ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series

『ジョジョの奇妙な冒険シリーズ』とは、漫画家・荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)による日本の漫画作品シリーズである。1986年から2004年までは『週刊少年ジャンプ』、2005年からは『ウルトラジャンプ』にて長期にわたり連載されている。アニメやゲーム、映画、小説などあらゆるメディアにも派生している。
作品のテーマは「人間讃歌」とされ、ジョセフ・ジョースターとディオ・ブランドーの因縁から始まった物語であり、ジョースターの血を受け継ぐ主人公ジョジョたちとディオの戦いが描かれている。
独特なセリフや効果音、不気味さのある世界観が特徴的であり、人気の理由のひとつとなっている。

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure seriesのレビュー・評価・感想

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『ジョジョの奇妙な冒険』何部から見ればいい?簡単解説!

『ジョジョの奇妙な冒険』と聞いて皆さんはどんなイメージを持ちますか?
・長い
・絵が独特
・名言が多い
ジョジョを見たことがない方はこんなイメージを持たれる方が多いかもしれませんね。
「結局どんな話なのかよくわからん!」 「興味はあるけど何部から見ていけばいい?」そんな疑問にお答えしていきます!

ジョジョは1部から部ごとに主人公や、舞台が変わります!なかでもファンの間で人気があるのは、「第3部」と「第5部」の2つです。初めて『ジョジョ』を見始めるのであればこのどちらかから見始めるのがよいと思います。

3部と5部では3部のほうが長いので、私は5部から見始めました。多少長い話でも大丈夫という方は3部から見ることをオススメします!
「途中からで話の内容わかるの?」という声が聞こえてきそうですが、特に問題ありません!
私自身5部から見始めましたが「そもそもスタンド能力って何?」と思いながらも話を進めていくうちに理解できますし、3部からのスタートであればスタンド能力が出てくるのが3部からなので、初期設定の理解には問題ありません。
話の内容も1部から最新話まで繋がっていますが、部ごとに別の話になりますので、途中から見始めても何も問題ありません!

「別の話なのに繋がってるって訳わからん!」
そんな声も聞こえてきそうですが、それは見ていけばわかります!なので、まずは3部か5部からぜひ見始めてみてくださいね^^

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「ジョジョ」と聞いて思い浮かべるのは?

「ジョジョ」と聞くと皆さんどのようなイメージを思い浮かべるだろうか?「あの劇画っぽい絵柄の漫画ね」「ジョジョ立ちでしょ?」「てかどれがジョジョなの?」という印象をお持ちの方が多いのではないだろうか。ジョジョの漫画を読むにはまず越えなければならないハードルがある。それは「独特な絵柄」だ。スマートでポップな絵柄に慣れている私達にとって、ジョジョの登場人物の顔面は独特で濃い。濃ゆすぎる。「あ、なんか読みにくそう」と挫折する方がいるのも頷けるほど。しかしそれを乗り越えてくれさえすれば、「こんなに面白い漫画があったのかッッッ!!!!」と思う事必至であると約束できる。

そもそもどんなストーリーなのか。すべては19世紀、イギリスの名門貴族・ジョースター家にディオ・ブランドーという少年が養子に来た事から物語は始まる。野心家であるディオはジョースター家の財産を乗っ取るべく、跡取り息子のジョナサン・ジョースターを見下し、孤立させて陥れていく。が、一度大きくジョナサンに打ち負かされた事でディオは彼の事を認めざるを得なかった。
時は過ぎ、ディオがジョースター家に養子に来て7年。表面上は友情を装っているディオだったが、まだ財産の乗っ取りは諦めていなかった…。あらすじを聞くと「え、そんな話なの?」と驚く方が多いだろう。そうなのだ。ジョジョの物語は19世紀から始まり、その血を受け継いだ子孫が奇妙な運命に立ち向かいながら、脈々と現在に続いていく…。そんな大河ドラマのような世界観に圧倒される事間違い無しだ。他にも魅力的な登場人物達、数々の名言、「波紋」「スタンド」の戦闘シーン、そして作品全体のテーマである「人間賛歌」。…だんだん「ちょっと興味出てきた!」と思い始めたのではないだろうか?読めば必ずや自分の「推しジョジョ」が見つかるだろう。ぜひ手に取って読んでもらいたい。

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【必見】ジョジョの奇妙な冒険を解説

【ジョジョとは】
みなさん、ジョジョの奇妙な冒険はご存じでしょうか。
ジョジョの奇妙な冒険、略して『ジョジョ』は荒木飛呂彦氏による漫画で、1987年から「週刊少年ジャンプ」「ウルトラジャンプ」で連載されているバトル漫画であり、「第一部~第九部」まで続く、大人気漫画です。

この記事では、「ジョジョって何?」という方のために、ジョジョの奇妙な冒険について解説していこうと思います。

【各部紹介】
ここからは、各部を簡単に紹介していこうと思います。

まず、第一部です。
第一部「ファントムブラッド」は主人公、ジョナサン・ジョースターが、大切な人や仲間たちを守るため、宿敵、ディオと対峙します。

ここから始まりました。
吸血鬼と人間の熱き戦いが魅力の物語です。
連載当初が、1987年であることから今の感覚で読むと少しツッコミどころが多い作品ですが、ひとまずスルーしておきます。
人気声優の松岡禎丞さんがサブキャラクターの少年・Aの声優を務めたこともポイントの一つです。

