To LOVEる -とらぶる-(ダークネス)のネタバレ解説・考察まとめ

『To LOVEる -とらぶる-』とは、矢吹健太朗(作画)、長谷見沙貴(脚本)による日本の漫画およびそれを原作とするアニメ。男子高校生・結城リトを主人公とし、ララ・サタリン・デビルークと西連寺春菜の三角関係を軸に展開されたラブコメディ作品。
また、続編のスピンオフ作品『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』では主人公はララの妹であるモモ・ベリア・デビルークやナナ・アスタ・デビルークがヒロインとして加わりお色気描写が過激になった。

作詞・作曲 - 鈴木健太朗 / 編曲 - 古川貴浩

『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』の概要

『ToLOVEるダークネス』とは前作『ToLOVEる』のスピンオフ作品であり、作者も前作同様に矢吹健太朗(漫画担当)、長谷見沙貴(脚本担当)による日本の漫画、およびそれを原作とするアニメであり『週刊少年ジャンプスクエア』(集英社)において2010年から2017年まで連載された。「スピンオフ」と銘打っているものの、実質的には『ToLOVEる』の正当な続編となっており、今作の主人公はリトとモモの2人。三角関係を主軸に据えた前作とはやや路線が異なり、バトル描写多めのシーンと過激な描写が多めのハーレムの2つを軸に据えた話が展開される。また、青年層も対象読者に含めているジャンプスクエアに移籍したために、女性キャラクターのお色気の描写は前作よりも過激になっている。そのため2014年、福島県で9巻のみ青少年保護育成条例に基づく有害図書に指定された。

『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』のあらすじ・ストーリー

プールでの西連寺春菜への告白失敗から数日後。リトはいつも通りの平穏な日々を過ごしていた。
ララが結城家の居候となってからリトの日常は大きく変化し、ララの妹であるナナ・アスタ・デビルークとモモ・ベリア・デビルークも居候する状態となっていた。
夏の日にリトに恋心を寄せるモモはプールでのリトの告白を目撃していた。その後、ララの「みんなでリトと結婚して幸せになる」という言葉を聞いたモモは、自分だけでなくララや春菜など「リトに思いを寄せる女子」が全員幸せになる方法として、リトをデビルーク王にして、リトに思いを寄せる女子全員を花嫁にする『ハーレム計画』を思いつく。
『リトさんが次期、デビルーク王としても側室を持てば複数の女性に同時に愛を注ぐ事は可能!!そして私もそこに加われば、堂々とリトさんの寵愛を受けられる!!そうだわ!それこそ私が目指すべき道!!』決意したモモはまずリト自身の考えの改革とそれをめぐる女性関係に接触していくことに。
また一方で、リトの命を狙う殺し屋・金色の闇(ヤミ)は、美柑やリトとの交流を経て彩南で平穏な生活を送っていた。しかし、そんな平和なある日、ヤミは何者かに操られた彩南高校の生徒に襲撃を受ける。撃退に成功したヤミに襲撃者の一人が「目を覚ませ金色の闇。甘い夢はもう終わらせるべきだ」と呟いた。襲撃者を操っていたのは芽亜とネメシスの二人。二人はヤミと同じトランス兵器であり、ヤミを究極のトランスダークネスと覚醒させるのが目的であった。
こうしてモモの「ハーレム計画」と、ヤミの隠されたトランスをめぐる「ダークネス計画」の2つの計画が軸になり、物語が始まっていく。
リトをハーレム王に仕立て上げようと古手川唯を家に呼びリトと二人っきりにしたり、ララにリトへアピールするようにとお風呂場に押し込んだりと画策するモモだったが、ハーレムを強引に推し進めようとする中でネメシスに邪魔をされ、リトは多くの女子に結婚相手として狙われてしまう。リトにはネメシスによって懸賞金がかけられ「リトと交際すれば何でも願いを叶えてやる!」と宣言していたのである。リトは学園中を走って逃げ回るがその中で『ハーレムなんて、ありえねえから!』と必死になって叫び、それをモモが聞いてしまう。リトの心からの叫びを聞いてしまったモモは計画の断念し、大いに落ち込んでしまう。しかし、ハーレム計画を壊した張本人であるネメシスによって励まされ、今後は一人の恋人として独り占めするべく努力することをリトに誓うのだった。

