キング・コング(King Kong)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

映画史に残る1933年制作の怪獣映画の古典「キング・コング」を「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督がSFXを駆使してリメイクしたのが、この2005年版「キング・コング」。映画撮影のため南海に浮かぶ海図には乗らない神秘の島・髑髏(どくろ)島に到着した撮影隊がキング・コングを初め様々な怪獣や恐竜たちと遭遇する、ラブロマンスとホラー要素もある痛快アクション・アドベンチャー。

1933年版のヒロイン、フェイ・レイが出演予定だった

1933年版「キング・コング」でアン役のフェイ・レイ

ピーター・ジャクソン監督は、1933年のオリジナル版「キング・コング」でアンを演じたフェイ・レイに、映画のラスト・シーンにカメオ出演してもらう予定だった。
ジャクソンがリメイク版を作るときにオリジナル版のスタッフ・キャストで話をすることが出来たのは彼女一人だったそうで、その時のフェイは96歳。
彼女は出演を快諾し、映画ラストの「飛行機じゃない。美女が野獣を死なせたんだ」のセリフは、カールではなく見物人でカメオ出演するフェイがしゃべる予定だったが、残念ながらジャクソンと会った数か月後、撮影前に亡くなってしまった。

『キング・コング』の関連動画

2005年版「キング・コング」アメリカ版予告編

1933年版「キング・コング」アメリカ版予告編

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