話数が他より少ないですが、その一つ一つの話に様々な想いが詰まっています。

続いて第二部です。
第二部「戦闘潮流」は、ジョナサンの孫で主人公のジョセフ・ジョースターが「柱の男」と呼ばれる吸血鬼たちと戦っていく物語です。

ジョセフの予想の上を行く発想で、次々に難敵に立ち向かっていくところが魅力の一つです。
笑いあり、涙ありの第二部、ぜひ一度見てみてください。

続いて第三部です。
第三部「スターダストクルセイダース」は、ジョセフの孫で主人公の空条承太郎が一部でジョナサンに倒されたはずの宿敵・ディオに立ち向かう物語です。

ジョジョシリーズでは最も知名度の高い話です。
承太郎の知的さとクールなところが人気の一つではないのでしょうか。
王道バトルを飾る第三部、一度見てみてください。

続いて第四部です。
第四部「ダイヤモンドは砕けない」はジョセフの隠し子である、主人公の東方仗助が、殺人鬼・吉良吉影に立ち向かう物語です。

これまでのジョジョとは雰囲気が少し変わったホラーテイストです。
登場人物一人一人に人間味が備わった話です。
ちなみに私が最もおすすめする部です。

続いて第五部です。
第五部「黄金の風」はディオの息子である、ジョルノ・ジョバァーナが、ギャングの頂点を目指して奮闘する物語です。

なんとあの宿敵・ディオの息子です。と言っても、ジョナサン・ジョースターの体を乗っ取ったディオの息子であるため、ジョースター一族の証である、星型のあざと黄金の精神を宿している、ジョースター家の人間です。

知的さとクールさに溢れたジョルノはトップクラスに人気のキャラクターです。

第五部もおすすめの部の一つです。ぜひ沼にハマってみてください。

続いて第六部です。
第六部「ストーンオーシャン」は、空条承太郎の娘である、空条徐倫が閉鎖空間である刑務所で自由に生き抜き、脱獄を目指す物語です。

ジョジョ史上初の女主人公であり、あの承太郎の娘です。
父と娘の素敵な絆が魅力の一つです。
誰も予想できなかった最後は、涙なしでは見ることができません。

続いて第七部です。
第七部「スティール・ボール・ラン」は、主人公のジョニィ・ジョースターが、人類史上最大級のレース「スティール・ボール・ラン」に選手として立ち向かっていく物語です。

これまでのジョジョの概念を覆してばかりで最初は驚くことばかりですが、先の読めない展開が繰り広げられているのはこれまでのジョジョと変わりありません。

他のシリーズもそうですが、全く先が読めない展開であるため、ドキドキワクワクで読める作品だと思います。

続いては第八部です。
第八部「ジョジョリオン」は、記憶喪失の主人公、「東方定助(仮)」が仲間の協力を得ながら、自分が何者であるかを知るため、町に潜む謎に迫っていく物語です。

主人公が記憶喪失というジョジョシリーズでは初めてのお話になります。
全く新しい内容であるため、ジョジョの知識がなくても楽しめる作品です。
ぜひ一度手に取ってみてください。

【まとめ】
以上、ジョジョについてでした。
いかがでしょうか。
気になったシリーズがあればぜひ一度見てみてください。
第八部も完結し、新たに第九部「ジョジョランズ」も制作されています。
これからもジョジョが世界的に人気を誇る作品になることを願っています。

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作り込まれた作品

タイトルは誰でも聞いた事があるというこの作品。
単行本を見ると長いので、初めて見る方には見る気が失せてしまうような感じですが、「部」で構成されており、どこからでも楽しめる作品となってます。
もちろん初めから読んだ方が話は繋がりやすいですが、私も最初は途中の3部から読んでいました。数年後、アニメで始まったのがきっかけで最初から見る事になりましたが、それでも十分のめりこめる作品となっております。
各部に応じて戦い方や主人公が変わるため、自分の一番好きなキャラクターなどが出来たりサブキャラもとても個性に溢れているので愛着が湧くキャラクターが出てくるかもしれません。
作品中の設定は実際の都市も描かれており、そこの観光名所などの詳しい情報を見る事が出来ます。架空の街も舞台になりますが、街の設定やシンボルマーク・名物など設定がしっかりと作り込まれており、とても楽しめます。
作品展にも行った事がありますが、それぞれのキャラクターの履歴書が展示されており、作り込みの凄さが伝わってきます。
更に各有名ブランドや企業ともコラボを行っており、漫画やアニメ特有のおもちゃ感はなく、とてもおしゃれなグッズになっていますので普段使いが出来ます。

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人生が変わる

ジョジョを見ると面白くて続きが気になり、次の話へ進むというコマンドを押す手が止まらなくなります。正直、ジョジョを見る前は、ジョジョ特有の作画に、うーんっと思っており、手が出せませんでした。しかし、アニメをみて、ハマってしまうと、その特有な作画がとてもかっこよく見えて、沼にハマってしまいます。そして、世代がどんどん交代していき、話が繋がっていくという、途中から見ても、初めから見たくなる!!という気持ちになるでしょう。ジョジョのここがすごい!っていうのを何個か書きましょう。

【ジョジョのここがすごい!1つ目】
ストーリーが凄い。先程も言ったように、世代が変わりそれでも繋がっていくストーリーに圧倒されます。また、各部でも、こうなるのか!など、怒涛のどんでん返しがすごいです。あと、躊躇なくキャラを殺すところが作者さん凄いなと思います。

【ジョジョのここがすごい!2つ目】
キャラクターがそれぞれ個性的。ジョジョと言えば、独特な世界観と言っても過言ではないですね。1人1人が姿もそうですが、話し方・性格もそれぞれ立っていて、敵でも少ししか出てこない脇役でも、好きになれるようなキャラをしています。全てのキャラを愛せるようにできてるジョジョはすごいです。

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「ジョジョの奇妙な冒険」を読んだことがない人にも分かる簡単なあらすじと特徴!