『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』の登場人物・キャラクター

ダークネスからのメインキャラクター

モモ・ベリア・デビルーク

CV:豊崎愛生

身長:151cm
体重:45kg
誕生日:8月8日
血液型:B型
3サイズ:B78 W54 H78→B80 W54 H79

デビルーク星の第三王女であり、ララとナナの妹。ナナとは双子の姉妹である。植物と心を通わせる能力がある。
大人しく清楚な雰囲気があり、いかにもなお姫様だがキレると凶悪な本性が現れる。惑星ミストアへ冒険に行った時には植物を脅しただけでなく、怯えながら逃げ惑う姿を見て「カワイイ」と笑うなどドSな面を覗かせている。
双子のナナからは猫被りに見られており、しばしば「イイ子ぶってる」「外ヅラだけは良い」などと毒づかれ喧嘩になることも。リトを肉食系にするために、性的な意図も含めて大胆なアプローチをとることがある。本人曰くポジションにはこだわらず、2番でも3番でもいいからリトに愛されたいようだが、実際には独り占めしたいと思っている。リトに愛されたいと思う反面、経験がないため先手を打たれると驚いてしまう一面も。

【性格】
ナナと比べると大人しく清楚で、如才ない印象の少女で普段は優しい。しかしキレるとギドの血筋らしい凶悪な地が出て、形相も険しく変貌する。ナナからは猫被りに見られており、しばしば「イイ子ぶってる」「外ヅラだけは良い」などと毒づかれる。

実際に、ハッタリをかけて惑星ミストアの植物達を脅しただけでなく、怯えながら逃げ惑う植物達の姿を見て「カワイイ」と言いながら悦に入るなど、かなりのドSで腹黒い一面も併せ持っている。

『ダークネス』からはドSや腹黒の一面は「V・M・C」と接するときくらいにまで鳴りを潜め、背伸びをしたがるような一面やリトたちの人間関係の変化に一喜一憂するといったものが多く描かれている。他者へは基本的に敬語を使っているが、ナナ、芽亜、ネメシスなど一部の相手には敬語なしで喋っている。

焦ったり考え事をしている際に髪の毛をいじる癖がある。欲しいもののために最大限の努力をするところは母・セフィと似ている。

【能力】
ナナと同様に特有の能力があり、モモは植物と心を通わせることができ、地球の動植物にも興味がある様子。そのことから、植物だった頃から人型に進化した現時点に至るまで、セリーヌの言葉を通訳する役目を果たしている。また、ララの発明品の伝送システム「デダイヤル」で仲の良い宇宙植物を呼び出し、自らのピンチの際などに加勢させることができる。

また、ララに似てエンジニアとして優れた才能を持っている模様で、ララが作りかけで放置していた3D体感RPGのプログラムを起動可能な状態にまで仕上げ、ナナと共にリトの資質を確認する計画を遂行した。さらに戦闘能力も高く、ララ同様に格闘をこなせるほか、尻尾から強力なビームを放つこともできる。

『ダークネス』に入ってからは美柑の家事を手伝っていることがあり、美柑からは「センスがある」と評されている。

【人間関係】
ナナと共に3D体感RPGを利用してリトの資質を確認するといったことをした後、勉強が嫌で王宮を抜け出してナナと共にデビルーク星から家出し、ララ同様に現在は結城家に居候している。モモは植物と心を通わせる能力を有しており、自分同様植物に愛情を持って接するリトに親近感を抱き、優しい彼に恋心を抱くようになった。その後もリトを肉食系にするため、性的な意図も含めて彼に大胆なアプローチをとる。本人曰くポジションにはこだわらないらしく、2番でも3番でもいいからリトに愛されたいとのこと。ただし、大胆に振る舞っているように見えていたものの、実は内心ではそれほど余裕がなかったことが後に明らかになった。リトに愛されたいと思う反面、経験がないため具体的な行為をされることはまだ怖い気持ちが先立つ。

