ノッティングヒルの恋人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ノッティングヒルの恋人』とは、ロジャー・ミッシェル監督、リチャード・カーティス脚本、主演はヒュー・グラントとジュリア・ロバーツによる1999年のイギリス映画。イギリスのノッティングヒルで本屋を営む冴えない店主とハリウッド女優のラブストーリー作品。主題歌はシャルル・アズナヴール作曲による「She」をエルヴィス・コステロがカバーして歌った事でも有名。
主人公の妹。
兄とは外見も性格も全く違い、自由奔放で怖いもの知らず。
アナの大ファン。二人の関係を心配しつつも、支えてくれる。
そして、変人スパイクとはお似合いカップルになる。
ベラ(演:ジーナ・マッキー)
主人公の友人で元恋人。
マックスの奥さん。
事故で車椅子生活を送っている。
法廷関係の仕事に就き、しっかりしている。
マックス(演:ティム・マッキナリー )
主人公の友人で、ベラの夫。
料理は下手だが、奥さん思いのいい旦那さん。
ウィリアムとも長年付き合いがあり、皆のまとめ役。
バーニー(演:ヒュー・ボネヴィル )
主人公の友人。
なにをやっても上手くいかないが、ウィリアムに「好きって素敵な事だよ」と言ってみたりラストシーンでは感極まって隣にいた記者の女性にキスしてしまったりと可愛い一面がある。
『ノッティングヒルの恋人』の名シーン・名場面
ノッティングルヒルの本屋に
ウィリアムが経営する旅行専門書店にアナが来店する。
ハリウッド女優がきた事に皆が驚くも、アナは本を買って帰っていった。
その後、街中でウィリアムとぶつかりオレンジジュースをかけられてしまう。
いつもと同じ日常を送っていたはずが、世界的スターが町の本屋に突然来たことで世界がガラリと変わる事を予感させるようなドキドキするシーンになっている。
映画館デート
映画を見に行くことなった2人だが、ウィリアムは度付きの眼鏡をどこかに失くしてしまい、仕方なく度付きの水中ゴーグルをかけながら映画を見る。
アナはその姿を見て笑いながらポップコーンを投げた。
ウィリアムのなんとも間抜けだけど飾らない純粋な部分に笑いながらも安心できるようなシーンになっている。
後に、度付きの眼鏡は家のソファでスパイクのお尻の下敷きになっていた。
告白
アナが本屋に会いに来てウィリアムに告白する。
ウィリアムはその告白を「世界中の誰もが君のことを知っているけど、僕の母親は僕が誰なのかもわからない。もうこれ以上傷付きたくない。」と断った。
アナは、「名声なんて実体のないものなのよ。忘れないで。私も一人の女よ。好きな人の前に立ち、愛して欲しいと願ってるの。」と言って立ち去る。
どんなに有名でハリウッド女優だろうが、その前にあくまで一人の人間で女性という大事なシーンになっている。
記者会見
記者会見にて最後の質問で記者に紛れたウィリアムは、「ウィリアム・タッカーという男性がもう一度やり直したいと懇願したならやり直しますか?」とアナに質問する。
アナが肯定し、他の記者に先ほどの質問をもう一度するよう求める。その質問とは、ロンドン滞在はいつまでですか?というもの。
アナは、「永遠に。」と答えた。
一度は振ったウィリアムだったが、それを後悔し世界中が見るであろう記者会見に乗り込んで勇気を持ってプロポーズする。それと共にエルヴィス・コステロが歌う「She」が流れシーンを際立たせる。
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目次 - Contents
- 『ノッティングヒルの恋人』の概要
- 『ノッティングヒルの恋人』のあらすじ・ストーリー
- スタッフ
- 監督:ロジャー・ミッシェル
- 脚本:リチャード・カーティス
- キャスト
- ウィリアム・タッカー(演:ヒュー・グラント)
- アナ・スコット(演:ジュリア・ロバーツ)
- スパイク(演:リス・エヴァンス )
- ハニー(演:エマ・チャンバース)
- ベラ(演:ジーナ・マッキー)
- マックス(演:ティム・マッキナリー )
- バーニー(演:ヒュー・ボネヴィル )
- 『ノッティングヒルの恋人』の名シーン・名場面
- ノッティングルヒルの本屋に
- 映画館デート
- 告白
- 記者会見
- 『ノッティングヒルの恋人』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アナの恋人役に有名ハリウッド俳優アレック・ボールドウィンがカメオ出演
- 子役時代のミーシャ・バートン
- ウィリアムの本屋の上に住んでいたアデル
- 『ノッティングヒルの恋人』主題歌
- エルヴィス・コステロ:『She』