ジョジョの奇妙な冒険は、人間賛歌をテーマにジョースター一族と宿敵ディオの100年に及ぶ因縁から始まります。
ジョジョの奇妙な冒険の特徴は何といっても「スタンド」と呼ばれる能力バトルが人気です。
スタンドとは「幽波紋」と呼ばれる超常的能力を視覚化したもので、炎を放ったり、冷気を操ったり、挙句の果てに時間を操る能力者もでてきます。
二つ目の特徴は「ジョジョ立ち」と「擬音」
作者の荒木先生はイタリアの彫刻に影響を受け「ジョジョ立ち」を考案。
その立ち方は他の漫画にはない独特なポーズだと言えます。
そして「擬音」なんですが、有名なのは緊迫したシーンに使われる地鳴り音「ゴゴゴゴゴ]や、人気キャラがチェリーを舌の上で転がすときの擬音「レロレロ」。
ジョジョ立ちも擬音も、ジョジョの世界を堪能するには欠かせないものなっています。
そして最後に物語に触れていきますが、冒頭でも述べた通りジョジョの奇妙な冒険は一言でいうと、ジョースター一族とディオの因縁の物語です。
ジョジョの主人公は一人ではなく各章によって変わっていきますが、どの主人公もジョースター家の血筋を引き継いでいます。
そしてディオとの因縁は1部の主人公ジョナサンから始まり、ジョナサンの子孫の3部の主人公 空条承太郎に倒されるまで続きます。
しかしここでディオとの因縁は終わらないんです!5部の主人公はディオの息子、6部のラスボスはディオの親友、そして7部の最後の敵もディオ。
こうしてなんとなく分かって頂けたかもしれないですが、ジョジョの奇妙な冒険とは、ジョースター一族と宿敵ディオによる壮大なドラマなんですね。
スタンド、ジョジョ立ち、擬音、物語。
全てがジョジョの奇妙な冒険の深みを演出していて、長い間読者に愛されてる要因であることは間違いありません。
是非、一度拝見されてみてはいかがでしょうか?

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荒木先生の凄さ

「ジョジョの奇妙な冒険」は、一部、二部と部が完結するごとに主人公や周りの仲間が変わっていくけど、その血が受け継がれていくという内容で、
主人公が変わってもその血のつながっている家族が悪いボスを倒すために奮闘していく物語です。
歴代主人公はジョジョと呼ばれています。途中からジョジョとは呼ばれなくなるけど、苗字と名前を繋げるとジョジョになります。
ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという二人が出会った事がこの物語のすべての始まりです。
1部~2部までは、波紋という力で敵と戦い、敵は石仮面というものをかぶった吸血鬼です。
3部以降はスタンドというものが出現して、敵もスタンド使いです。
スタンド使いの戦いは最初の部は単純なのですが、部を重ねるごとに複雑になっていきます。
ハラハラドキドキが作品ごとにあり、手に汗握る展開で、何よりストーリー展開が早くダラけることもなくて、まったく飽きないです。
それに名言もいくつかあり、とにかく全部の登場人物への愛が感じられて読み手も出てくる登場人物全員好きになってしまうぐらいです。
後、更に好きな点は敵と戦うときに、絶対見方が助けに来ることはなく自分で何とかするという点が好きで、
どんなに強いスタンド能力を持っていても、使い人の使い方や精神力、頭の回転の良さなどで強くなるか弱くなるか決まるところも好きです。
基本的には一対一で、違うときも稀にありますが、絶対に自分でなんとかする。という点がとても好きです。
ジョジョの良さはどの部から見始めても話がわかるところもありますが、是非とも1部から見ることをおすすめします。
かなり長くなりますが、やはり初めから見ていたほうが感情移入できたり、「あ!あの部のあの時出てきた人だ!」と感激することもできます。
でも時間がない時は3部から見るのもおすすめします。
三部は仲間全員が仲良しでスタンド能力も単純なので見やすいかと思います。
漫画のジョジョもいいですが、アニメのジョジョのほうもいいです。
私はあまりアニメが得意なほうではなく、最初のほうを観てはまれば漫画を全部買って漫画だけ読むというやり方なのですがジョジョのアニメに関しては本当に大好きです。
見やすく、全部愛が感じられて、私はアニメを何周したかわからないぐらいです。
オープニングを飛ばす方は多いと思うのですが、ジョジョのオープニングは特におすすめです。
ジョジョは長年連載されていますが、みんなから愛されている作品なのが納得です。
是非とも人生で一回は読んでみてほしいです。

