跡部景吾(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

跡部景吾(あとべけいご)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部テニス部の部長である。生徒会長もつとめており、跡部財閥の御曹司でもある。自称「王様(キング)」。部員200人の頂点に立つカリスマだ。テニスの技術も全てにおいてトップクラスのオールラウンダー。特に相手の弱点を見抜く能力に長けている。勝気な性格だが、誰よりも努力を怠らない。仲間思いで世話焼きな一面も持っている。チャームポイントは泣きボクロ。「跡部様」と呼ばれていて、人気の高いキャラクターだ。

vs獅子楽中 5-0で勝利
S1 跡部vs大丸 ○6-0●
(試合描写なし)

準々決勝

vs青春学園 2-3で敗北
S1 跡部vs越前 ●6-7○(タイブレーク117-19)

試合前から張り合う両者。跡部から「負けたら坊主」という話を持ち出し、越前もそれを飲み試合が始まる。越前は「ドライブB」を打つが、跡部はあっさり返球。跡部は「タンホイザーサーブ」を放ちリードする。越前は無我の境地状態に入り、過去に対戦した選手の技を次々と繰り出していく。跡部は自身の「タンホイザーサーブ」をコピーされるが、冷静に対処する。さらに、跡部は試合の中で相手の絶対死角を見つけ出す「氷の世界」を発動していた。越前は無我の境地を使っても体力を消耗するだけだと気が付き、死角を狙われながらも必死に食らいつく。そこで会場の照明が落下するアクシデントが発生するが、試合は続行。長いタイブレークが続いた。両者体力が限界を迎え、コートに倒れ込む。最初に起き上がったのは跡部だった。越前は90秒以内にサーブを打たないと負ける場面、残り1秒で「ツイストサーブ」を放った。そのボールは跡部の顔の横を素通りしていった。跡部は立ったまま気絶していたのだ。跡部は次のサーブを打つことができず、117-119で敗北。約束通り坊主にした。

『新テニスの王子様』同士討ち

跡部景吾vs日吉若 ○47-45●

コーチの「二人組を作って下さい」という指示で跡部は後輩の氷帝次期部長である日吉若(ひよしわかし)とペアを組む。選手全員がダブルスマッチのペア決めかと思っていたが、「その二人組でシングルスマッチを行う」という同士討ちであった。先輩から後輩へ氷帝学園テニス部を受け継いでいくという試合。跡部はそのテニス部の意思を継いでいくための教えとして、あえて持久戦で挑んだ。日吉もこの試合で学んだことが多く、氷帝学園テニス部の未来を繋ぐ価値のある試合となった。

『新テニスの王子様』シャッフルマッチ

3-5番コート入れ替え戦 3-2、1ノーゲームで勝利
S1 跡部景吾vs入江奏多 6-6(タイブレーク187-187)
ノーゲーム

『新テニスの王子様』のU17合宿ではコートが番号で分かれており、数字が小さいほど実力の高い選手が所属している。コート総入れ替え戦とは、そのコートに所属するメンバーを全員入れ替えるために行なう試合のことである。高校3年の入江奏多(いりえかなた)は、「君たちにまだ3番コートは早い」と言い冷静に跡部のボールを返していく。ここで跡部はバウンドしないスマッシュの新技「失意への遁走曲(フーガ)」を放ちリードする。5-0と完全に流れは跡部であった。入江は焦った様子を見せていたが、それは演技であった。跡部の「慟哭への舞曲(ジーク)」もあっさり返してしまう。そして本気を出した入江が反撃を始める。実は入江は各コートの底上げのために配置されていて、実力は3番コート以上であった。追い上げた入江は6ゲームを連取する。序盤飛ばし過ぎた跡部はスタミナ切れでコートに倒れてしまう。だが跡部は立ち上がり、新技「跡部王国(キングダム)」で相手の骨格まで見抜き絶対反応できない死角を狙った。だが、入江は跡部がさっきの転倒で左足を痛めたことに気づいていた。足の痛みでスマッシュの打てない跡部にロブを上げて嘲笑う入江。お互い持久戦で挑むことになった。タイブレークに突入しても焦る演技を見せる入江と、必死にボールに食らいつく跡部。跡部は強引にボールを拾いに行き壁に衝突してしまう。入江も体力の限界で肩が上がらなくなってしまった。両者試合続行不可能となり187-187のノーゲームとしてカウントされた。

『新テニスの王子様』日本代表選抜

第1試合 跡部&仁王vs越智&毛利
ゲーム 7-6(タイブレーク 50-48)/0-6/7-6(タイブレークスコア不明)
セット○2-1●

跡部はシンクロをマスターした仁王雅治(におうまさはる)とダブルスを組む。この作品におけるシンクロとは、ダブルスを組んでいるペアの動きを完全に理解し、次どう動くのかが分かる状態のことを言う。対戦相手の高校3年越智月光(おちつきみつ)は、氷帝学園の元部長であった。序盤、仁王はお得意のイリュージョンで手塚に変身し試合に挑む。仁王はバウンドしない手塚のサーブ技「零式サーブ」までも習得していた。この技であっという間に1ゲーム先取。だが越智の精神攻撃を受けていた跡部はミスショットを連発してしまう。高校生ペアも強く、仁王は「手塚ファントム」までも出さざるを得ない状況になった。手塚の技はボールに回転をかけるため手首に大きな負担がかかるものが多く、仁王の手首は限界を迎えていた。サーブも打てない状態になり倒れ込んでしまった。そんな状況でも跡部と仁王はシンクロを発動。仁王が相手のコードボールを拾い試合終了。跡部と仁王のがむしゃらで泥臭い試合が勝利で終わった。

