ロッキー / Rocky

ロッキー / Rocky

『ロッキー』とは、1976年公開のアメリカ映画。低予算ながらアカデミー賞3部門を受賞し、無名の俳優シルヴェスター・スタローンを一躍スターダムへと押し上げた世界的大ヒットシリーズ第1作。監督はジョン・G・アヴィルドセン。フィラデルフィアのスラム街に暮らす三流ボクサーの青年ロッキーに、世界チャンピオンのアポロが対戦相手として指名してきた。自分がただのゴロツキでないことを証明するため、そして愛する女性エイドリアンのために、ロッキーはリング上での決死の闘いに挑む。

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ロッキー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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ロッキー5/最後のドラマ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ロッキー5/最後のドラマ』とは、1990年製作のアメリカ映画。ボクシングに挑む1人の男の愛と闘いを通して、サクセス・ストーリーを描いてきた『ロッキー』シリーズの第5作にして完結篇。シリーズ1作目で監督を務めたジョン・G・アヴィルドセンを再び監督として招き、脚本・主演はシルヴェスター・スタローンが務める。脳へのダメージからボクサーを引退し、財産も失い、原点であるフィラデルフィアの下町に戻ったロッキーが、新人ボクサーを育成しトレーナーとして第二の人生を歩む姿を描く。

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ロッキー4/炎の友情(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ロッキー4/炎の友情』とは、1985年に製作されたアメリカ映画。『ロッキー』シリーズ第4作。監督・脚本・主演はシルヴェスター・スタローン。当時の東西冷戦下のアメリカとソ連を背景としたストーリーは、過去3作とは大きく趣の異なる作品となっている。ロッキーの宿敵であり親友であるアポロが、引退後再びリングに立つことになった。だが、挑戦者であるソ連の長身ボクサー・ドラゴの殺人的パンチによって、リング上で死んでしまう。ロッキーはドラゴを倒すため、敵地ソ連へと旅立つのだった。

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ロッキー・ザ・ファイナル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ロッキー・ザ・ファイナル』とは、2006年製作のアメリカ映画。シルヴェスター・スタローンの出世作にして代表作「ロッキー」シリーズの6作目。スタローンが監督・脚本・主演を務め、第5作から16年ぶり、第1作から30周年を迎えた伝説のシリーズを締めくくる。現役を引退し、愛妻エイドリアンにも先立たれ、一人息子ジュニアとの関係もこじれて満たされない日々を送るロッキーが、ある決意を胸に無謀な復帰戦に挑む姿を、彼の人生の思い出の数々をちりばめつつ熱く感動的に綴る。

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ロッキー3(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ロッキー3』とは、1982年公開のアメリカ映画。『ロッキー』シリーズの3作目であり『ロッキー2』(1979年)の続編。前作に引き続きシルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演の三役を務め、シリーズ最終章の予定で製作された。世界チャンピオンとなり、順風満帆な生活を送っていたロッキー。そこへ強敵黒人ボクサー・クラバーが挑戦して来た。だが、ハングリー精神を忘れたロッキーは無残に敗れ去る。再起をかけるロッキーにかつての宿敵アポロがトレーナーとして名乗りをあげ、クラバーとのリターンマッチに挑む。

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ロッキー2(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ロッキー2』とは、1979年公開のアメリカ映画。シルヴェスター・スタローンを一躍スターダムに押し上げた『ロッキー』(1976年)の続編でシリーズ第2弾。本作ではジョン・G・アヴィルドセンに代わりスタローンがメガホンを取り、監督・脚本・主演の三役を務めている。ロッキーとの試合に納得がいかない世界チャンピオンのアポロは、彼をリターンマッチに引きずり出そうと目論む。ボクシングを辞め、恋人エイドリアンと結婚しジュニアも誕生したロッキーだったが、苦悩の末、再びアポロの挑戦を受けることにする。

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クリード チャンプを継ぐ男(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『クリード チャンプを継ぐ男』とは、2015年に製作されたアメリカ映画。シルヴェスター・スタローンを一躍スターダムに押し上げた『ロッキー』シリーズ初のスピンオフ作品で、『ロッキー・ザ・ファイナル』以来9年ぶりに新たな物語を描く。今は亡き伝説のボクサー・アポロの息子アドニスは、かつて父と歴史に残る激闘を繰り広げたロッキーを探し出してトレーナーを依頼。アドニスの純粋さと情熱にアポロの面影を見たロッキーは、彼を鍛え上げ自らのすべてを託し、セコンドとして共に世界タイトルマッチに挑む。