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ジョジョの奇妙な冒険のレビュー

今回レビューする作品は「ジョジョの奇妙な冒険」です。「ジョジョ」の愛称で親しまれているこの作品はこの作品は漫画家の荒木飛呂彦先生が作者で、1986年から集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載を始めた作品です。2005年からは同じく集英社の「ウルトラジャンプ」で連載されています。2006年の文化庁による「日本のメディア芸術100選」では漫画部門で2位に選ばれています。また、2016年にシリーズ累計発行部数が1億部を突破しました。そんな「ジョジョの奇妙な冒険」の作品全体でのテーマは「人間讃歌」で少年漫画としての基本を押さえつつ荒木先生の個性的な表現方法やアイデアが多くの人から支持される理由の1つなのではないでしょうか。
作品内容は各部数によって主人公が変わる形式をとっており、全体として主人公の「ジョジョ」に目的や目標がありその目的や目標に向けて「波紋」や「幽波紋(スタンド)」を駆使して、敵と戦う物語です。第3部から登場した「幽波紋(スタンド)」はシリーズ内でも特に人気が高く、キャラクターによって固有の「幽波紋(スタンド)」があり第3部からの戦闘シーンは「ジョジョの奇妙な冒険」らしく相手の意表をつく戦いになっていきます。
ぜひ「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでみてください。

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芸術性の高い漫画作品

ジョジョの奇妙な冒険は1986年から2022年現在まで連載している荒木飛呂彦作の漫画です。
第1部から第6部までのストーリーは「ジョースター家の血族」と敵対する「ディオ」との因縁の対決を描き、続く7部8部はそのパラレルストーリーが描かれています。
シリーズ作品数は100巻を越え、岸部露伴シリーズ等スピンオフ作品も多数。
作品全体のテーマは「人間賛歌」であり、やや大人向けの作風でミステリ要素を含むバトルが読者を楽しませています。

私がこの作品を愛しているのは、バトルやストーリー、セリフ回しやミステリの面白さだけではなく、芸術について知れば知るほど、作品のオマージュがちりばめられていることに気づいてうれしくなる、ちょっとした楽しみがあるからです。

それらは本連載が始まった当初から存在します。
たとえば、第1部の主人公ジョナサン(5巻140ページ扉絵)の描かれ方は国立西洋美術館松方コレクション所蔵作品「オーギュスト・ロダン」彫像作品を反転させたポージングになっています。(美術手帳「西洋美術から見る「ジョジョの奇妙な冒険」でも明記されている)
他にも、「エゴンシーレ」「ヘンドリク・ホルツィウス」「クリムト」の他、「ゴッホ」「ゴーギャン」「ダリ」などは作中でもそのまま描かれているほどで、誰が見ても「これは●●だ」と理解できる面白さがあります。
また、ジョジョ立ちとされる身体的表現も、絵画的な要素とファッション誌のポージングが参考になされ、その元ネタを探すのは私を含む絵描きの間では楽しみの一つとなっていました。

2009年にはルーブル美術館にて「小さなデッサン展」にて作品が展示され、ルーブル美術館を題材としたオリジナルのストーリーを描いた漫画が描かれ、2012年に「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」の開催が発表され、「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町」を仙台・東京で開催、2018年には東京・新国立美術館にて「JOJO展」が開催。
新国立美術館での漫画家の原画展は手塚治虫に次ぎ2人目であることから、芸術性の高い作品であると世界的にも認められている作家のひとりです。

荒木飛呂彦の作品は年々アメリカンコミックの絵柄に近いものと分類され、その絵柄の癖の強さでえり好みが非常に分かれる作品でもあり、巻数が多く、物語も癖があるためなかなか「見てほしい」と言いにくい点もあるかと思います。
そんな方には、2020年にはNHKで第四部に出てくる「岸部露伴」という漫画家のキャラクターを主人公に据えたスピンオフ作品を高橋一生演じているので、少しでも興味があり、けれども絵柄が…という方はぜひここから入っていただけたら嬉しいです。

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読まずに死ねない!?至高の漫画!ジョジョの奇妙な冒険 レビュー

読まずに死ねない!?そんな漫画があることをご存知ですか?それこそが「ジョジョの奇妙な冒険」でございます!!!30年以上多くの方に、深く愛される至高の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」をご紹介いたします。
ジョジョとは?
原作者は荒木飛呂彦先生。
ジョースター家とDIOとの宿命の物語!
この作品の特徴と最大の魅力。それは、主人公、時、場所が部によって変化することでしょう!普通の漫画であれば主人公が強敵に打ち勝ち、さらに強敵を倒していく。そんな物語が大半なのですが、ジョジョは一味違います!この作品は、巻数が進むと主人公が交代し、新たな強敵と全く違う環境で、物語が進行して行くのです!そのため、俗に言うインフレをしていき、物語が単調になってしまうなんてこともありません。1~8部まで連載されており、全て主人公が違うという唯一無二の作品なのです。
しかし、部が変わる際に一つだけ共通していることがあります。それは主人公がジョースター家であることです。それこそがこの物語のキーポイント!全てが違うのではなく、繋がりを持たせているからこそ、一貫したストーリーラインと、独自の世界観を築き上げているのです。そのため、主人公が変わろうと「ジョジョの奇妙な冒険」として読者に受け入れられ、さらには部が変わるごとに、新鮮な気持ちでジョジョを楽しむことができます。
「飽きっぽくて漫画読むの苦手なんだよねー」
そんな方にこそ、これを読まずに死んではいけない!それほどまでに超絶おすすめさせていただきます!
「ジョジョの奇妙な冒険」という至高の漫画を、ぜひ一度ご拝読くださいませ。