『新テニスの王子様』W杯

エキシビジョンマッチ

vsドイツ 1-2で敗北
第2試合 跡部&入江vs手塚&Q・P ●0-6○

入江は跡部とダブルスを組みたがっていたが、跡部はそうではなかった。だが結局ペアを組み、ドイツの選手となった手塚と現地の選手Q・P(Quality of perfect)と戦うこととなる。試合内容はカットされたが、0-6とドイツペアから1ゲームも取れず敗北。入江は本気を出さず戦っていて、「全力で行っても勝てる相手じゃなかった」と言っていた。入江によるとこれはワールドカップ本選で勝つために必要なことらしい。跡部を成長させるためにわざと負けたのだった。

予選リーグBブロック2回戦

vsオーストラリア 3-0で勝利
D1 跡部&不二vsミルキー&マック ○7-6●(タイブレーク148-146)

誰もが仁王と不二のダブルスだと思っていたこの試合、実は跡部が仁王にイリュージョンして戦っていたのだ。序盤は十八番のイリュージョンを見せずに真っ向から戦う仁王と、仁王のフォローに回る不二。拮抗した試合だったが、持久戦が得意だと豪語した跡部自身の技「眼力(インサイト)」を発動する。そしてイリュージョンを解き対戦相手と観客に種明かしする。タイブレークに突入するも跡部は絶好調であった。不二も新技「光風」で反射神経が格段に上がり、タイブレーク147に到達する。そして日本のマッチポイント。跡部の新しいサーブ技「氷の皇帝(エンペラー)」で決めて勝利を飾った。「氷の皇帝(エンペラー)」で起こった爆風で会場の照明が破壊され、「ガラスの雨に気を付けな」という台詞を決めた。

跡部景吾の関連人物・キャラクター

樺地崇弘(かばじむねひろ)

樺地崇弘は、跡部と同じ氷帝学園2年のテニス部正レギュラーである。純粋な心を持ち、対戦相手の技をコピーできる能力を持つ。パワー系のプレイヤーである。普段は「ウス」以外ほとんど言葉を発しない。跡部とは10年の付き合いであり、敬意を抱いている。いつも跡部の近くにいて、跡部が指パッチンで呼ぶとどこからかやってくる。ガタイが良く無表情で強面だが、アイロンがけやパッチワークが得意で繊細な一面を持つ。

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手塚国光(てづかくにみつ)

手塚国光は、青春学園3年のテニス部部長である。中学テニス界で知らない人はいない程の全国区プレイヤー。入学当初から実力者だった手塚は先輩に目をつけられ、ラケットで攻撃される。振り下ろされたラケットが手塚の左肘に直撃し、それ以降酷使すると古傷が開く様になってしまった。また、肘を庇ってプレイすることで肩にも負担がかかり、肩も痛めることになってしまう。関東大会で跡部と戦った際に左腕を酷使し故障。その後治療のため九州へ行くことになる。『新テニスの王子様』では合宿に参加。青春学園の元部長である高校生の大和祐大(やまとゆうだい)と対戦後にプロになるためドイツへと渡る。世界大会ではドイツ選手として参加。エキシビジョンマッチで跡部と戦うこととなる。メガネをかけておりいつも無表情で、顧問の先生に間違われることがあるほど大人っぽい風貌をしている。

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種ヶ島修二(たねがしましゅうじ)とは、『新テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、U-17日本代表の高校3年生。初登場時は2軍のジャージを羽織っていたが、1軍の海外遠征帰国後に実は1軍のNo.2であることが明らかとなった。筋金入りの飛行機嫌いであるため、海外遠征には同行せず、2軍メンバーと共に合宿所に残っていた。U-17日本代表シャッフルマッチでは大曲と共に真田・亜久津ペアと対戦し圧勝。相手の打球を無にする能力を持つ。白髪に褐色の肌が特徴的。軟派な性格で、口癖は「ちゃい」や「ぺろっ」。

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毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(もうり じゅさぶろう)とは、『新テニスの王子様』にて登場するキャラクターで、U-17日本代表の高校1年生である。播州弁を話すのが特徴で、四天宝寺中学校に在籍していたが、途中で立海大附属中学校へと転校している。自身の才能に甘えて練習を怠っていたため、関東大会で越知に敗北したことで一度は挫折を味わった。試合の後で病院へ行った際に目撃した幸村精市のリハビリ姿に心を打たれ、日本代表に選ばれるほどの努力を重ねた。越知とのペアは「超高校級ダブルス」とも言われてる。

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平等院鳳凰(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

平等院鳳凰(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

平等院鳳凰(びょうどういんほうおう)とは『新テニスの王子様』に登場するキャラクターで、U-17選抜メンバーNo.1の実力者をもつキャラクターである。金髪の長髪、無精髭が特徴の高校生離れをした貫禄ある顔が特徴的で、額と背中には古傷がある。見た目は大人っぽく、高校3年生には見えない。多種多様な技と強靭な肉体、何度でも這い上がる精神の持ち主。勝利に対して異常な執着をもち、戦った相手が二度と立ち向かってこれないように屈辱を与え、自信を打ち砕く戦い方をする。同じU-17の徳川カズヤとは因縁の関係である。

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宍戸亮(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

宍戸亮(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

宍戸亮(ししどりょう)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部3年テニス部のレギュラーである。元はシングルスプレイヤーだったが、2年の鳳長太郎(おおとりちょうたろう)とダブルスを組んでおり「氷帝最強ダブルス」と呼ばれている。都大会で惨敗し、一度レギュラー落ちを経験した。レギュラー落ち以前は長髪だったが、レギュラー復帰の際に自らハサミで短髪にし青いキャップを後ろ向きに被っている。男気溢れる性格で、口癖は「激ダサ」。

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