仁王

仁王

『仁王』は2017年2月9日にコーエーテクモゲームスから発売されたダーク戦国アクションRPG。『仁王シリーズ』の第1作目にあたる。本作は戦国時代の日本にたどり着いた金髪碧眼の侍「ウィリアム」が、錬金術師エドワード・ケリーを追うさまが描かれる。歴史設定はそれほど厳密ではなく、日本古来の妖怪なども存在する世界観となっている。
本作はいわゆる「死にゲー」であり、何度も死んでゲームオーバーを繰り返しながらプレイヤースキルを磨き、物語を進めていく。ディレクターの早矢仕洋介は『DARK SOULSシリーズ』などを参考にしつつ世界観なども含め勝負してみたかったと語る。

kh19940824のレビュー・評価・感想

仁王
10

神作品!

タイトル通り、私が今までにやった数多くのゲームの中で最も面白くて熱中したRPGです。
このゲームはいろいろなゲームの良いところを全て集めたようなゲームで、今はやりのダークソウル系の難しめのアクションRPGに、ディアブロのようなハクスラの要素も盛り込んでいて中毒性はかなりあります。装備の吟味をしているだけで1時間くらい軽くたってしまいます。
そこに有名な武将やみながよく知っているような妖怪が敵のボスや雑魚キャラで出てきて、ストーリーも純和風ファンタジーでかなり盛り上がります。音楽も和風でいいです。さらに装備品の改造要素や販売元のコーエーの別作品の討鬼伝2の守護霊や分霊といった独自のシステムが先に述べたダークソウルなどの似たようなゲームとの差別化をはかっていてオリジナリティもあります。同種の他社のアクションRPGと比べてもかなりのプレイ難易度を誇り、序盤から心がへし折れそうになりますが、そこを乗り越えてからのある程度自分の思い通りにプレイできるようになり、キャラの装備や能力値も整ってからすごく強いボスにぎりぎりの勝利を収めた時などは筆舌に尽くしがたいカタルシスが得られます。ぜひ、そこまで心が折れてくじけそうになっても頑張ってプレイしてみて下さい。DLCもすごく難しかったけれどやりがいがあって面白かったです。