学生時代のドハマり!死神と人間とが繰り広げるバトル漫画「BLEACH」の良さ
「久保帯人」さん著作の「BLEACH」は2001年に「週刊少年少年ジャンプ」で連載されて以降、大ヒット作品となったバトル漫画です。
主人公である「黒崎一護(くろさきいちご)」は霊能力のある男子高校生。オレンジの髪の毛になかなかガラの悪い人相をしているのですが、性格は面倒見が良くて仲間を大切にするザ・主人公という感じです。戦闘のポテンシャルは高く、最初からずば抜けた霊力を持っているものの、精神的に未熟な面や格上の相手との戦いに敗れ、仲間たちに助けられながら試練を乗り越えていく、というのはかなりジャンプらしい作品といえるでしょう。
BLEACHは伏線も多く、連載が終了してもなお、まだしっかりと解明されていないこともあります。例えば、コアなファンが多い「護廷十三隊十一番隊隊長」の「更木剣八」と副隊長の「草鹿やちる」の関係性です。やちるは元々は剣八が持つ死神の刀「斬魄刀」が具象化した姿ではないかとされていて、大方予想はされているものの、作中ですべてが明らかになることはありませんでした。漫画だけでは語られなかったそれぞれの登場人物の過去や戦いが終わった後のその後のストーリーは主に小説版で描かれており、ファンにはたまらない内容も盛りだくさんです。
「アニメしか見たことがないけれどBLEACHのキャラクターが好き!」という方はぜひ小説版を読むことをお勧めいたします。