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天才の発想

第一部、第二部の波紋も面白いが、第三部以降のスタンドが圧巻。敵との闘いはほとんどが肉弾戦にも関わらず、その中に緻密に計算された頭脳戦が特に面白い。キャラの個性が際立っていて、主人公以外のキャラクターにも多くのファンがついている漫画です。
どの部にもラスボスがいて、このラスボスがまた強くて賢い。この強くて賢いラスボスをどう攻略するかにドキドキ、ワクワクさせられる読者も多かったはずです。バトル漫画にお決まりの、主人公のピンチからの脱出もあり、その脱出方法が根性論ではなく頭脳を使っているところが多くのファンを魅了して止みません。
この発想力は一体どこから生まれているのか不思議に思う読者も多いことでしょう。その発想力から天才と称されることも多く、漫画業界に新しい視点を生み出したことは間違いないはずです。今までのバトル漫画は肉体や根性をいかに鍛えるかに焦点が置いてあったのに対し、この漫画は精神の成長と頭を使うことで闘いに勝っていくことに焦点が置いてあります。
実社会に通じるところがあり、世知辛い世の中で生き残るためには頭を使い、精神的に成長しなければいけません。生きるためには闘うことが必要で、自分を乗り越えることが大切だと教えてくれる漫画です。

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ジョジョとは人間讃歌!人生観に大きな影響を与える作品。

ジョジョの奇妙な冒険とはいわゆる正義(ジョースター家の血統、所謂主人公、それぞれの世代のジョジョ)が悪を滅ぼす話です。1・2部では波紋、3~8部ではスタンド(普通の人には見えない超能力を視覚化したヴィジョン)バトルが展開されます。
最初は作画的にとっかかりにくい印象がありましたが話数を重ねていくうちにジョジョの世界観に溶け込んでいました!ジョジョは独特な世界観や台詞の言い回し、個性的なキャラが登場します。ですからとにかく飽きさせません!ジョジョのボスキャラは完全悪なので悪を滅ぼすところを見ていて気持ちいいです。
ですが必ずしも正義が勝つとは限りませんよね。1~8部、どの部から見始めても内容を理解することが出来ます。これもジョジョの良いところです。登場人物の生き様がかっこよく熱いシーンが盛りだくさんです。熱さ5割涙3割笑い2割と言ったところでしょうか。
ジョジョは名言も多く生み出されていることでも有名です。人生の教科書といっても過言ではないくらい私もジョジョに影響されて人生観が変わりました。漫画の作画も素晴らしいですが、アニメで見るとより一層に迫力がありキャラがかっこよく見えます!話数は多いですが8部に分けられているので比較的にとっかかりやすいと思います。
新しい世界観に浸りたい方や迫力あるバトルシーンを見たいという方にオススメの作品です。外に出られなくてすることが無い方は是非見て欲しいです。

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ジョジョ

よく絵が受け付けないということで見ないという話を聞きがちなジョジョですが、個人的には凄くおすすめで色んな人に見てほしいです。
アニメでは5部まで放送されており、どの話も非常に展開が熱く、戦闘シーンも頭脳を駆使した戦い方で先が読めず、非常に熱い戦いを繰り広げています。1部は話が若干短いなと感じますが、2部以降の話で繋がっていきますので、見といて損はないかなって思います。
1部2部では波紋という呼吸法を使った戦法、3部?5部ではスタンドという分身っぽいキャラを使った戦法を駆使して戦います。スタンドはキャラごとに個性があり、力が凄いあるスタンドや、特殊な動きができるスタンドも存在しています。また、主人公含め各キャラクターも非常に個性が強く、印象が強いので自分が好きなキャラというのがすぐに生まれると思います。
ジョジョ立ちというものがあり、ジョジョのキャラクターが決めポーズをする時の立ち方なのですが、色んなジョジョ立ちがあるのでお気に入りのジョジョ立ちを是非見つけてみてください。
また、効果音も非常に独特で面白い効果音になっており作品の魅力を引き出す部分だと思います。
かなりの長文になってしまいましたが、魅力たっぷりのジョジョの奇妙な冒険、絵が受け付けられないという人も是非見てみてほしいです。

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なぜこれほどまでにジョジョの世界が尊いのか

まずは何と言っても、「ジョジョ立ち」が社会現象になるほどの強烈なインパクトを持つ「ジョジョの奇妙な冒険」。それをこの世に解き放った荒木飛呂彦先生の、躍動的でありながら実にファッショナブルな作画と、常識を覆すような斬新で美しい色使いに目を奪われます!そして、他の追随を許さない独特な言い回しの荒木節!一度聞いたら(読んだら)忘れない名言の数々は、ネット上のみならず、現実社会の至る所で引用されています。それらは、主人公やドラマの舞台によって8部に分かれている各ストーリーの個性豊かなキャラクター達が発したもので、代表的なものに「俺は人間をやめるぞ!」(1部 DIOのセリフ)、「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!」(1部 ジョナサン)「てめーは俺を怒らせた」(3部 承太郎)、「だが断る」(4部 岸辺露伴) などがある他、ここでは紹介しきれないほど多くの名言が満載の秀逸な作品です。ファン層も実に幅広く、子供の頃から少年ジャンプの連載で読んでいたシニア層はもちろん、アニメの放映で知って虜になった若年層、パパママや、ジジババの影響で漫画を読んでジョジョラーファミリーの仲間入りをした子供たち、そして世界各国のアニメファンまで巻き込んで、あらゆる年代の、さまざまなタイプの人から愛される、日本が誇る傑作です!

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漫画・アニメ好き必見!!『ジョジョの奇妙な冒険』の魅力!!

良く皆様から聞く意見に、画風が苦手、話が難しそう、多すぎるなどございますが、今回は『ジョジョの奇妙な冒険』に少しでも興味を持っていただきたく思い、ここに私の感じるジョジョの魅力とハマりやすいポイント、また少しのネタバレを交えて紹介していきます!!

