平成少年漫画の王道「BLEACH」の魅力3選!
「BLEACH」という少年漫画を知っていますか?平成の「週刊少年ジャンプ」の代表格のひとつと言われる王道バトルアクション漫画です。今回は、そのBLEACHの魅力をご紹介します。
「BLEACH」は「週刊少年ジャンプ」にて2001年~2016年まで15年間掲載されたバトルアクション漫画です。作者は久保帯人先生。海外でも高い人気を誇り、2000年代の「週刊少年ジャンプ」の看板作品でもあります。
普通の高校生・黒崎一護が死神・朽木ルキアと出会い、ひょんなことから悪霊・虚(ホロウ)を退治する死神代行を請け負い、死神としての活躍と仲間たちとの絆や成長が描かれたストーリーです。章ごとに展開が複雑に絡み、複線回収もあり、読み応えのある作品です。
5つの編に分けられて物語が展開します。
・死神代行編
・尸魂界編
・破面編
・死神代行消失編
・千年血戦編(訣別譚・相剋譚)
また、「週刊少年ジャンプ」2021年36・37合併号に限り、本編完結後の新たなエピソードを描いた読み切り作品「獄頤鳴鳴篇(ごくいめいめいへん)」が掲載されました。
BLEACHには多くの魅力が詰まっています。男女・国内外問わず人気を誇るBLEACHの魅力を3つに絞ってご紹介します。
まずは個性的なキャラクターが登場すること。登場キャラクターたちは、刀や袴のスタイルで戦ったり、独特な技を繰り出したりします。また、女性キャラが幅広い個性派ぞろいでかわいい!と注目されています。
主人公・黒崎一護はオレンジの髪、ブラウンの瞳、職業・高校生と、霊感があること以外は普通の高校生。彼はストーリーが進むたびに、精神的にも肉体的にも成長していきます。成長するごとに恰好よくなっていく一護には女性ファンも多くいます。家族や仲間を大切に想っている性格も少年漫画の主人公らしいです。
朽木ルキアは黒崎一護の死神の能力を引き出したキャラクターです。ルキアは女性ですが、あくまでヒロインではなく、女性版の主人公、という位置づけです。彼女の過去や心情にクローズアップした回も多く、清く、強く、可憐で格好いい女性像として描かれます。
BLEACHの鍵を握る重要な人物が藍染惣右介です。初登場では優しく、聡明で、落ち着いた大人な理想の上司といった印象でしたが、彼が裏切った瞬間は読者全員が肝を抜かされた衝撃的シーンとなりました。
登場人物が多いことでも有名な「BLEACH」では、紹介しきれないほど多くの魅力的なキャラクターがいます。一護の同級生であるから空座第一高校の仲間たちや、尸魂界の死神たち、破面で対峙したアランカル達など、読み進めていくうちに必ずお気に入りのキャラクターが見つかるでしょう。
「BLEACH」にも多くの王道バトルアクション漫画ならではの名シーンがあります。そこには必ず名台詞があります。そのシーンに涙したり、衝撃を受けたり、勇気づけられたりします。
また、「BLEACH」といえば久保帯人先生による巻頭のポエムを思い浮かぶ人も多くいるでしょう。
1巻ごとに各キャラクターやストーリーを表したような詩が書かれます。心に響くような印象強い格言も多くあるのでチェックしてみましょう。
「BLEACH」は漫画だけでも十分に満足できるほど面白い作品ですが、その世界観にもっと浸りたい人は他のメディアミックスにも注目してください。小説、テレビアニメ、トレーディングカードゲーム、ソーシャルゲーム、ミュージカル、劇場版映画、実写映画など展開されています。また、2020年3月に始動した「BLEACH20周年プロジェクト」の一環として、原画展が開催されたり、千年血戦編のテレビアニメが放送されました。
こちらもチェックしてみてはどうでしょうか。