『ダークネス』第0話で、リトが春菜に告白しようとして失敗する瞬間を目撃しており、リトが春菜のことを好きであること、その後のララとの会話で、春菜もリトのことが好きであることを知る。ララの純粋で前向きな気持ちを知り、自分1人だけのためではなく、皆で幸せになるために、リトの周囲の女性全員(実妹の美柑も含む)を巻き込んだ「ハーレム計画」を決意する。その計画遂行のため『ダークネス』からは、リトをめぐる女性関係に接点を持ちやすいようにと、彩南高校の1年B組に編入する。
なお、「ハーレム計画」はララが正妻ポジションでなければ成り立たないとのこと。

双子のナナとは、幼い頃からよく喧嘩しており何かにつけて「お子様」と言って嫌味を言うこともあるが、芽亜との件で落胆していたナナを気遣ったり、彼女に危険か降りかかると助けに向かうなど、姉妹の絆は固い。ネメシスに対しては、「天敵」として嫌悪感を抱いており、よくからかわれている。また、里紗や芽亜といった自分以上のスキルを持ち、からかったりしてくる相手にも苦手意識を持つ。

母・セフィの言葉を受けてからは、「ハーレム計画」の行動は控えめになっている。リトから春菜とキスしたことを聞かされたときは敗北感を感じていたが、ララの「1番とか2番とかどうでもいい。私がリトのことが好きで、リトも私が好きなのがサイコーに幸せ」という言葉を聞き、「ハーレムを完成させ、リトさんに愛されすればそれでいい」と決意を改め、再び行動し始めている。現在までに「ハーレム計画」を知っているのは、(順番的に)リト、芽亜、ネメシス、ナナ、セフィの5人。リトにハーレムを否定されてリトと春菜が通じ合う所を見て心を痛めており、リトの一番になりたかったんだと自覚した。『ダークネス』最終話でリトに告白し、母・セフィにもリトに告白したことを伝えた。

ナナ・アスタ・デビルーク

CV:伊藤かな恵

身長:151cm
体重:43kg
誕生日:8月8日
血液型:B型
3サイズ:B68 W54 H77

デビルーク星の第2王女でララの妹。モモとは双子の姉妹である。動物と心を通わせる能力があり、言葉によるコミニュケーションがとれる。
性格は明朗快活であり、双子の妹であるモモとは真反対の正確である。そのため乱暴な言葉づかいにしばしばモモのツッコミを受けている。貧乳であることにコンプレックスを持っており、それをリトから指摘されると「ペタンコで悪かったな!」と叫んで殴るのがお決まりとなっている。勝気で生意気な言動のわりに、実は結構な甘えんぼうであり、母のセフィが彩南に来た際には思い切り甘えていた。貞操観は古風で純情家であり、「結婚の前にキスなどするわけない」と狼狽したりもする。

【性格】
明朗快活さがララに似た印象の少女だが、やや大言壮語気味で、しばしばモモのツッコミを受けている。貧乳であることに劣等感を持っており、胸が小さいのを他の人から指摘されると「ペタンコで悪かったな!」と叫ぶのがお決まりとなっている。勝気で生意気な言動のわりに結構な甘えんぼうである。また、貞操観は古風で純情らしく、ララとリトの仲をからかうモモに対し「結婚の前にキスなどするわけない」と狼狽したりする。動物の夫婦や赤ちゃんと仲が良いにも関わらず、性的な知識も乏しく「子作り」も『ダークネス』第55話にて芽亜に教えられてやっと理解した。

【人間関係】
姉のララが熱を上げているリトの人柄に興味を持ち、モモと共に謀ってリトと関係者を3D体感RPG世界に引き込み、リトが姉を幸福にできる男なのかどうかを試そうとした。その後、勉強が嫌で王宮を抜け出してモモと共にデビルーク星から家出し、現在では結城家に居候している。

『ダークネス』からは、モモに誘われて、彩南高校の1年B組に編入し、芽亜の正体を知らないまま友達になる。その後正体を知られた芽亜から「友達ごっこは終わり」と言われ落ち込むこともあったが、リトに励まされて芽亜と本気で向き合った結果、ごっこではない「本当の友達」になる。

