マダガスカル(Madagascar)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マダガスカル』は2005年に公開された、ドリームワークス・アニメーションが手がけたCGアニメーション映画。ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園から抜け出したライオン、シマウマ、カバ、キリンの4頭が繰り広げるコメディで、現実離れした動物たちの行動と妙に人間らしさのある会話が受け、子供から大人まで幅広く愛されている。2008年には続編『マダガスカル2』が、2012年には『マダガスカル3』が公開された。

『マダガスカル』の用語

セントラル・パーク動物園

アレックス、マーティ、メルマン、グロリアの4頭がいた動物園。4頭はそれなりに快適な生活を送っていた。

マダガスカル

アレックス、マーティ、メルマン、グロリアがアフリカ・ケニアの自然へ送り返されることが決まり、船旅の途中で障害が発生したために流れ着いた場所。人間のいない自然ばかりの土地で、ニューヨークの生活にすっかり馴染んだ4頭に様々な苦難が訪れる。

『マダガスカル』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

マーティ「人生半分生きたけど、いまだに白地に黒なのか黒地に白なのか、わかんねえ」

いつも「ここではないどこか」に憧れていたシマウマのマーティ。それが高じて動物園を脱走するという騒動を起こすことになる。「人生半分生きたけど、いまだに白地に黒なのか黒地に白なのか、わかんねえ」というシマウマの体色とかけたセリフには、マーティが自分のアイデンティティ、ルーツの問題に悩む心情があらわれている。

アレックスとマーティの友情

アレックスとマーティは幼なじみであり、動物園時代はとても仲が良かった。しかしマーティが野生に出たことで仲違いし、マダガスカルでは野性が目覚めたアレックスの視点ではマーティがステーキ肉に見えてしまう。アレックスはマーティと仲違いしながらも、彼らを食べないために1人で島の奥へと逃げ出す。そしてマーティも恐れることなく、アレックスを追いかけて一緒に帰ろうと声をかけるのだ。仲違いしても、肉食動物と草食動物という種族の壁が立ちはだかってもなお2人の友情は途切れることなくあり続けた。

『マダガスカル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

日本語版の声優には俳優やコメディアンを起用

本作の日本語吹替には、本職の声優ではなく俳優やコメディアンが多数起用されている。これは視聴者に親しみやすさを与える効果があった。またマーティ役の柳沢慎吾は、劇中にアドリブで自分のギャグを使用している。

主題歌の「I Like To Move It」の原曲はReel 2 Real

本作の主題歌となっている「I Like To Move It」。本作ではジュリアン役のサシャ・バロン・コーエンが歌っているが、原曲はReel 2 Realが歌っている。また『マダガスカル2』ではウィル・アイ・アムが歌い、『マダガスカル3』では「アフロ・サーカス」とのミックスアップが使用された。

『マダガスカル』の主題歌・挿入歌

主題歌:サシャ・バロン・コーエン「I Like To Move It」

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents