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shigetotoroのレビュー・評価・感想 (2/2)

toe
10

toeの新しい境地

toeというバンド名を聞いて、おそらくピンとくるのは音楽を普段かなり聴き込む人だけだろう。
彼らは日本のバンドではあるが、国外からも圧倒的な支持を集めている。メンバー全員がtoe以外にも様々な活動をしていることでも知られているが、そんな彼らが2018年、完全なるオリジナルミニアルバムを世に放ったのだ。
言わずと知れたロックバンド・ブラックサバスのカバーは無論かっこいいのだが、私自身が最も感銘を受けたのは『F_A_R』という曲だ。
ピアノによる単音のフレーズから始まるイントロは、なんとも言えない不気味さと怖さを醸し出している。
そして次に来るのはVo.Gtの山㟢氏による切ない歌声だ。
その歌声は日本語のリリックに乗せられているのだが、今までのtoeらしくてtoeらしくもない不思議なものとなっている。
とにかく日本語の要素が強いのだ。今までは英語で綴られる歌詞が大半だったのだが、圧倒的日本語の分量。
「メロディを殺シタ 手を誓う 見栄の美を模した LIEを割く」
これがサビの歌詞である。日本語のもつ抽象的さとヒップホップの持つ韻を踏むという行為をミックスしている歌詞だと言える。
これにより歌詞がいったいどういうことなのか?というオーディエンスの好奇心を掻き立てることも出来るし、抽象的にすることにより歌詞の持つ状況や世界観を固定化しないため、より多くのオーディエンスを感情移入させやすい。

まさにこの曲は限られた時間の中で表現が持つ可能性を示していると言えるのではないか。

デジモンアドベンチャー / DIGIMON ADVENTURE / デジアド / デジモン無印
10

デジモンと選ばれし子供たちの絆

夏休みにキャンプに行っていた小学生の子供たちが、突然空から降ってきた隕石により、現実世界とは異なるデジタルワールドに飛ばされてしまいます。そこで待っていたのは、デジモンという見たことのない生物。しかし、デジモンたちは、ずっと彼らのことを待っていたと言い、彼らのパートナーデジモンとなります。デジモンたちは、パートナーがピンチになると進化し、パートナーを守っていきます。

デジモンの魅力は、バトルシーンだけでなく、子供達の悩みや不安を、パートナーデジモンと一緒に解決し、ともに成長していくところです。時には、喧嘩をしたりしますが、仲直りをし、またそこに絆が生まれていきます。冒険を通して、子供達がどんどん成長していく姿がとても好きです。
また、敵のデジモンが現実世界にも来てしまい、現実世界がパニックになってしまいます。親や現実世界を助けるために子供達は、敵と戦っていきます。強い敵のデジモンがでてきて、負けてしまいそうになった時、パートナーを救いたいと思ったとき、パートナーデジモンがさらに進化し、強くなります。また、デジモンの良さは、進化もするが退化もするところです。おなかがすいたり、バトルで疲れた時には、幼年期の幼いデジモンに戻るのです。

凪のあすから / 凪あす / Nagi-Asu: A Lull in the Sea
9

映像がただただ美しい。

とにかく映像が美しいです。本当に細かい所までしっかり作画にこだわられているんだなと思いました。そこはさすがだなと。海がたくさん出てくるのですが、その海が本当に美しいなと思いました。本当にアニメの世界観にぐっと引き込まれました。
あとはキャラクターたちがみんな魅力的で、とにかくかわいいので私の好みでした。全編通してとても長いのですが、中弛みもあまりする事なく楽しめました。前半はすごくゆったりのんびり物語が進んでいくのですが、後半からはどんどん展開が進んでいくのが面白かったです。でも私はあまりシリアスな感じよりも、ほのぼのした日常をもう少し描いて欲しかったなと思ったので、後半にかなりシリアスな展開になってしまったのでそこだけ残念だったなと思います。
とにかく女の子のキャラクターがみんなかわいくて、また見たいなと思いました。特にメインのまなかとちさきの2人の複雑な感じがすごく見ていてドキドキするというか、ちさきはすごく複雑な気持ちだろうなと思いながら見ていました。まなかちゃんの天然でふわふわした感じが好きでした。現実逃避するにはおすすめの作品だなと思いました。ぜひ色んな人に見て欲しいです。名作になって欲しいなと思いました。

弱虫ペダル / 弱ペダ / Yowamushi Pedal
9

早く続きを放送をして欲しい!