ペケと同様、ララの婚約者候補としてのリトの資質には疑問を持っており、何かとエッチなトラブルに巻き込まれがちなリトに対して沙姫同様、「ケダモノ」と偏見を持っている。しかし、同時にララやモモがリトを慕う理由に興味も抱いており、車に轢かれそうになったマロンを助けたことがきっかけで、マロンを通じて春菜のリトへの想いも知り、これを機にリトへの人柄への関心を強めている。その頃からは描写を見る限り、リトへの誤解などは完全ではないものの、徐々に解決の方向に向いているようで、リトへの好意も否定はしているがまんざらでもない様子が時折見られるようになった。特に、『TL』最終話での春菜へ向けた告白を自分へのものだと勘違いした時のシーンはその具体例である。『ダークネス』に入ってからはその傾向はさらに強くなっている。芽亜との一件以降は特にリトを強く意識しており、モモからもリトのことに関してよくからかわれている。今ではリトのことを「ピンチの時は頼りになる奴」と評している。

その後のララとの会話で、リトが春菜とララが好きであることを知り心を痛める。モモから「ハーレム計画」の全てを聞かされるものの、反対している。

『ダークネス』57話で風紀委員である唯の仕事を手伝っている様子が描かれ、唯のことを皆のために頑張っている姿を見てすごいと感心しており、彼女からスカウトを受けた。その後、唯に電話をして風紀委員になることを決めており、64話にて新風紀委員として本格的に活動している。「コテ川」や「モミ岡」など、名前の一部をカタカナにするのが特徴。

黒咲芽亜(くろさきめあ)

CV:井口裕香

身長:153cm
体重:44k
誕生日:11月1日
血液型:O型
3サイズ:B75 W52 H77

ネメシスの命令を受け、彩南高校に学生として潜入しているトランス兵器の少女。ナナやモモと同じ1年B組。
プロジェクトイヴの開発データを元に生み出された第2世代のトランス兵器であり、ヤミにはない新能力、身体の一部を相手と融合して精神に入りこむ「サイコダイブ」の能力を持っている。ヤミを「お姉ちゃん」と呼んで親しむが、出会った当初はヤミに警戒されていた。性格は無邪気で好奇心旺盛であり、リトに裸を見られても動じず、リトのラッキースケベも「生物としてごく自然な欲求」と解釈するシーンもあった。さらにリトにえっちぃ事について教えてほしいと大胆な要求するなど、姉のヤミとは対照的に恥じらいがない。「素敵」というのが口癖。

【出自】
第6次銀河大戦末期に、"プロジェクト・イヴ"よりヤミの開発データを元に生み出された第2世代の変身(トランス)能力者であり、同じように生まれたヤミを「お姉ちゃん」と呼んでいる。彼女が最初に覚えている景色は、壊滅した組織"エデン"の研究所、壊れた培養カプセルで、自分が何者で何のために生まれたかもわからずガレキの中を彷徨っていた時、ネメシスと出会った。その時に本人も気づかないまま、ネメシスにずっと「変身融合」されていた。地球に来る以前、ヤミの情報を集めるために賞金稼ぎの真似事をし、一部の宇宙人からは「赤毛のメア」と呼ばれていた。

【能力】
ヤミと同じ変身能力に加え、身体の一部を相手と融合してその精神に入りこむ「精神侵入(サイコダイブ)」という能力も持っている。
「精神侵入」の応用で、髪の毛1本からでも相手と物理的・精神的に融合し身体の支配権を奪うことができる「肉体支配(ボディジャック)」という能力も持つ。

手加減した状態でも、宇宙海賊3人を簡単に倒すほどの強さを持つ。ネメシス同様、他人や動物への擬態が可能。
強力な電撃は一時的に変身能力をマヒさせることがあり、クロの「プラズマ弾」をくらったときは大きなダメージを受けた。

【性格】
性格は良くも悪くも無邪気で好奇心旺盛。「素敵」というのが口癖である。精神の中とはいえリトに裸を見られても動じていなかったり破廉恥な行為を「生物としてごく自然な欲求」と解釈している。女子の前でリトにえっちぃ事について色々と教えてほしいと大胆な要求するなど、ヤミとは対照的に恥じらいが無い様子。

