ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series

『ジョジョの奇妙な冒険シリーズ』とは、漫画家・荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)による日本の漫画作品シリーズである。1986年から2004年までは『週刊少年ジャンプ』、2005年からは『ウルトラジャンプ』にて長期にわたり連載されている。アニメやゲーム、映画、小説などあらゆるメディアにも派生している。
作品のテーマは「人間讃歌」とされ、ジョセフ・ジョースターとディオ・ブランドーの因縁から始まった物語であり、ジョースターの血を受け継ぐ主人公ジョジョたちとディオの戦いが描かれている。
独特なセリフや効果音、不気味さのある世界観が特徴的であり、人気の理由のひとつとなっている。

madochan531のレビュー・評価・感想

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series
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「ジョジョ」というニックネームを持つ主人公の能力バトル漫画漫画

ジョジョの奇妙な冒険は、全5部に渡り連載された少年ジャンプ漫画作品。
1部ごとに主人公が代わり、ほとんどが1部の主人公の子孫です。
しかしシリーズはそれだけで終わらずに、ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン、スティール・ボール・ラン、ジョジョリオンという同作者による後の連載も、ジョジョの奇妙な冒険の続編として公式にアナウンスされています。

この漫画をオススメされたこと、読んだことがない、という方の読まない理由は「絵柄が苦手」というものが多く、私もその1人でした。
紹介したい側としては「読んだらこの絵じゃないとダメだと思えるから!」と言いたくなりますが、苦手意識のある人からすると「そんなこと言われてもなぁ」となるでしょう。

しかしそれでもつい勧めてしまう人が多いのは、それだけこの能力バトルが魅力的だからです。
3部以降は「スタンド」と呼ばれる超能力の擬人化が能力者の近くに顕現します。
スタンドは何らかの特殊能力を持っていることが多く、炎を操る、夢の中に引きずり込む、スカイフィッシュを操る、時を止める、相手に死ぬ状態を永遠に繰り返させるなど様々。

中には力だけでは対抗できないような厄介な能力者もいますが、駆け引きや強引な突破方法で敵を倒していきます。
中には頭脳バトルもあれど、3部以降では敵を倒す時に本作の特徴の1つである主人公の「オラオラオラオラオラオラ」という台詞とともに放たれる強力なパンチのラッシュ。
相手は命を落とさなかったとしても「再起不能」となることも多く、無力化されます。

元々、絵柄が苦手であった私も「この絵柄でないと」と思うほどのファンになってしまう唯一無二な名作バトル漫画です。