アニメ初放送が2013年。第4期の2018年まで続いていた弱虫ペダルは惜しまれつつも放送終了してしまいました。
自転車競技を題材にした熱いスポーツものです。主人公である小野田坂道は、アニメや秋葉原を愛するオタク少年であり、中学生の頃同じ趣味を持つ友達が出来ませんでした。高校では、アニメ研究部に入ろうとした彼でしたが、人数が足りずアニメ研究部に入ることが出来ませんでした。そんな時、同じクラスで女子から人気のある今泉俊輔がたまたま、普通は漕げないとされている激坂をママチャリで登っている小野田坂道を発見。ひょんなことから自転車競技部に入部することになった小野田坂道でした。
箱根学園、京都伏見高校、広島呉南工業高校、熊本台一高校など強敵であるライバル校や、小野田坂道個人で出来た初めてのライバル、尊敬する大切な先輩、そして仲間の大切さに気付く。そして運動が苦手な小野田坂道が才能を発揮!?
3rd seasonのNew generationでは個性の強い後輩も出来て、段々成長する小野田坂道もストーリーと共に楽しめます。漫画、小説、舞台、CD化やDVD化、ODA、映画化もされ、WEBアニメやWEBラジオ、ゲーム、パチンコやパチスロなど様々なところで人気なこの作品は誰にでも楽しめます。アニメの5期も早く放送して欲しいですね。

ロマンシング サ・ガ3 / ロマサガ3 / Romancing SaGa 3
8

タイトルなし

1995年に発売されたスクウェアの人気タイトル「サガシリーズ」の6作目で「ロマンシングサガ」としては3作目にあたり、スーパーファミコンでは最後の作品になります。
また、2019年にはリマスターの配信が先日発表され、ファンを歓喜させました。
当の本作のポイントはスーパーファミコン後期に発売されたため、グラフィックが綿密に描きこまれていたり、戦闘中にアニメーションを導入したりとクオリティの高い演出が加えられています。
後のサガシリーズに「連携」として受け継がれていくキャラクター同士の同時攻撃も初めて導入され、本編以外にもマスコンバットや会社経営と言ったミニゲームも多数存在するのも特徴です。
複数の主人公(今回は8人)から一人を選び、序盤を除いてその後の展開をプレイヤーが自由に決められるサガシリーズでお馴染みのフリーシナリオシステムは本作でも健在で、主人公ごとに複数の結末が用意されていたりと、ストーリー面でも強化が図られている印象があります(一部の主人公を選択していた場合最終面でどんでん返しも待ち受けて事も含めて)。
例によって戦闘シーンの難易度も高かったりしますが、本作含めてサガシリーズすべてにおける我が道を行く作風が未だ多くのユーザーを惹きつけている要因だと感心させられます。

ONE PIECE / ワンピース
10

誰でも楽しめる漫画!

主人公が海賊王を目指し、仲間を増やしながら旅をして行くストーリー。
この世界の中には不思議な木の実「悪魔の実」と称される実が存在する。ストーリーの所々でこの実を食した「能力者」と呼ばれる不思議な力を持つ人物が多く登場する。悪魔の実は人間に限らず動物、武器等も力を得ることが可能らしいが、本編でもこの能力の詳しい伝達方法はまだ記されていない。
主人公であるモンキーDルフィもこの能力者の1人である。彼はゴムゴムの実の能力者であり、全身がゴムでできており、伸び縮みすることによって相手を攻撃したり、銃弾を跳ね返したりすることが可能である。
現在はこの能力を巧みに扱い鍛え、レベルアップすることで、ギア4という新しい進化を遂げた。姿形も変化するが、技も全て一段階進化し、スピードと威力が追加された。現在はこれに加え覇気と言われる物も状況に応じて扱え、覇気は全部で3種類もある。WCI編ではシャーロットカタクリという強敵相手に、敵を倒すだけでなく自分自身の覇気を戦う中で強化してしまうという読者も読んでいて爽快な気分にさせられた!このような戦いシーンの中でも毎回読者をワクワクさせられる展開はONE PIECEならではの魅力である。