リトとの精神侵入を経て、「えっちぃ気分」について知った模様。スイッチが入ると止まらなくなるところがある。紅茶に大量の砂糖を入れて飲むほどの甘党で、キャンディーを舐めていることも多い。

匂いフェチであり、本物か偽物かを嗅覚で見抜くことができる。

【人間関係】
ナナ、モモの2人とクラスメイトで、ナナとは仲の良い友達になり、後に入学してきたヤミやネメシスとも同じクラスメイトとなる。
主(マスター)であるネメシスの命令により、ヤミを元来の殺し屋に戻してリトを殺害させることを目論んでいたが、ヤミから人との触れ合いの大切さを教えられ、ナナだけでなくリトやモモとも仲良くしようとすることにした。リトと「精神侵入」に繋がったことで、その記憶からモモの「ハーレム計画」を知り、彼女の「ハーレム計画」とネメシスの「ダークネス計画」の両方に興味を持っている。また、ネメシスからは「敵意を向けてきた相手には容赦するな」と教えられていた。「兵器」としての生き方を否定するティアーユに対しては、あまりいい印象を持っていない。お静からは警戒されており、ティアーユとともに一触即発になってからはあまり仲は良くなかった。ただ、お静のことは嫌っているわけではなく、本当の自分を知る者として本心を語り、その後の協力から少し打ち解けている。

もしみんなに正体を知られたら今まで通り学校へ行けなくなるという心配から、他の者には正体を隠しており、クラスメイトの千晶と玲奈とも正体を隠して仲良くやっていた。今まで彼女の正体を知っていたのは、(順番的に)ネメシス、ヤミ、リト、モモ、御門、お静、ティアーユ、ナナ、美柑の9人だけだったが、ヤミの言葉によって彩南高校の全員に正体を知られることになるものの、千晶と玲奈にもすぐに受け入れてもらえた。

ダークネスの一件でネメシスと別れることを決意し、お静と協力して「変身融合」していたネメシスから自身の身体を取り戻すことに成功し、お静とも友達になる。その後ネメシスのことを「マスター」から「ネメちゃん」と呼ぶようになる。

変身を通じてヤミのリトへの恋心を知った上、 「精神侵入」でリトの本命が春菜であることを知り、モモの「ハーレム計画」に協力するとのこと。
クロがリトを抹殺しようとしたときは、クロからリトを守りながら戦い、リトのことを「命を懸けて守る価値がある」とクロに伝えた。

ネメシスが彩南高校に編入すると同時に真・生徒会長に君臨したことに驚くも、学園の女子全員をリトの側室にするという、ネメシスの「ハーレム計画」をよく思っていない模様。

ネメシス

CV:日高里菜

「ダークネス計画」の黒幕であり、芽亜から「マスター」と呼ばれる少女。芽亜に兵器としての生き方や能力の使い方、ヤミの存在を導いた張本人で彼女が信じる絶対の存在。大人びた言い回しをするが、根本は無邪気で興味を持ったものは見ているだけでは満足できずに接触してきたり、抑えが利かなくて暴走したり、子供らしい一面がある。悪役っぽい性格だが、完全に冷酷非情なキャラというわけではなくリトを気遣う一面も見せた。 身体はダークマターという小さい粒子で構成されており、芽亜と初めて会った時は自身の肉体が実体のない不完全な思念体でいつ消滅してもおかしくない状態であり、存在を安定する器が必要だったため芽亜と融合した。無邪気である一方遊ぶだけ遊んで後始末は他に任せるタイプ。

ティアーユ・ルナティーク

CV:福圓美里

10代にして宇宙生物工学の分野で並ぶ者のないと称された天才科学者。自身の細胞をベースにヤミを生み出した人物である。ヤミからは「ティア」と呼ばれて慕われていた。しかしヤミを「人」として育てようとしていたため、生体兵器として育てようとする組織と対立し、混乱の中で姿を消す。クローンであるためヤミとは外見が似ているが、ヤミよりもずっと長身でかつ巨乳である。性格もおっとり天然タイプでかなりドジで抜けているところがあり、男子生徒からは「金髪巨乳眼鏡ドジっ子教師」という肩書きをつけられた。

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