壮大な構想から生まれているバトル漫画!
荒木飛呂彦先生の友情や超能力を使った駆け引き・知能戦が魅力的なバトル漫画です。戦いは主にジョースター一族とそれに対抗意識を燃やすDIOという人物とその一味の戦いが繰り広げられます。一族での戦いといっても舞台がフランスであったり、日本、アメリカであったりと、それぞれ活躍する登場人物同士の面識が強くあるわけでなく、血筋を辿ればジョースター一族の血を引いていたという設定が多いです。第5部にいたっては、血筋はDIOの者であるが、思考や曲がったことが嫌いという精神的な部分はジョースター一族のものであると解説されています。このように血筋がどうであってもその人の意思、考え方がストーリー展開、バトルの勝敗が決まる所がたまらなく面白く、好きです。
主人公の差異によって、第1部~第8部まで連載されていて、自分は第○部が好きだとか話しを拡げられる程、設定が広く、深くなっているのも醍醐味です。自分的には、シンプルに善と悪が分かりやすい第1部や2部、マフィアの抗争の中で強い意思を持って戦うジョジョの第5部、アメリカの刑務所の中での戦いから始まる第6部が好きです。主人公としては第3部の主人公であり、第4~6部まで登場するジョジョ、空条承太郎がクールでかっこ良く好きです。