるレベルに至らず、映画も公開されなかったため開発中止に追い込まれた。その後開発を再開したものの、仕切り直しが入るなどで内容も随分と変化し、結局最初の発表から10年以上の歳月を経て、ようやく発売されたという経緯がある。ちなみにゲーム界隈の俗語で、無事に発売日を迎えることを「卒業」、発売が延期されたり、1年以上発売されないままでいるゲームを「留年」と言う。そのため10年以上も発売されなかった『仁王』は「先輩（パイセン）」と呼ばれていた。

ウィリアム