劇場版『BLEACH』 予算配分を間違えた?
原作漫画が大好きだったので公開前から楽しみにしていて、公開初日に見てきました。
漫画実写化は叩かれる事が大半で、大コケした作品は数知れずですが、あの原作をどうやって映像化したのかがとても気になっていました。
見た感想としては最悪です。原作の世界観が全く伝わってこず、元々話を知っていない人には何が何だか分からない内容でした。
登場するキャラクターを実写化できなかったんだね、というくらい登場する人物が少ない。虚は全部全部CGにするとしても、護廷十三番隊の隊長格だけでも全員実写化してほしかったし、現世とソウルソサエティどっちの世界も見て見たかった。
ストーリーにも問題があると思います。原作とは違う結末にするのに無理矢理帳尻合わせをしました感が満載で、ここは時間稼ぎでは?というシーンがいくつかみられました。
虚と闘うシーン、死神同士で闘うシーンにも臨場感が全くなく「あぁCGすごい使ってるなぁ」「あぁここはワイヤーでこうやってやってんのね」と映画を見ている最中に思ってしまいました。低予算なのかCGに予算をつぎ込んだのかなんともチープな映画でした。
同じ時期に公開された同じジャンプ実写化の「銀魂」に勝つ気が無いというか、ついでに作りました感というか…。原作が好きなだけにがっかりしました。映画の途中でトイレに行った映画は久々でした。