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ベスト・キッド(The Karate Kid)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ベスト・キッド』とは、1984年に製作されたアメリカ映画。『ロッキー』のジョン・G・アヴィルドセン監督による、カラテを通して成長していく少年の姿を描いた青春アクション映画。カラテの達人であるミヤギ役のノリユキ・パット・モリタがアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。ひ弱な高校生ダニエルは、不良グループに痛めつけられる毎日を送っていた。そんな彼がカラテの達人ミヤギに出会ってカラテを習い始め、やがて少年カラテ選手権大会に出場する。

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ベスト・キッド2(The Karate Kid Part II)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ベスト・キッド2』とは、1986年公開のアメリカ映画。高校生のダニエルが日系人・ミヤギから学んだ空手を通して成長していく大ヒット作『ベスト・キッド』シリーズの第2弾。監督は前作にひき続きジョン・G・アヴィルドセン。今回はミヤギの故郷、沖縄に舞台を移し、ミヤギに復讐を目論むかつてのライバル・サトウとの因縁の対立に巻き込まれるダニエルの新たな試練を描く。

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ランボー/怒りの脱出(ランボー2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ランボー/怒りの脱出』とは、80年代アクション映画の金字塔で、収監されたランボーの元にトラウトマン大佐が訪ねて来て、極東での作戦への参加を提案する。その作戦とはベトナムで捕虜になっている兵士を調査することだった。「80年代は筋肉と爆薬がすべてだった」とスタローンも言ってるように、爆薬の量とアクション描写は、それまでの常識を超えている。また「映画史上最もパクられた本数が多い映画」とも言われており、「ベトナム帰還兵」や「ベトナム捕虜救出」がテーマの映画がビデオ店の戦争アクションコーナーに並んだ。

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ランボー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ランボー』(原題:First Blood)とは、1982年に米国で公開されたシルベスター・スタローン主演のアクション映画で、『ランボー』シリーズの第1作である。 社会から排除されたベトナム帰還兵のランボーが、たまたま訪れた街でランボーを追い出そうとする保安官に出会い、戦いへと発展する。ランボーを通してベトナム戦争の負の遺産として社会問題になった米国の暗部が描かれている。 本作は『ロッキー』に続き、シルベスター・スタローンの代表作となり、ハリウッドスターとしての地位を不動のものとした。

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ランボー/最後の戦場(ランボー4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ランボー/最後の戦場』とは、2008年5月24日に公開されたアクション映画で、『ランボー』シリーズの第4作。主演、監督、脚本はシルヴェスター・スタローン。前作の『ランボー3/怒りのアフガン』から20年ぶりの続編にあたる。 タイ北部で静かに暮らしていたランボーは、ミャンマー軍に捕らえられたキリスト教系NGOの一行を救出するために、敵地へ向かう。本作はミャンマーを舞台にランボーが再び戦いの地に舞い戻ることとなった。

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ランボー3/怒りのアフガン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ランボー3/怒りのアフガン』とは1988年にアメリカ合衆国で製作されたアクション映画作品で『ランボー』シリーズ第3作にあたる。ベトナム戦争時代の上官でランボーの唯一の理解者であったトラウトマン大佐がアフガニスタンの戦場でソ連軍の捕虜となってしまう。タイで静かに暮らしていたランボーは、それを知ると大佐救出のためアフガンに向った。 公開当時は「101分の本編で108人の死者が出る」というキャッチコピーでギネスブックに「最も暴力的な映画」と記載された。

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1976年公開の映画『ロッキー』はスポーツ映画の金字塔です。 続編も制作されており、世界中から愛される作品です。 しかし、その人気に反して社会派映画として非常に高い価値を持つことはあまり知られておりません。という事で、この映画の本質的な意味をもう一度探ります。

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ロッキー / Rockyのレビュー・評価・感想

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ロッキー / Rocky
10

ロッキーの生きざま

ロッキーシリーズの1作目、ロッキーとアポロの戦いと同時にエイドリアンとの恋愛を描いた作品になっている。
アポロとの対戦でボロボロになりながらも決して諦めず、絶対に負けないという執念で何度も立ち上がるロッキーの闘志が1作目の最大の見せ場となる。

エイドリアンとは色々な場所でデートを重ね、思い出を増やしていくことで徐々に距離を縮めていく。
おとなしめのエイドリアンだが、その本当の美しさを見定めていたロッキーの目にくるいはなかった。
時が進み一世一代のアポロとのタイトルマッチが決まった。
ロッキーは一日一日練習を重ね、最高の状態で試合当日にのぞむ。
第1ラウンドのゴングが鳴ると、いきなりアポロの鋭い殺人パンチがロッキーにヒットし、試合の流れを持っていかれてしまう。
アポロの連続パンチにダウンするロッキー。それでも立ち上がり、もっと来いとまだまだやる気を見せるロッキー。
動じないロッキーにアポロもあきれ顔を浮かばせる。
そして最後の最後まで諦めないロッキーにチャンスがめぐってくる。
ロッキーのボディーブローがアポロにヒットしたのだ。必死にこらえるアポロ。
試合は判定にもつれこみ、わずかの差で勝利を手にしたのはアポロだった。
全力を尽くし戦いきったロッキーは試合後のリングでエイドリアンを呼ぶ。
エイドリアンもリングに上がり「I love you」と言う。
ボクシングを通じて描かれるライバル、そして恋人との絆。
ロッキーシリーズの1作目、興味があれば是非ご覧ください。

