ドールズフロントライン(ドルフロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドールズフロントライン』とは、中国のサンボーンが開発しているスマートフォン用のゲームアプリである。民間軍事会社の指揮官であるプレイヤーは、第三次世界大戦により荒廃した近未来を舞台に、人工知能の反乱により襲い来る機械の兵士たちを撃退するため、銃の名前を冠する戦術人形と呼ばれる機械の少女を率いて戦うことになる。

・命中率が90%ダウン
陣形効果やスキル効果など全てを計算した最終結果から90%ダウンとなる。暗視機能のある装備を使うことでその数値分だけペナルティを軽減可能。
・視界が0になり自分が配置されているマスしか見えない
HGを部隊に編成していれば視界が1になり隣接マスの配置状況を確認できる。
たとえ友軍占領下の飛行場でも視界外では部隊の新規配置が不可能なので、部隊配置の時は気をつけること。
・レーダーマスという特殊なマスがあり、そこを占拠するとそこから2マス以内の配置状況を確認できる
・敵味方共に司令部マスが存在しないため、勝利条件は敵全滅のみとなる(イベント夜戦のみボス撃破で勝利条件を満たすことが可能)
・友軍部隊は1部隊しか使用できない
・ターン制限があり、超過すると自動敗北となる
・装甲タイプの敵が出現する
装甲タイプの敵へのダメージは装甲の値だけ差し引かれる。ダメージが0以下になった場合は1として扱う。
装甲値は装備の持つ破甲値(+デフォルトで10)だけ無視することが可能。破甲値がマイナスの装備を使用していると装甲タイプの敵へのダメージが減少することに注意。
装甲タイプの敵は基本的に回避値0となっているが、一部の夜戦ボスやマンティコアなどの大型装甲エネミーは回避値を持つ。

自律作戦

全ての勲章を取得し終えた戦闘マップに自動出撃することである。(夜戦マップは勝利のみで可)資材を消費して部隊を一定時間派遣することにより、一定の戦闘経験値とそのマップで獲得可能な戦術人形(または装備)を獲得できる。部隊の戦力評価が派遣の必要条件となり、敵の強いマップほど必要な戦力評価値は高くなる。プレイする時間が取れない時のレベル上げ作業などに適する。

後方支援

後方支援の受注画面。大成功時に獲得できるアイテムはアイコンで表示される

「艦隊これくしょん」で言うところの「遠征」に当たる。部隊を一定時間派遣することにより資材や消費アイテムを獲得する。ストーリーが進行するほど効率のいい後方支援が開放されるようになるが、それらの後方支援は遂行に必要なレベルが高くなるため前線に投入しない戦術人形の育成も大事になってくる。多くの同種ゲームと違い後方支援で経験値は獲得できないことに注意。

模擬作戦

APと呼ばれるポイントを消費して行う訓練である。資材を消費しない、経験訓練以外の作戦では経験値が入手できない、行動ポイント無制限、味方の増援不可、実際のダメージが発生しないため修復不要、などの特徴がある。内容は日替わりである。
APが0になった時に消費される超電導APは課金以外での入手が困難なため極力温存を推奨する。

・強化練習(月・木・日):強化カプセルを獲得できる。難易度が高いほど多くのカプセルが獲得できる。(初級:1 中級:2~6 上級:3~9)
・資料収集(火・金・日):訓練資料を獲得できる。難易度によって獲得できる訓練資料の種類が違う。この訓練に出現する敵は攻撃をしてこない。
・経験訓練(水・土・日):戦闘終了時に一定量の経験値を参加人数頭割りで獲得できる。
・防衛演習(常設):夜戦2-4クリアで開放。AP消費5固定。4部隊を選んで次々に登場する敵部隊を撃破していく。
10戦ごとにボスが登場し、装備較正に必要な較正チケットと各種資材を獲得できる。50戦目以降から夜戦条件下の戦闘も混じってくるので、暗視や装甲対策も必要となってくる。
・メンタル回廊(常設):メンタルアップグレードに必要な素材である「記憶の欠片」を入手できる。難易度によって獲得できる記憶の欠片の量が変化する。(初級:8~11 中級:20~30 上級:30~60)全体的に敵戦力が高いので要注意。
・融合演習(常設):融合勢力を育成・強化するための素材を入手できる。曜日と成績によって素材入手量が変動する。また、APではなくPEと呼ばれるポイントを消費するため他の模擬作戦とは別枠扱い。詳細は別項目。

融合演習

融合勢力の育成に必要な「急速成長ディスク」、「開発シャーレ」、「初級訓練ディスク」および「上級訓練ディスク」を獲得することが可能な演習。
他の模擬作戦とは別枠になっており、専用のポイントである「基礎PE」(2時間ごとに1貯まるポイント、最大値は6)または超電導PE(報酬などで入手する。ショップで購入することも可能)を1回につき3消費して実行する。
毎日全作戦が開放されているが、曜日によって獲得報酬が3倍になる演習が替わる(日曜日は全作戦が3倍になる)ため、基本的には獲得報酬3倍の作戦を狙っていくことになる。
融合演習はプレイヤー自身が育成した人形を使用せず、毎週月曜日午前0時に変更される特定の人形(全て最大状態まで強化済、装備も全て最大強化済)から選択して編成する(他の演習と同様に妖精は編成できない)。また、敵編成も毎週月曜日午前0時に変更される。
融合演習には規定時間が設定されており、その時間より1~19%早く敵を全滅させることができれば獲得報酬が+10%、20%以上早ければ+20%される。これは曜日による獲得報酬3倍と重複するため、最大で3.6倍の報酬を得ることができる。

