胸が熱くなる作品『グリーンブック』の魅力を解説!
『グリーンブック』は2018年に公開された映画で、実話を元にして作られたヒューマンドラマです。アカデミー賞では三部門を受賞。沢山の人々に愛され、影響を与えた作品です。
1962年のアメリカを舞台に始まる物語は、人種や考え方が全く異なる2人の登場人物と共に進んでいきます。
ジャマイカ系アメリカ人のピアニスト・シャーリー”とその専属のドライバーに雇われたイタリア系アメリカ人のトニーが、黒人用旅行ガイドブックと書かれた通称「グリーンブック」を手に、コンサートツアーの為にアメリカ南部を回るというストーリーです。
人種差別が強く残る世界での2人の葛藤や心の変化、また、異なる環境で生きてきた2人がお互いから何かを得て成長し、打ち解け合う姿は観ていて胸が熱くならずにはいられません。
さらに、劇中に流れている音楽もこの映画の大きな魅力の1つです。
クラシックやジャズはもちろんアップテンポで軽快な音楽など、ロマンを感じさせるお洒落な音楽ばかりです。
映画を観た後でも劇中のサウンドが耳から離れないなんていう声も多々ある程です。
コメディのように笑える爽快なシーンもありつつ、観た人々に現実的な問題もしっかりと考える機会をくれる絶対に1度は観るべき作品です。