映画『すずめの戸締まり』とは
2022年11月11日に劇場公開された、新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』。
主人公の鈴芽は、九州の港町で叔母と暮らす17歳の少女。ある日、「扉を探している」と言う謎の青年を追って、山中の廃墟へたどり着く。しかし、そこにあったのは、ぽつんと佇む古ぼけた扉だった。
なにかに引き寄せられるように、鈴芽は扉に手を伸ばす。その扉は「後ろ戸」と呼ばれており、「常世」に通じる扉だった。
日本各地を回り、人との関わりはもちろん、主人公が後ろ戸から出てくる「ミミズ」を止めるシーンは見所満載!
コミカルなシーンもあるが、クライマックスに向けて急展開が用意されており、没入感がとても高い。
命の大切さを感じることのできる作品である。
日本神話を元に、東日本大震災を忘れないために描かれた作品である。第73回ベルリン国際映画祭にて無冠ではあったものの、日本アニメ映画としてはスタジオジブリの『千と千尋の神隠し』以来21年ぶりの選出で、海外からも高く評価されていることがわかる。
作品の楽曲は、『君の名は。』『天気の子』と同じくRADWIMPSである。新海誠監督作品ではおなじみの、圧倒的な作画と楽曲の美しさをぜひ体感してほしい。