ロッキー / Rocky
10

ロッキー

正にアメリカン・ドリームを実現した映画。シルベスタ・スタローンという売れない2流の俳優が自ら脚本を書いて映画会社に持ち込んだ。しかし会社は拒否。それはそう。売れない2流の俳優が持ち込んでもそう簡単にはいくはずがない。だがこの男自身だけは自分を1流と信じて、とうとう会社を説得してしまう。しかし映画は低予算、スタッフ・キャストほとんど無名。そろいも揃ってハングリー精神の塊で失うものなど何もない。2流のプライドをかけて作った映画には魂がこもっていた。ハリウッド相手に勝負をしてものの見事に勝利。映画は世界的にメガ・ヒットし一躍時の人になってしまったスタローン。その後の活躍は飛ぶ鳥を落とす勢いで監督にまで手を広げ、映画はシリーズ化いまだに新作が作られている。
チンピラと紙一重の名もなき無名のボクサー、ロッキー・バルボアに突然世界戦の話が持ち上がる。世界チャンプと無名の2流ボクサー、それは正に考えられないような対戦。何があったか知らないが、ボクシング界の裏事情…複雑怪奇。黒人の世界チャンプ対白人の無名ボクサー、ちらっと人種問題を絡めながら、マスコミがあおりまくる。マスコミのいやらしさを盛り込んで、映画は怒涛のクライマックスへ。感動のラスト。必見作。

ロッキー / Rocky
10

胸が熱くなる映画!

言わずと知れた名作映画の一つ、『ロッキー(Rocky)』(1976年)は、あまりにも有名ですし、「モノマネなら知ってる」、「名前は聞いたことあるけど見たことはない」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。このレビューをきっかけに本編にも興味を持っていただければ幸いです。

ロッキーを演じるのは今や世界的ハリウッドスターであるシルベスタ・スタローンですが、何を隠そう脚本を書いたのも当時無名だった彼なのです。自身の主演を条件に脚本を売り込んだため、大人の事情で低予算での映画製作を強いられました。その制約が功を奏したりするんです!セットや衣装の発注が上手くいかなかったことがロッキーの境遇と重なって、スタローンはゴールデングローブ賞を受賞した際「ずっと親友でいてくれたロッキー・バルボア」なんて発言もしていますが、ロッキーはスタローン自身でもあるように思えます。

~あらすじ(※以下ネタバレあり)~
物語の舞台は1975年、フィラデルフィア。賭けボクシングの賞金だけでは生活が苦しく、借金の取り立てをするなど落ちぶれた生活を送る三流ボクサーのロッキーは、ある時「ユニークなリングネーム」という理由で、チャンピオンであるアポロから試合相手として指名されます。実力の差は歴然なのでロッキーは申し出を嫌がりますが、アポロは強引に試合を取り付けます。ロッキーの数少ない身内である恋人エイドリアンやトレーナーのミッキーの助けもあり、彼は自分の存在を証明するために過酷なトレーニングに耐え、試合に臨みます。始めは小馬鹿にした態度で臨むアポロでしたが、強烈なパンチを耐え抜くロッキーに次第に本気を見せ始めます。知名度のみならず実力の差から誰もがアポロのKO勝ちを予想した試合でしたが、なんと終盤はボロボロのロッキーが(アポロもですが)アポロに猛攻撃を繰り出します。結果は判定に持ち込まれたものの僅差でアポロの勝利でした。しかしロッキーは観客までも味方に変えたのです。彼は町のゴロツキではないことを証明できたのでした。

「モチベーションが保てない…」なんて時に見たい映画です。
ロッキーはもともと不器用で優しい性格です。そんな彼が意地で這い上がる青春物語に、胸を打たれること間違いなしです。どうして彼がここまで頑張れたのかというと、周りの支えがあったからこそです。言い換えれば、ロッキーがこれまでずっと欲しくてたまらなかったものでもあります。人間誰しも自分のためだけに頑張っていると、どうしても限界が来るはずですが、それを乗り越えられるかどうかは自分を応援してくれる家族、恋人、友人の手にかかっているといっても過言ではありません。
「孤独だったロッキーを見て、改めて周りの人に感謝したくなる」、そう思わせてくれる映画でもあります。皆さまもぜひご覧ください!

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