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final-finalのレビュー・評価・感想 (2/2)

DIR EN GREY
10

カテゴライズ不能かつ不要のロックバンド

90年代にビジュアル系バンドとしてデビューしたバンドDIRENGREY。
当時は、ビジュアル系ならではの過激な容姿や過激な歌詞やパフォーマンスで有名で、歌番組に出演した際は過激すぎるステージングパフォーマンスでクレームが殺到してしまいました。

そんなDIRENGREYは、1997年の結成から今年2018年現在も、活動を続けています。
DIRENGREYの良いところは、アルバムによって曲調や作風が変わり、一つのバンドを追いかけていても様々な音楽が楽しめるとことです。
今現在はビジュアル系というジャンルを超え、カテゴライズ不能かつ不要のロックバンドとして活動しいます。
今日の曲調はメタル風なものが多く、激しさの中にもメロディアスな部分があったりしています。

歌詞やミュージックビデオでは育児放棄・争い・人の心の闇や戦争について書かれているものもあり、ミュージックビデオは映像作品としても十分に楽しめます。

ライブではステージの後方にスクリーンがあり映像が流れていることが多く、どこを見ていいのか悩んでしまうほどです。
前向きな歌が多いこの世の中で、DIRENGREYの曲は目をそらしてはいけない現実と向き合わなくてはいけないそんな気持ちにさせてくれる素敵なアーティストだと思います。

太閤立志伝V
10

激動の戦国時代を一人のプレイヤーとして生き残る!

今から14年前にコーエー(現・コーエーテクモゲームス)が発売した戦国時代をテーマにした歴史シミュレーションゲームです。PS2版、PSP版、PC版の3つが発売されています。プレイヤーは戦国時代を様々な立場で追体験します。当然大名としてその家臣としても、或いは一介の武士や素浪人として時には医者や鍛冶師、はたまた茶道を極めた文化人などなど十人十色の様々なロールプレイを楽しめます。時代設定は織田信長の父信秀から関ヶ原合戦までの約60年間が舞台。またその間の時代の史実に忠実なイベントも多数用意されており日本史好きは思わずにやりとしてしまうような場面も盛りだくさんです。またプレイヤー個々人のイベントも多数用意されており、大名への仕官や大商人の下で番頭となって働くなど職業人生はもちろんのこと選択支次第では酒場娘や町人娘との結婚など人生に関わる一大イベントも用意されています。既に発売から10年以上過ぎていますが、細部まで非常によく作りこまれており自由度もかなり高く今プレイしても十分にやりこめるゲームとなっています。またPC版では現在でもイベントパッチを作成している方がいらっしゃるのでそのパッチをダウンロードし読み込むことでまた新たなイベントが楽しめます。コーエーといえば信長の野望シリーズが有名ですがこの太閤立志伝シリーズもまた多くのファンに愛され続けています。

新幹線変形ロボ シンカリオン / 新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION / Shinkansen Henkei Robo Shinkalion The Animation
10

まさかの新幹線が変形!?その名はシンカリオン!

あの新幹線が人型ロボットに変形して戦うシンカリオンに進化(チェンジ)!
小さい頃にトミカやプラレールで遊ばれた男性は多いのでは無いでしょうか?

昨年はトミカから「ハイパーレスキュードライブヘッド」という車が人型ロボットに変形して戦うアニメが放送されましたが、今年はプラレールから新幹線が人型ロボットに変形して戦う「新幹線変形ロボシンカリオン」が絶賛放送されています!

どこからともなく現れる黒い新幹線、そしてその新幹線が生み出す巨大怪物体。
その巨大怪物体を倒す為に開発されたロボットシンカリオン。
そしてそのシンカリオンと強い適合率がある少年少女達はシンカリオンを駆使して日本の未来を守れるのか!?

という内容なのですが、シンカリオンは当然のこと、敵である巨大怪物体(スーパー戦隊とかでいうなら毎週現れる違う敵)のデザインも凝っていたりするので、大人も楽しめる作品になっていると思います!

そしてシンカリオンはあの「初音ミク」も実はアニメに登場したりしています!
名前は「発音ミク」、H5系はやぶさの運転士をしています。
主人公の速杉ハヤト君と組んで敵を倒すところとかもうかっこよすぎてテンションが上がってしまいました!
E5系はやぶさとH5系はやぶさのWはやぶさのタッグは一貫して最高でした!
それともうひとつ、なんとヱヴァンゲリヲンともコラボしていたりします!
実は今ヱヴァンゲリヲンの初号機をイメージした500系新幹線が走っているのですが、その新幹線がアニメ内にて走りました!
一応ヱヴァンゲリヲンの新幹線もシンカリオンになる玩具が発売しているのですが、さすがに初号機の運転士の問題とかでアニメではシンカリオンに変形はできなかったんですかね。一応玩具だとプラレールのマスコットキャラのてっちゃんが運転士のようではありますが!

人型ロボットといえば某機動戦士が頭に皆さんくると思いますが、是非人型ロボットはシンカリオンもあるよ!ということで、見ていただけたら幸いです。

機動戦士ガンダムF91 / Mobile Suit Gundam F91
6

ガンダム新世紀 君は生き延びることができるか

「機動戦士ガンダム」劇場版。1991年に公開(同時上映はSDガンダム)。
人類が宇宙に住み始めて1世紀以上が経過した宇宙世紀0123年、地球連邦軍と貴族主義を唱えるクロスボーン・バンガード(CV)軍の戦いを描いた劇場用オリジナル作品です。さて、本作品は様々なガンダム作品が公認非公認を含めて跳梁跋扈した80年代後半、初心者が視聴するには敷居が高い存在になりつつあったガンダム作品を「一度リセットしよう」として、新たな時代設定を基に作られました。そのため、大ヒットした初代ガンダムのメインキャラクターであるアムロやシャアはじめ過去作品からの登場は一切なく、作品に登場するロボット(作品ではモビルスーツ(MS))も同様に従来から大胆にリデザインされました。主役MSであるガンダムF91はそれまでにない流線型けでデザインで、公表当時は「これはガンダムではない」という意見もありましたが、現在では美しいMSとして人気が高く、今年プラモデルもリニューアルで発売が決定するほどです。
作品内容は平和に慣れきった怠惰な連邦軍とCV軍の戦いが、おなじみ富野節炸裂の台詞廻しで物語が進みます。クライマックスには主人公シーブックスの搭乗するF91の秘められた力「質量を持った残像」でCV軍の大将を倒しますが、映画はここまで。初代ガンダムのように三部作とかはなく単発で終わりました。今見ても映像は綺麗だし当時のスタッフのやる気が伝わってくるだけに映画での続編がなく残念ではありますが、このあと宇宙世紀は何十年と続くため、ゲームやマンガなどで後日談が展開されています。

宇宙戦争 / War of the Worlds
5

恐怖と衝撃

パニック映画の金字塔と言っても過言ではない映画です。
宇宙からの謎の生命体たちによる、動機の分からない攻撃は恐怖でしかありません。その恐怖によって大勢の人々がパニックに陥り、考えや感覚が正常でなくなったときにする行動に衝撃を受けました。レイ、ロビー、レイチェルが乗った車に逃げ惑う人々が群がるシーンは、まるでゾンビ映画を観ているかの様な光景で、ある意味恐ろしさを感じました。それと同時に、自分がレイたちの様に車に乗っていたらどうしただろうと考えさせられました。
人は、絶体絶命になったときに謎の生命体よりも恐ろしいのではないかと思いました。途中でロビーがレイと言い争いをし、案の定レイから離れて行ってしまうのですが、最後にレイと再会することが出来ます。一体どうやってロビーが生き残り、母であるメリーの元に辿り着いたのかとても気になりました。今作では、パニック映画ならではの叫び声を沢山聞けたと思います。レイチェルが叫ぶのですが、子どもなので余計に甲高いので苦手な人もいると思いますが、私は怖さを煽ることが出来ていて良いと思いました。人間の創り出した武器ではなく、微生物によって謎の生命体が倒れたという最後の言葉はとても心に響きました。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

最高の少年漫画

最高です。ジャンプ連載の漫画ですが、ここまで面白い漫画はないかもしれない。
バトル漫画にありがちな結局主人公が最後パワーアップして勝つんでしょ?的な漫画ではありません。知的な戦略と複雑な伏線がいくつも絡み合っておりなす話の展開とバトルシーンは常に先が読めません。

連載初期(念の習得ぐらいまで)はそこまで面白いと思わなかったのですが、「念」というこの漫画の根本(能力みたいなもの)の要素が入ってきてからは、本当に驚きと感動(すごいという意味の)の連続で、次週が楽しみで仕方なかったです。

ジャンプでの連載ですが、ジャンプを見る層(小学校とか中学校?)向けではないのがイマイチ大爆発しない原因でしょうか。
ワンピースなどの王道のタイトルの陰に隠れてしまっている感があります。
物語自体もやや大人向けで、世界設定、人物設定も複雑で子供たちにはイマイチ理解しにくい内容ではあります。

