Banished(バニッシュド)のネタバレ解説・考察まとめ

「Banished(バニッシュド)」は、Shining Rock Softwareが開発した都市経営シミュレーションゲーム。
プレイヤーは、Banished=追放された人々を生存させるため、あらゆる生存戦略を駆使して住民たちを導いていく。
「シムシティ」など類似の都市経営シミュレーションに比べ、ややシビアな難易度となっている。

Cleric(聖職者)

住民の幸福度を上げる職業。Chapel(教会)で働く。
教会があると住民はそこに立ち寄り休息を取る。

施設

施設の大きさは固定。例えば、Wood Cutter(薪割り場)は6×7の大きさ、Quarry(石切り場)は21×17の大きさで変わることはない。
施設によっては非常に大きな面積を必要とすることもあり、MODでは小型化した施設が作られている。
増築や改築によって施設の機能が強化されることはない。増築や改築による機能強化はそれができるMODがあるのでやりたければ導入するとよい。

ただし、畑や放牧地、資材置場などは範囲を指定して設置するため、面積は可変になる。
そういった施設は面積によって必要な労働者数や生産量の効率などが変わってくるシステムとなっている。

住宅、道路

Wooden House(木の家)、Stone House(石造りの家)

住民が住む家。定員は5人で、両親と1~3人の子供という核家族が居住する。
子供は結婚適齢期になると他の空き家に引越し、結婚、出産する。

機能はどちらも同じだが、冬の燃料(薪、石炭)の消費量、火災になった時の近隣からの延焼確率が異なる。
木の家は建築資材が少なくて済むが燃料を多く消費する上に火災発生の可能性があり、また延焼しやすい。
石造りの家は建築資材が多いが燃料の消費は少ない。火災発生の可能性があるが、延焼しにくい。
また、木の家から石造りの家に改築することもできる。逆に石造りの家から木の家へ改築することはできない。

Boarding House(長屋、共同住宅)

「Temporary Place for the homeless(ホームレスの一時的な居場所)」とまで書かれる極貧集合住宅。
5世帯25人までが居住可能な家。食料や燃料の消費は世帯ごとではなく共同住宅内でまとめて行われる。
住民はよほどこの家が嫌いなようで、空いている家があると優先的にそちらに移住する。

主な役割は人を恒久的に住まわせる住宅というより一時避難場所。
木の家から石造りの家に改築、もしくは火事で家が焼け落ちたなどで、家を失った住民の緊急的な受け入れ先という役割を持っている。

Dirt Road(砂利道)、Stone Road(舗装道路)

住民の移動が少しだけ速くなる。砂利道より舗装道路の方が移動速度上昇の効果が高い。

Bridges(橋)、Tunnel(トンネル)

川や山などの進入不可地形をまたいで移動できるようにする構造物。

行政

Well(井戸)

火災が起こった際、水を汲み出して消火に使用する施設。
井戸がないと、火を消すために遠くの河川から水を汲みに行く。

平時は住民の休憩場所としても働くため、職場近くに作ることで余暇を楽しもうとする住民たちの過度な遠出を抑えられる。

School House(学校)

子供を教育し、労働効率を上げる施設。
卒業すると教育を受けた大人になり、生産活動の効率が大きく上がる。

Hospital(病院)

病人の治療を行う施設。
設置するだけでも微小な健康度の上昇がある。

Town Hall(町役場)

人口・資源などの推移や播種可能な植物などを閲覧できる。

市場・交易所と揃えることで稀にNomads(流浪の民)が流れ着き、移住を求めてくる。
受け入れるとただちに教育されていない大人と子供が増加する。

Chapel(教会)

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