『ジョジョの奇妙な冒険』は長寿マンガの一つで、1部から8部に分かれており、多くのファンに愛されています。
また、作品の主人公にあたる【ジョジョ】ですが、実は1人がずっと主人公というわけではなく、全員別の人物なのです。
例えば1部の主人公はジョナサン・ジョースター。
2部はジョナサンの孫のジョセフ・ジョースター。
3部はジョセフの孫の空条承太郎、という風にジョースターの家系の話で、さらに敵もその部によって異なります。
なので、どの部から見始めても意外と見やすいのが大きなポイントとなります!

よく人気マンガには必殺技がありますが、もちろんジョジョにも似たものがあり、それが【波紋】【スタンド】という自分の精神エネルギーの具現化されたビジョンで戦います。
ただ、波紋は1~2部で使われており、スタンドは3~8部で登場するのでご注意ください。

このスタンドは作者である荒木飛呂彦先生が続編を作る際、このままでいいのかと苦闘の末新しく作った能力なので、2部から3部でストーリーの展開が大きく変わるのも魅力です!
さらにスタンドの面白いところが、スタンドそれぞれに名前があり、これらはそれぞれ部により、あるテーマにそって名前が作られており、タロットカード、エジプトの神様、歌手などから取られています。
例えば「オシリス神」「キラークイーン」「チョコレート・ディスコ」など、知っているアーティストや知っている単語を見つけるのも楽しむポイントです!!

また、多くの方にジョジョを見てほしいので、私なりのオススメの仕方ですが、アニメでジョジョを見ることができる方は3部から見てみてください!また、女性の方は5部から見るのもオススメです!
先ほども言ったように、おおまかな話は全て繋がっていますが、主人公が変わり、さらにそれぞれ部によって舞台も変わるので、迫力があり、画風が美しいところをチョイスしてそこからハマっていくという見方もオススメです!

そして戦闘シーンも、臨場感と迫力のある映像美、独特な効果音と、見ていて飽きない作品となっております!!
ぜひ皆様も一度ご覧になって自分の好きな部を見つけてみてはいかがでしょうか?

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ジョジョアニメはオススメ

漫画では、最初の部分を少しだけしか読んだ事がなかったです。
当時中学生だった事も影響してたのかも知れませんが、最初の絵だけで嫌いになりました。
気持ち悪い絵が苦手で、水に油が落ちた様な絵で見れなかったです。
しかし、数年前にあるきっかけでアニメを見る機会があり、1話だけ見てみようと思いました。見てみたら自分が思っていたイメージはそのままですが、映像になっているとすごく見やすいと思いました。アニメだと思ってたより色がキレイですし、動きがあるので、当たり前ですが分かりやすくて、見やすいのかなと思いました。
内容も独特で、すぐに好きになりました。その流れで4期まで一気に見てしまいました。
話はずっと繋がっていて、代々ジョジョと呼ばれる様になります。みんな結構違う名前なんですが、みんなジョジョですね。
それぞれのスタンド能力の設定が毎回楽しみです。その能力役に立つの?って思うんですけど、なるほどってなったり、なんで?って事もあったりして、考えるのが止まらないです。
あと、OPがどの作品でもカッコよくて、好きです。特に3期のオラオラのOPが好きです。
4期、5期もそうでしたが、終盤になるにつれ、OPで敵のスタンド能力が現れて時間を止めたり、戻したりというのも印象的です。
2022年から6期がアニメ放送されてますが、Netflix独占なので私が登録しているアプリでは見れなくて非常に悲しいです。
Abemaでは何とか見れたので、時間の都合が付けば見れるという感じですが夜中がほとんどなので、せめて土日の昼間にして欲しいです。