会長はメイド様! / Maid Sama!
5

これぞ王道少女漫画!個人的には割と好きだが…

王道少女漫画と言ってもいい作品の「会長はメイド様!」。
星華高校生徒会長の鮎沢美咲が、家計のためにメイドラテでバイトしていたところをイケメン高校生・碓氷拓海に見られ、なぜか碓氷がメイドラテに通い詰めるといった話である。美咲は碓氷のことを「変態宇宙人」と称しており、事実、碓氷拓海という人物は何を考えているかわからない一面を持っている。美咲はメイドラテでは「ミサちゃん」として通っており、学校では見ることのできない様々な表情を見せ、キュンとさせること間違いなしである。
基本的に男嫌いな美咲は、たびたび男との摩擦を起こしてしまうが、そんなときにさっそうと現れる碓氷にやはり多くの女性ファンが胸を撃たれた。いじわるなようで、いつも助けてくれる碓氷。そんな碓氷に徐々に心を溶かされ、惹かれてゆく美咲をみていると、我々も高校時代を思い出してむず痒くなってしまう。作中の言葉を借りるなら「萌えの花が咲く!!」と叫んでしまうだろう。
ついこの間に原作も終了し、碓氷と美咲はめでたくゴールイン。二人らしい結婚式で多くのキャラクターとファンに祝福された。
何度見ても「萌え」を供給してくれる、「萌え」のオアシスともいえる作品だ。

KEYTALK / キートーク
8

ポップでカラフルなバンド

KEYTALKはフェスで各地にひっぱりだこの日本の男性4人組人気ロックバンドです。ロックバンドとしては珍しく、ボーカルが2人います。高音ボイスと、ハスキーボイスの2人が作り出す歌声には思わず聞き入ってしまうでしょう。それぞれの声に良さがあり、曲の中でとてもいい味を出してくれています。曲全体を通して、音が割と高いものが多く、男性のみならず、女性ファンも多いバンドです。
曲はポップでカラフルなメロディーをしていて、とても爽やかな曲調です。曲の中には振り付けが付いているものもいくつかあり、ライブではお客さんも楽しめるようになっていて、とても盛り上がります。インディーズ時代の曲も、インディーズならではの良さがあります。ファンの中にはインディーズ時代の曲の方が好きだという方も多いほどです。インディーズ時代の曲は独特なメロディーと独特な歌詞によって不思議な世界観が作り出されています。曲調がコロコロ変わるものや、曲が短いものなど様々です。最近の曲とインディーズの曲の違いを楽しむのもこのバンドの楽しみ方の1つです。今まではロックバンドの曲はあまりきいたことが無い、ロックバンド初心者さんにもオススメです。

the cabs
8

歌詞に注目して欲しいバンド

2007年頃、下北沢のとあるイベントでThe Cabsのライブを初めて見ました、当時はまだ高校生で、もちろん残響recordsからアルバムを出す前の事です。バンドのブレインである高橋國光さんがステージ上でギター片手にのたうち回り、最後はペグをおもむろに回してチューニングをもぐちゃぐちゃにして弦が吹っ飛ぶほどの激しいステージパフォーマンスで、その場にいた観客を終始圧倒していました。

それから数年後、残響recordsからデビューが決まったと聞いて、「やはり来たか」という感じでした。You Tubeに上がっている「キェルツェの螺旋」や「二月の兵隊」など、演奏技術が格段にパワーアップしています。
このバンドは、変拍子を多用した楽曲構成、中村一太さんのマシンガンのようなドラム、そこにギター・ベースの弦楽器隊も加わって3ピースバンドとは思えない程複雑で巧妙なサウンドを展開しています。
とにかく演奏技術の高い3人が集まっており、技術面に注目する方も多いのですが、このバンドの最大の魅力は高橋國光さんによる「歌詞」にあると考えます。
高橋さんは、おそらく良い意味で繊細であり独特な感受性の持ち主なのでしょう。
「シベリアの墓標に刻まれた君の名前」「アルコールランプの火に名前をつける そうして遊んでいたかった この体温で暮らすために」などといった歌詞は、誰にでも書けるものでないことは明白です。楽曲一つ一つから、高橋さんの心象風景が見えてくるようです。

