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カテゴライズ不能かつ不要のロックバンド
90年代にビジュアル系バンドとしてデビューしたバンドDIRENGREY。
当時は、ビジュアル系ならではの過激な容姿や過激な歌詞やパフォーマンスで有名で、歌番組に出演した際は過激すぎるステージングパフォーマンスでクレームが殺到してしまいました。
そんなDIRENGREYは、1997年の結成から今年2018年現在も、活動を続けています。
DIRENGREYの良いところは、アルバムによって曲調や作風が変わり、一つのバンドを追いかけていても様々な音楽が楽しめるとことです。
今現在はビジュアル系というジャンルを超え、カテゴライズ不能かつ不要のロックバンドとして活動しいます。
今日の曲調はメタル風なものが多く、激しさの中にもメロディアスな部分があったりしています。
歌詞やミュージックビデオでは育児放棄・争い・人の心の闇や戦争について書かれているものもあり、ミュージックビデオは映像作品としても十分に楽しめます。
ライブではステージの後方にスクリーンがあり映像が流れていることが多く、どこを見ていいのか悩んでしまうほどです。
前向きな歌が多いこの世の中で、DIRENGREYの曲は目をそらしてはいけない現実と向き合わなくてはいけないそんな気持ちにさせてくれる素敵なアーティストだと思います。