最近漫画を読んでいないあなた、特に20代後半から30代の方に是非この漫画の面白さに気付いてほしい。
昔読んでいた純粋にワクワクする気持ちと、大人になって分かる知的で説得力のある展開にきっと惹き込まれると思います。
バトル漫画だけどバトル漫画の枠にはおさまらない、非常に読み応えのある作品だと思います。

セブン(映画) / Seven / SE7EN
8

特徴は「見終わった後の、後味の悪さ」

新人刑事のミルズ(ブラット・ピット)とベテラン刑事のサマセット(モーガン・フリーマン)が、とある猟奇的な殺人事件を捜査する話です。

1件目の事件が起きた時、ミルズは軽く見ていたようですが、ベテランのサマセットは、犯人の特殊性に気がつきます。
サマセットは犯人が現場に意図的に残した、かすかなメッセージからキリスト教の「七つの大罪」を想起しました。犯人は、七つの大罪を犯した者を罰していると仮定すれば、被害者はさらに6人以上が出ると予想されるわけです。
その後、サマセットの予想どおり次々と被害者が出るわけです。

この作品の特徴は「見終えた後の、圧倒的な後味の悪さ」です。
とある日本人の映画評論家の方が、この映画の製作者にインタビューをしたことがあるようです。
その時、製作者は「後味を悪くしてやったぜベイビー」みたいな事を言っていたそうです。

終盤までは、どんどん謎が解決されてゆく痛快さがありまが、ラストは本当に衝撃的です。
ラスト前ではクールなベテラン刑事、サマセットが「いいか。絶対に慌てるな。 たとえ奴の頭が割れてUFOが飛び出したとしても冷静でいろ!」と、念を押していました。
ところが、そのサマセットが、一瞬、慌てるほどのラストの衝撃でした。
見所はラストまで豊富です。

Uncle Bomb
10

おじさん最高!

最高のおじさんたちです。
Uncle Bombとは、浪川大輔さん、吉野裕行さんという人気声優さんたちのkiramuneレーベル内の音楽ユニットです。お二人とも40歳を超えている、いわゆるおじさんなのですが、エンタメを追及し、面白ければ何でもいいの精神の元、バラエティに富んだイベントや楽曲を作り、わたしたちにエンターテイメントを提供してくれます。
なによりお二人の魅力は二人の関係性にあります。浪川さんがぼけかと思いきや、吉野さんがボケ倒し、浪川さんがつっこみまくり喉をからすという、二人の信頼しあった男子高校生みたいなやりとりにほっこりしてしまいます。
そんなお二人は楽曲でもバラエティ色がとても強く、どの曲も飽きない曲です。ハモリがあるときもこの声に特徴がつよいお二人だからこそのハーモニーがすばらしいです。
MVにもそのバラエティ色が大きく出ていて、現在CDはミニアルバムが3枚出ていて、この12月に4枚目のアルバムが出るのですが、2枚目のアルバム「デッドマグネット」ではアクションシーンも取り込み、何でも屋という設定の下、そこはかとなく大人の雰囲気を強めたMVがファンの大人気です。
とにかく面白いことを目指してくれるおじさん二人は、私の世代からはお父さんくらいの年齢なのですが、それを感じさせない元気な姿に私たちも元気をもらえます、楽曲以外にもたくさん楽しいところがあるおじさんたちなのでおすすめです。

DIMENSION
8

昨年デビュー25週年を迎えたフュージョンバンド

増﨑孝司(G)小野塚晃(KEY),勝田一樹(SAX)の3人のミュージシャンによって1992年に結成。同年にカーレース、ル・マンのオリジナルサウンドトラックでデビュー。翌’93年には1stフル・アルバム「FIRST DIMENSION」をリリース。その後’94年8月には「SECOND DIMENSION」をリリース、早くも同年の12月に「Third Dimension」発表するがやはり短期間でのリリースとあって急いで作ったな、という感がしてしまう。
もうちょっと時間をかければな、と思ってしまう。そして、’96年5月までにライヴ盤を含む5枚ものアルバムをリリース。まさに怒涛の活動だった。その後の’97年リリースの「Ninth Dimension」からは安心して聴けるクオリティの高い作品を発表している。そして「15th Dimension」ではクラブ・ミュージックに挑戦し次の「Melody 〜Waltz for Forest〜」で癒やし系なバラード主体にといった明確なコンセプトでアルバム作りをする。そして次の「ロンリネス」ではZARDからクインシー・ジョーンズまで幅広いアーティストの作品をカヴァーする。これ以降の「IMPRESSIONS」からは彼らの持つ原点回帰とでもいった自然体な作風がみられる。「IMPRESSIONS」から最新作「30」まではかつてのような明確なコンセプトというよりも楽曲の持つパワーを感じさせる音作りがなされているようにもうかがえる。

BLEACH / ブリーチ
2

劇場版『BLEACH』 予算配分を間違えた?