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自分の生活が奇妙な冒険に。

ジョジョを見たことあるという方はお分かりでしょうが、世界観がすごいです。

第1部ではジョナサンというお金持ちの家で育った紳士な男の子が主に出てきます。

初めて見たとき驚いたのが、効果音がアニメなのに出てくるというところでした。

はじめの頃は笑っておかしいなと思っていましたが、だんだんくせになり、いまではジョジョリオンも読んでいます。

ジョジョを見る前は専らワンピース派だったのですが、ジョジョを見始めてからはワンピースは全く見なくなりました。

ジョジョは年齢も変わりますし、年もとります。
そういった変化のあるアニメはあまりないというところも惹かれる部分であります。

ジョジョは、学生時代に養子として一緒に育ったディオが石仮面によって吸血鬼になってしまったので、ディオを倒すためにツェペリに出会い冒険をしながら波紋を習います。

はじめは、波紋という生命エネルギーを理解していなかったジョジョですが、呼吸により扱うことができることがわかり、身につけます。

冒険して、戦う。
そういった単純な物語ではないのがジョジョの面白さです。

恋愛をしたり、色々な仲間との友情もあります。

「ジョジョは絵が無理」とよく耳にしますが、まず見てみて物語を知ってほしい作品です。

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独創的なジョジョワールド

この漫画は最初は週刊少年ジャンプに連載されていました。
週刊少年ジャンプとは思えない重めの絵とストーリー。
その後に月間、ウルトラへと移動していくのですが、ストーリーが重いので1回の掲載でページの多い方が向いているので良かった思います。
冒頭は石仮面の針に頭を貫ぬかれても死なないという始まりなのに、数ページ後は青春ストーリーとなりジョジョの家にディオが住むことになってから、彼女のエリナにちょっかい出されたりと冒頭の意味が分からず頭の中にクエスチョンマークが有りながら読み進めていくと、父親がディオに毒を盛られているところからストーリーは急転します。
ディオが吸血鬼になり、ジョジョがそれに対抗しうる技術である「波紋」を覚えて対決して、無事に終わったと思ったところが実はストーリーの始まりでした。
今までは1部ということで、2部は最初の主人公の孫であるジョセフ=ジョースターもジョジョと呼ばれていて、因縁は終わってなかったという続き方でした。
そして、ジョセフ=ジョースターの孫である空条承太郎が3部の主人公になったところから波紋ではなくスタンドと呼ばれる特殊能力が出てから、このマンガはフューチャーされるようになりました。
ディオが生きていたため、ジョースター家にもスタンドが使えるようになってディオを倒す旅のストーリーになりました。
そして、ここら辺から主人公のジョジョが段々と無理矢理になってきます。
空条承太郎の真ん中を取ってジョジョ、4部では東方仗助の名前がジョウジョと読めるのでジョジョ、5部はイタリアでジョルノ=ジョバーナでジョジョ、余談ですがそれまではジョジョの表記が「JOJO」だったのですが5部はイタリアなので「GIOGIO」になってます。
6部は空条徐倫の真ん中でジョジョ、7部はジョニィ=ジョースターですがストーリー的にツェペリの方がメインでないかと思うような感じで最後にディオも出てくるという斬新さ。
8部は東方定助は記憶喪失と毎回ストーリーの仕込みが脅威です。
6部のラストでパラレルワールドに入ってしまって、7部や8部は何でもありになったのですが、その何でもありを逆に付いてくる作者の狙いが面白いです。
絵の好き嫌いがハッキリするタイプの画風なので、絵が苦手な方もいらっしゃるとは思いますが、ここまで壮大なストーリーのマンガにはなかなか出会えないと思いますので読んでみて損はないと思います。

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series
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「ジョジョの奇妙な冒険」を見たことない!?ジョジョラーが語るジョジョの魅力

1986年より「週刊少年ジャンプ」にて連載開始された「ジョジョの奇妙な冒険」。
2021年時点では1~8部まであり、それぞれ部ごとに主人公や世界観、物語が異なるが、それぞれ共通していることは、主人公の通称(あだ名)が「ジョジョ」。

かなり古参の作品だが、2021年現在今もなお大人気連載中の作品。
しかしその反面、熱狂的なファンを獲得しているというのも事実。
結論、私がこの作品を見てどうなったかというと、、、「見事にハマった」。

簡単にジョジョの魅力をまとめると…
まずは、「ジョジョ立ち」。
作中でキャラクター達が、決め台詞とともに、決めポーズをするのだが、それがなんとも非現実的なポーズ。思わず笑ってしまう。だが、なぜか魅力を感じるようなカッコよさがある。
もうひとつ、「奇妙な冒険」。
1~8部までそれぞれの物語は別物だが、因果関係がある点がかなり面白い。
物語の濃さや伏線回収、そして各キャラの濃さ。
他にもいろいろな作品を知っているが、「ジョジョ」ほど濃密に作られた作品はなかなかないだろう。
熱い支持層があるのも納得できる。

語りだすとキリがない。
まずは1部の1話、比較的他の部より物語が短いのでそこから読んでいくといいと思う。

あなたも「ジョジョラー」になること間違いなし!

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「ジョジョ」というニックネームを持つ主人公の能力バトル漫画漫画

ジョジョの奇妙な冒険は、全5部に渡り連載された少年ジャンプ漫画作品。
1部ごとに主人公が代わり、ほとんどが1部の主人公の子孫です。
しかしシリーズはそれだけで終わらずに、ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン、スティール・ボール・ラン、ジョジョリオンという同作者による後の連載も、ジョジョの奇妙な冒険の続編として公式にアナウンスされています。

この漫画をオススメされたこと、読んだことがない、という方の読まない理由は「絵柄が苦手」というものが多く、私もその1人でした。
紹介したい側としては「読んだらこの絵じゃないとダメだと思えるから!」と言いたくなりますが、苦手意識のある人からすると「そんなこと言われてもなぁ」となるでしょう。

しかしそれでもつい勧めてしまう人が多いのは、それだけこの能力バトルが魅力的だからです。
3部以降は「スタンド」と呼ばれる超能力の擬人化が能力者の近くに顕現します。
スタンドは何らかの特殊能力を持っていることが多く、炎を操る、夢の中に引きずり込む、スカイフィッシュを操る、時を止める、相手に死ぬ状態を永遠に繰り返させるなど様々。

中には力だけでは対抗できないような厄介な能力者もいますが、駆け引きや強引な突破方法で敵を倒していきます。
中には頭脳バトルもあれど、3部以降では敵を倒す時に本作の特徴の1つである主人公の「オラオラオラオラオラオラ」という台詞とともに放たれる強力なパンチのラッシュ。
相手は命を落とさなかったとしても「再起不能」となることも多く、無力化されます。

元々、絵柄が苦手であった私も「この絵柄でないと」と思うほどのファンになってしまう唯一無二な名作バトル漫画です。

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壮大な構想から生まれているバトル漫画!