【防衛構想訓練】
月・木・日曜日に報酬3倍。「急速成長ディスク」を獲得可能。基本獲得数は10(最大36)。

【開発調節訓練】
火・金・日曜日に報酬3倍。「開発シャーレ」を獲得可能。基本獲得数は7(最大22)。

【暗号解読訓練】
水・土・日曜日に報酬3倍。「初級訓練ディスク」または「上級訓練ディスク」のいずれかをランダムで獲得可能。基本獲得数は70(最大252)。

ターゲット演習

ステータスを調整できる「カスタムターゲット」と事前に用意された敵編成に挑む「演習ターゲット」を選択できる

ターゲット訓練では妖精や重装部隊を編成することも可能であり、自軍戦力の強さを正確に計ることができる

2020年11月のアップデートにより実装された、「模擬作戦」から実行することができる戦闘シミュレーション。資材やAPを消費することなく、自部隊の強さを確認することができる。
自軍が所有している戦術人形、装備、妖精、重装部隊を使用して模擬戦闘を行い、経過時間や総合の被ダメージ量、与ダメージ量だけでなく個々の人形ごとに被ダメージ量、与ダメージ量を算出できる。
訓練結果は各20件まで自動保存され、閲覧することができる。

■カスタムターゲット
ステータスを設定できる訓練用ドローンを使用しての模擬戦闘。
設定できるステータスは下記の通り。

・環境:昼戦または夜戦を選択できる。
・回避:「無」~「極めて高い」までの5段階を設定できる。
・防御:装甲値。「無」~「極めて高い」までの5段階を設定できる。
・障壁:一定のダメージを吸収するバリア。鉄血の高等人形などが使用するもの。「無」~「極めて高い」までの5段階を設定できる。
・偏向障壁:パラデウスが使用するバリアで重装部隊の「破砕」が有効。30%~100%までの5段階を設定できる。
・目標の強さ:ドローンのHP。20%~100%までの5段階を設定できる。
・目標のHP:「無敵」(倒すことができない)か否かを設定する。
・目標の編成:ドローンのLINK数。1~5体まで設定できる。

■演習ターゲット
用意された敵編成を使用しての模擬戦闘。
現在のところ6種類の編成が用意されており、それぞれ強さを5段階で調節することができる。また、敵のHP量や攻撃の有無も設定可能である。

・一匹狼:標準的な無装甲編成。難易度3までは鉄血ユニット、難易度4からは正規軍ユニットとなる。
・密集の悪夢:弱いが数が非常に多い編成。難易度3まではE.L.I.D.感染者、難易度4からはナイトメアとなる。
・盾の裏からの奇襲:高耐久ユニットの前衛と狙撃ユニットの後衛という編成。難易度3までは無装甲ユニット、難易度4からは装甲ユニットとなる。
・屈折信仰:パラデウスユニットによる編成。後方に偏向障壁を持つ高火力ユニットが編成されている。
・移動爆弾:自爆ユニットによる編成。難易度3までは黒ゴリアテ、難易度4からは正規軍の地雷兵と移動砲台の組み合わせ。
・破壊の嵐:大型の高火力装甲ユニット編成。難易度3までは鉄血のマンティコア、難易度4からは正規軍のヒュドラという難敵揃いである。

■特殊ターゲット
大型イベント開催期間のみ開放される。演習ターゲットと基本的には同じであるが、用意されている敵編成がイベントのボスキャラとなっている。
資材やAPを消費しない特性を生かして、事前にボス戦の予行練習を行うのが目的である。
また、この訓練でのクリア時間は全指揮官の間でランク付けされるため、腕試し的な意味合いもある。

戦闘

出撃マップ選択時の画面。このマップでしか獲得できない戦術人形は「限定ドロップ」として表示される

「ドールズフロントライン」の戦闘は、部隊をマップ上で移動させながら戦闘を行い、敵の司令部を占領することで戦闘マップをクリアするという形になっている。
移動は部隊をタップした後に目的地をタップすることで行う。「艦隊これくしょん」のように強制的に特定ルートへの移動を強要されることはないが、その分移動にはプレイヤーの判断が重要になってくる。

戦闘マップ

通常の戦闘マップ

夜戦の戦闘マップ。明るくなっているマス以外は視界外なので敵部隊の配置を確認できない

マス

マップ上の移動可能地点。「司令部」「飛行場」「ランダム」「補給」「レーダー」「通常」「臨時飛行場」「補給ポイント」などが存在する。
青が自軍占領下、赤が敵軍(鉄血)占領下、黄色が敵軍または中立軍(正規軍)占領下、白が中立となる。
占領判定は自ターン終了時と敵ターン終了時にそれぞれ行われる。
そのマスから移動可能なマス全てを自軍または敵が占領していた場合、「包囲占領」が発生する。孤立している飛び地を占領してもすぐに取り返されるのは包囲占領によるものである。逆に、敵司令部から移動しない強力なボスエネミーに対しては周囲を占領することで敵司令部に包囲占領を発生させ戦わず勝つことも可能である。

司令部

建物をイメージしたアイコンが描かれたマス。
自軍のこのマスを占領されたら敗北になり、敵軍のこのマスを占領したら勝利となる。(夜戦マップには一部例外を除き存在しない)
・自軍部隊、友軍支援部隊を配置できる
・自軍部隊の補給や緊急修復、所持資材を廃棄しない部隊撤退ができる
・自軍占領下であれば行動ポイント1を供給する
・「飛行場」ではないため空挺妖精の効果対象外
敵司令部を占領した場合、そこで作戦自体が終了するため敵ターンは発生せず再占領が起こることはない。

yuku_sakana
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@yukusa_kana

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