原作漫画が大好きだったので公開前から楽しみにしていて、公開初日に見てきました。
漫画実写化は叩かれる事が大半で、大コケした作品は数知れずですが、あの原作をどうやって映像化したのかがとても気になっていました。
見た感想としては最悪です。原作の世界観が全く伝わってこず、元々話を知っていない人には何が何だか分からない内容でした。
登場するキャラクターを実写化できなかったんだね、というくらい登場する人物が少ない。虚は全部全部CGにするとしても、護廷十三番隊の隊長格だけでも全員実写化してほしかったし、現世とソウルソサエティどっちの世界も見て見たかった。
ストーリーにも問題があると思います。原作とは違う結末にするのに無理矢理帳尻合わせをしました感が満載で、ここは時間稼ぎでは?というシーンがいくつかみられました。
虚と闘うシーン、死神同士で闘うシーンにも臨場感が全くなく「あぁCGすごい使ってるなぁ」「あぁここはワイヤーでこうやってやってんのね」と映画を見ている最中に思ってしまいました。低予算なのかCGに予算をつぎ込んだのかなんともチープな映画でした。
同じ時期に公開された同じジャンプ実写化の「銀魂」に勝つ気が無いというか、ついでに作りました感というか…。原作が好きなだけにがっかりしました。映画の途中でトイレに行った映画は久々でした。

はたらく細胞 / Cells at Work!
10

体内で細胞達が大変な目にあっている事に気づかされる

アニメを「はたらく細胞」は、7話まで視聴中しました。
細胞を擬人化して、身体の中でどんな役割をしているのか、を描いている作品です。
見始めたきっかけは、7話の「がん細胞」の話しを視聴した研究者の方が、初期のがん治療の仕組みを、分かり易く創られていて興味深いと絶賛していた事です。「研究者目線でも、とても正確な内容だった」と言ってました。どんな内容なのか気になっていたら、Abema TVで1話から振り返り放送があったので、全部視聴しました。少しスプラッターなシーンもありますが、大人アニメとしては上手く創られていると思います。テレビでの視聴を逃したのですが、配信で観られて良かったです。
出演されている声優さんが、有名な方ばかりです。新米赤血球の役を花澤香菜さん、白血球を前野智昭さん、血小板が長縄まりあさん、ヘルパーT細胞を櫻井孝宏さんといった人気声優が演じています。原作は清水茜さんです。「月刊少年シリウス」に連載されています。ネットでも話題でとても興味引かれる内容で、体内で細胞達が大変な目にあっている事に気づかされる内容です。とても為になるお話なので、是非観てみて下さい。

Oasis / オアシス
10

ファッキンクールな英国の国民的ロックバンド!

古今東西伝説のロックバンドと称されるバンドは多数存在するが、カリスマ性や音楽性、強烈な個性を放つ二人のフロントマン、というモンスターバンドの条件を満たすのが、イギリスを代表するロックバンド・Oasisである。
二人のフロントマンとは、ボーカルのリアムギャラガーと、ギターボーカルのノエルギャラガーである。言うまでもないが、この二人はマンチェスター出身の兄弟である。
ロックンロールの歌い手として、天性の歌声を持つ弟と、稀代のソングライティングスキルをもつ兄が生み出す唯一無二の世界観は、聴衆を圧倒し、思わず両手を上げてアンセムを叫びたくなること間違いなしである。

イギリスという国は、日本とは異なり階級社会であり、中産階級ではなく彼らはマンチェスターの公営住宅で育ったアンダークラスである。
そうであるがゆえに、同じバックグラウンドを持つビートルズに対する思いは一種の崇拝に近いものがあり、曲についてもビートルズからの影響を強く感じさせるものが散見される。
労働者階級を愛し、マンチェスターシティを愛し、母を愛した彼らと同じく、ブリットポップムーブメントを牽引したブラーを並べ、前者を選んでしまうのは無理もない。そこには、純粋なロックンロールという音楽に対して真摯に向き合おうとする2人の生きざまが存在するからである。
また、彼らの曲を聴いていると常にどう生きるかという問いを自分にぶつけたくなる。それは、デビュー曲『スーパーソニック』にもあるように「他の誰にもなれない、お前はお前だ」という強烈な問いである。