映画『すずめの戸締まり』について
この作品は主人公である女子高生「すずめ」と、閉じ師の仕事をしている「草太さん」の物語です。
すずめが住んでいる町で、廃墟になっている場所の扉から”ミミズ”という、地震を引き起こす巨大な雲のようなものが出現します。その扉は閉じ師の人しか持っていない特殊な鍵を使用しないと閉じることができません。すずめと草太さんが力を合わせて全国の扉を閉じながら地震を防ぎ、ある巨大な扉を探して戸締まりをしにいく話です。
まず始めに、映画の冒頭から作品に引き込まれます。冒頭シーンで女の子と女性が登場しますが、実は過去と現在の主人公でした。そしてタイトルは他の映画とは違い、迫力のある演出となっていました。ひとつひとつの効果音がとても大きく迫力があるので作品に入り込みやすいようになっています。
途中で東日本大震災について描かれているシーンが出てくるので、トラウマや津波、緊急地震速報の音等が苦手な方は注意が必要です。
挿入歌には懐かしい昔の曲が使用されているので、大人から子供まで楽しめる作品となっています。また、子供と義母それぞれの思いが描かれているシーンもあるので共感ができる映画です。
家族や友達と見ても楽しめる映画となっていますので、ぜひ『すずめの戸締まり』を観てみてください。