激しい演奏と高橋さんの繊細な世界との対比が実に絶妙で、味わい深いバンドといえるでしょう。

しろくまカフェ / Shirokuma Cafe
10

リアルな作画の動物たちに癒される アニメ しろくまカフェの魅力

何かとストレスが多い社会人生活、最近癒された出来事はありますか?
ちょっと疲れている人にぜひおすすめしたい作品が<しろくまカフェ>です。
作品の世界は人間と動物が共存している世界で、しろくまさんが経営しているしろくまカフェが主な舞台です。
ダジャレ好きな店主のしろくまさん、しろくまカフェのお隣に住んでいるたまに自分中心なパンダくん、カフェの常連で「カフェモカちょうだい」と毎話1回は言うペンギンさん、ひょんなことからしろくまカフェで働くことになった人間の笹子さん、他にもたくさんのキャラクターが登場する、不思議な世界の日常アニメです。
このアニメはデフォルメされていない、リアルな見た目の動物たちが描かれています。リアルな見た目なのにとても可愛いです。
またそれぞれの動物たちが住む家が出てくることがありますが、パンダくんは竹林に囲まれた中国家屋、ゾウガメさんは砂浜部屋を持っていたりそれぞれの動物の特性に沿った家が登場するのも興味深いです。
基本的には一話完結なので見やすいですが、話が進むごとにキャラクターそれぞれの性格や趣味が加わっていくので愛着がわいていきます。
さらに演じる声優陣が櫻井孝宏さん、福山潤さん、神谷浩史さん、遠藤綾さんなどアニメ好きなら一度は聞いたことがある方々が担当されているので声優ファンにはたまらないキャスト陣です。
このように設定も複雑ではなく手軽に視聴できるので、小さいお子様から大人まで幅広い年代にお勧めしたい作品です。

平井堅
10

平井堅さんの生歌は一生に一度聞くべきです

1995年にPrecious Junk でデビューしてから、色々な曲を作詞作曲し歌い続けている平井堅さん。遅咲きであったため、ミリオンセラーの瞳をとじての曲で平井堅さんのことを初めて知った人達も沢山いると思います。
そんな平井堅さんが、Ken’s Bar というコンサートを年に何回かひらいていますが、平井堅さんのコンサートに行ったことない方は、Ken’s Bar に一度是非行ってみて下さい。彼の圧巻の歌唱力に圧倒されること間違いないです。普通のコンサートももちろんいいですが、アルコールを飲みながら彼の曲に聞き入ることができ、贅沢なひと時を過ごせます。
そして、彼の歌唱力だけではなく、トークもとても面白くひと時も飽きる時間がありません。そして、色々な曲をカバーして歌ってくれるのですが、全てが平井堅さんの持ち歌のように、とても心地よく素晴らしい曲に毎回なっています。
初めて行く方でも、代表的な曲から最近リリースした曲まで幅広く聴けるので、絶対に楽しむことができますし、平井堅という歌手の歌唱力に圧倒されること間違いないです。
そして、コンサートを通して彼の真面目に一生懸命生きて、真摯に一曲ずつ歌っている姿や気持ちがとても伝わってくること間違いないです。

感覚ピエロ
9

ドラマを見て好きになりました

ドラマの番宣を見たときに絶対に見たいドラマだと感じましたのがきっかけでした。そのドラマは「いつまでも白い羽根」という作品です。新川優愛演じる主人公・木崎瑠美が看護専門学校で出会う同級生の仲間や患者たちと向き合いながら成長していくヒューマンドラマです。家族の物語も組み込まれていてオススメしたいドラマです。私は、そのドラマを見ていて主題歌を担当しているグループのことが気になりました。感覚ピエロというバンドが歌っていました。曲名は、「一瞬も一生もすべて私なんだ」でした。その曲を聞いて一瞬で好きになりました。ボーカルの声に惚れ惚れしました。その後すぐこの人たちを調べました。
私は、感覚ピエロというグループは知りませんでした。いろんな曲を聞いてみるとめっちゃかっこいい歌がたくさんありました。けっこう激しい感じの歌詞があり、少しビックリしました。拝啓、いつかの君へという曲をオススメしたいです。何回もリピートしたいと思うと思います。それくらいオススメです。ロックな感じで中毒性があります。それにクセになるような曲を作るバンドというイメージがあります。こういうグループはそうはいないと思います。

乙嫁語り / A Bride's Story
9

乙嫁って面白いですか。はい、面白いです。

中央アジアが舞台の歴史漫画である「乙嫁語り」。
そう書くとなにやら堅苦しいものを想像しがちですが、これは違います。
そもそも中央アジアってどこ?という知識レベルでも、作者の森薫の巧みな筆づかいで自然に明らかになっていきます。