荒木飛呂彦先生の友情や超能力を使った駆け引き・知能戦が魅力的なバトル漫画です。戦いは主にジョースター一族とそれに対抗意識を燃やすDIOという人物とその一味の戦いが繰り広げられます。一族での戦いといっても舞台がフランスであったり、日本、アメリカであったりと、それぞれ活躍する登場人物同士の面識が強くあるわけでなく、血筋を辿ればジョースター一族の血を引いていたという設定が多いです。第5部にいたっては、血筋はDIOの者であるが、思考や曲がったことが嫌いという精神的な部分はジョースター一族のものであると解説されています。このように血筋がどうであってもその人の意思、考え方がストーリー展開、バトルの勝敗が決まる所がたまらなく面白く、好きです。
主人公の差異によって、第1部~第8部まで連載されていて、自分は第○部が好きだとか話しを拡げられる程、設定が広く、深くなっているのも醍醐味です。自分的には、シンプルに善と悪が分かりやすい第1部や2部、マフィアの抗争の中で強い意思を持って戦うジョジョの第5部、アメリカの刑務所の中での戦いから始まる第6部が好きです。主人公としては第3部の主人公であり、第4~6部まで登場するジョジョ、空条承太郎がクールでかっこ良く好きです。

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のめり込んでいく

シリーズ全ての主人公はジョジョと呼ばれ、仲間とともに冒険をするバトル漫画。1シリーズごとに主人公は変わります。荒木先生の世界観は独特でとてもワクワク、ドキドキする内容です。絵も、なかなかのインパクトがあります。話を進めるごとに興味をそそられ、漫画にのめり込んでいく読んだらとまらない漫画です。登場人物の喋り方も独特で「〇〇〇じゃないか〜」と、なんとも真似したくなる口調で会話します。そして、ときどきある漫画でのできごとを表現するときの方法もユニークで面白いです。
最初の始まりは、ジョナサン・ジョースターとディオの闘いから始まります。その二人の闘いは、世代に渡りつづいていきます。ジョナサン・ジョースターから孫ジョセフ・ジョースターそして、その孫の空条承太郎とディオが闘います。
そして、スタンドが登場すると、話はさらに盛り上がります。人の精神(魂)の根源であるスタンドで闘います。このスタンドもとても面白いです。スタンドそれぞれが能力をもち、色々な能力があります。その能力の使い方もとても面白いです。ひとつの能力で色んな方法を使い敵を倒すので、ついついこのように使えるんじゃないか~って考えます。興味をもったならすぐに見てください。はまります。

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王道のバトルにして頂点

荒木飛呂彦さん作「ジョジョの奇妙な冒険」は、特殊な能力を使ってバトルを繰り広げるアクション漫画。そこが面白い!
まず世界観!外国から日本までを舞台にし、それに伴い主人公も変わります。また時代も変わっていきますし、なんとパラレルワールドといった平行世界にもなったりするのですが、なんとみんな血縁関係!世代を超えた因縁対決をすーーごく長く行っています。しかもその武器となる「特殊能力」とは「呼吸方」と「精神エネルギー」。やろうと思えば我々にもできてしまいます。根底をたどればこのどこか身近に感じてしまう特殊能力、いつか自分にも使えるんじゃないかと読み込むほど思い込んでしまう人がいるかもしれません。
そして表現力!これは「ジョジョ立ち」とか「だが断る」で知っている人も多いと思いますが、荒木先生独特のワールドが毎回炸裂します。自分の好きなジョジョ立ちやセリフを見つけ、真似してみたり日常で言ってみたり...知っている人が聞いたり見たりしたらリンクしてやってくれるので周りの人との交流や中が深まる事間違いなしです。最後に展開スピード!最後は真面目に...頭脳戦や推理戦、相手の裏の裏を書いていくような戦術漫画ももちろん面白いのですが、ここまで肉弾戦を真正面からぶつけてくる漫画もシンプルで面白いところです。強い奴を倒したらまた強い奴が出てきて、やっとの思い出ボスまでたどり着いたらやっぱり強くて、でも主人公強い。みたいな。行く先々に強敵は出てきますし、バトルに次ぐバトルという展開はメンズは何歳になっても熱くなってしまいますね!

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スタンドと頭脳を駆使した激闘が熱い

本編ではスタンドと呼ばれる自身の精神が具象化した存在を能力として駆使して戦う。このスタンドは原作者の荒木飛呂彦氏が漫画界にて初めて「超能力を可視化」したことでも有名だ。つまり超能力は能力者の精神や魂から生まれるものと捉えたのだ。
そんな超能力マンガの草分け的存在の当作品だが、最大の見どころはずば抜けた頭脳戦である。超能力と言えば何でもできるイメージがあるが、各人に与えられたスタンドには非常に綿密な設定がなされており、殆どのスタンドは一つの能力しか持っていない。かつ、その能力は戦う場所や時間帯といった環境によって発揮するパワーが異なるため、いかに限られたスタンド能力と周辺にある物を活用して本来の能力以上のパワーを発揮させるか頭を巡らせて戦うのだ。まるでボードゲームのように、二手三手先を読むだけでなく本来のスタンド能力とは異なる使い方を考えて相手にダメージを与えるなど、熾烈な先手の読み合いは大変見物である。そんな場面展開はまさに頭脳戦であり、単なるバトルマンガに留まらない。しかし一度攻撃を始めれば少年漫画らしい熱い激闘が繰り広げられ読者のテンションもヒートアップするのだから、読者を惹きつける独特のストーリー構成は他では味わえない強烈な「癖」であることも特筆すべき点である。何より、絵柄や配色が非常に独特なことでも有名なマンガなので、好き嫌いは分かれると思うが一見の価値は十分にある一作である。