第一巻は年上の女性アミルと年下の少年カルルクの結婚の儀式からはじまります。
当地の風習や文化がこれでもかというくらい、ふんだんに描かれていきます。
食事のシーンも大変多く、当時はこういうものを食していたのかというのがわかります。その描写のおいしそうなこと。
作者は丁寧に生活のすみずみを描いていきます。そして現代とは違う、人間関係のありかたも。
この漫画のなかでは何度も激しい戦闘シーンが出てきます。
人々は自分の暮らし、プライド、家族などさまざまな理由のために争うのです。
それぞれの立場があり、その数だけ正義があります。
騎馬上の戦いや、武器(弓矢や刀などから、近代的な兵器も登場します)で争うのですが、
この時代は平和そうにみえて、戦闘が身近にあったのだなということを痛感させられます。
各巻ごとに、乙嫁=花嫁さんがそれぞれ登場します。
薄幸、元気、不器用、みんな性格は違います。もちろん彼女たちがたどる人生も。
これほど丁寧に描かれた歴史漫画はなかなかないと思います。

パワーレンジャー・S.P.D.
8

日本人でも観た方がいい

この作品は、2004年~2005年に放送された「特捜戦隊デカレンジャー」をベースにアメリカで放送された「パワーレンジャー」シリーズのひとつです。
時は未来、様々な宇宙人とともに共存する地球で、悪の皇帝グラムが地球を征服しようと攻撃してきています。そんな悪人たちに対抗するのが「スペース・パトロール・デルタ」、略して「S.P.D.」です。普通、「D」って「デパートメント」の「D」ですよね? なんでデルタ? まあいいか…。それに、「スペース」と言っていますが、舞台はほぼ地球だけで、他の星にはその星に部署があるので、「スペース・パトロール・デルタ」の地球部署の話という事になります。ですが勿論たまにはほかの星に行ったり、「刑務星」に行ったりもします。
さて内容なのですがどこを取っても素晴らしいです。タイムスリップも出てきますし、主人公(レッド)の性格が熱血ではなく、放浪人のような所がまた良い。最初は「オレの方がレッドレンジャーに向いている」と言っているブルーと喧嘩ばかりしていましたが、最後はお互いを認め合う親友になり、最終的にブルーレンジャーが父親の後を継いでレッドレンジャーに選ばれるシーンは感動です。とにかく殺陣はカッコいいし、作りは丁寧だし、ストーリーは最高に面白いし、さすがディズニーって感じです。合言葉はS.P.D.!

吉野裕行
10

情熱アンソロジーについて

声優の吉野裕行さんの5thシングルになります。
このCDは4thシングルレイニーナイターと2ヶ月連続リリースで発売されたCDになります。そして吉野裕行2018ライブツアー「情熱アンソロジー」のタイトルにもなっております。
表題曲の「情熱アンソロジー」はなんと、ファンクラブ限定、ファンを集めMV撮影に参加してもらうという異例のMV撮影をしていました。
二曲目の「リカバリ哀歌」は、バラードでありながらギターをひっさげて力強く歌われ、歌詞のとおりリカバリーのため、自分自身のため眠れという奥底を支えられたバラードでありながらの素敵な応援歌でした。
三曲目の「罠とダイヤモンド」は昭和の時代の方々なのであれば耳に聞き覚えのあるようなレトロなイントロダクションからはじまる、夜の街で流れていそうな歌です。言葉の使い方というか言葉あそびが多くて聞いていて心地がよかったです。「欲望はバラバラ希望はバラバラ」の歌詞など小気味のいいリズムで何度も聞きたくなります。
ジャケットも、連続リリースということでレイニーナイターとデザインも繋がっていてとてもストーリーを感じる2枚のCDとなっております。夏のツアーは終わってしまいましたがいつ聞いてもとてもいい楽曲たちです。

彼方のアストラ / Astra Lost in Space
8

「彼方のアストラ」が面白い!

「彼方のアストラ」は少年ジャンプ+で連載されていた漫画で、以前週刊少年ジャンプで連絡されていた「スケットダンス」の作者、篠原健太さんの作品です。すでに完結しており、全5巻となっています。ネットで1巻無料配信されていたので、試しに読んでみたのですが、その後の展開が気になってしまい、思わず全巻買いをしてしまいました。

学校の行事で他の惑星へキャンプに行き、見知らぬ宇宙で遭難する、という出だしに、初めはただのSFものかな?と思って読んでいたのですが、途中ミステリーであったり、コメディであったり、ラブコメのような要素もあったりしました。未知の惑星の生物や植物などもよく考えられていて興味深く、飽きることがありません。所々に散りばめられた謎と伏線にぐんぐん引き込まれていき、主人公のカナタたちと冒険をしている感がすごく味わえます。

また、宇宙船での生活、冒険がメインになるので、登場人物が増えすぎる事がなかったので混乱せずに読み進められました。登場人物が限られている事によって、各キャラクターの魅力を深く掘り下げられていたのも良い点です。

登場人物たちのそれぞれの事情、なぜ命を狙われないといけないのかという謎、徐々に暴かれていく世界の秘密、宇宙での冒険活劇にワクワクしっぱなしでした。話が5巻でキレイにまとまっていてとても読みやすいので、是非一度読んでみる事をおススメします。

ダンジョン飯 / Delicious in Dungeon
10

ほのぼの系?ファンタジー

ファンタジーなのに食事ネタがメインという発想がおもしろい!絵もスッキリ見やすく、好感がもてます!また食事ネタという割に世界背景や登場人物などがしっかりしており、純粋に冒険ファンタジーとしても楽しめる良作!一読の価値アリです!

「それは小さな村からはじまった」
「ある日小さな地鳴りと共に地下墓地の底が抜け、奥からひとりの男があらわれた」
「男は一千年前に滅びた黄金の国の王を名乗る」
「かつて栄華を誇ったその国は狂乱の魔術師によって地下深く今なお囚われ続けているという」
「魔術師を倒した者には我が国のすべてを与えよう」
「そう言い残すと男は塵となって消えた」
と物語は始まります
この部分だけでもすでに後の話に繋がる伏線が多く散りばめられています。また、王道のファンタジー要素もキッチリ押さえてあり、人間(このマンガではトールマン)はもとよりエルフ、ドワーフ、ハーフフット(小人族で他のファンタジーではホビット族に近い種族)、ノームやコボルト、オークといった亜人に至るまで、多種多様な人種などがそれぞれの個性を余すことなく魅力的に描かれています
登場人物は個性的でありながらも一切不快感はなく、終始楽しく読むことが出来ます
毎回、次の話が待ち遠しくなるマンガです!

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
10

タイトルなし

魔法が発達した世界で、魔人という最強の敵が現れ、誰が戦いに挑んでも倒せなかった。だがそこに一人の魔導士が現れてその魔人を倒した。そこからその魔導士は魔法帝と呼ばれ、みんなのあこがれでありトップとなった。
そこから時が過ぎてクローバー王国という国ができて、魔法騎士というのができた。
主人公のアスタは生まれつき魔法が使えなくて、それでも魔法帝になるという目標を胸に幼馴染のユノと共に魔法騎士団に入るべく努力する。
グリモワールという魔法を使うための本を授与される日がきて、みんなが授与される中、アスタだけが魔法が使えないせいか授与されなかった。ユノは初代魔法帝が持ってたとされる四葉のクローバーのグリモワールを貰う。しかしその後すぐに元、魔法騎士に狙われ、不意を突かれたせいでピンチになる。そのときにアスタが現れて戦いを挑むがやられてしまう。その時、アスタの前に1つのグリモワールが現れ、アスタはそのグリモワールの力を使って敵を撃退する。そうやって力を得たアスタはユノと一緒に魔法帝を目指して頑張っていく。

ふうらい姉妹
8

ゆるすぎて面白い

れい子としおりという、バカすぎる姉妹が繰り広げるぶっとんだ日常を描いた漫画です。
アホ過ぎるけど2人とも超美形なので、しかも性格まで良すぎるので、何が起きても笑って許してしまいます。
全体的にゆるくて優しい雰囲気の漫画なので、何も考えずに笑って読め、疲れを癒すのにぴったりです。しかし、まともなストーリーの作品が好きな方はたぶんイライラされると思いますので、ご注意ください。
登場人物みんないい人です。悪い人は出てきません。そこもこの漫画をおすすめするポイントです。絵のタッチがちょっと古い感じですが、味があってそこもポイントです。
ただ楽しいだけじゃなくて、両親を亡くしてても一生懸命明るく生きてる所がちょっとうるっときます。れい子としおりの周りの人たちが、どんなに振り回されても2人に優しいところもすごくいいです。誰もこの2人に悪く言ったり、いじめたりしないところが、漫画の世界だからでしょうが、現実もこうならみんなが優しくなって良い世界になると思います。でもなかなかそうはいかないですよね。そこが悲しいけど仕方ないですね。とにかくこの作品は、読む人を選びますが、とてもいい作品だと思います!!!!!!