マダガスカル

マダガスカル

『マダガスカル』は2005年に公開された、ドリームワークス・アニメーションが手がけたCGアニメーション映画。ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園から抜け出したライオン、シマウマ、カバ、キリンの4頭が繰り広げるコメディで、現実離れした動物たちの行動と妙に人間らしさのある会話が受け、子供から大人まで幅広く愛されている。2008年には続編『マダガスカル2』が、2012年には『マダガスカル3』が公開された。

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マダガスカルのレビュー・評価・感想

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マダガスカル
8

とにかく愉快

とにかく愉快な作品です。芸能人が声をしているアニメとかって、あんまり良くないのが多いですが、これはそんなことなくて、すごく合った声だなと思いました。柳沢慎吾さんのシマウマとか、おバカだけどいい人のシマウマの感じがよく出ていたし、玉木宏のライオンはなんか変な感じもしますが、玉木宏さんって実物は結構おどけた人らしいので、合った人を選んだんだなと思いました。違う動物の4頭が仲良しなのもみていて面白いし、でかいキリンとかが、体を丸めて電車に乗ってるのもおもしろいです。動物の方は言葉が通じてる体で人間に話しかけてるのもおもしろいです、らあと、これは一応ミュージカルなのか?と思う感じに歌とダンスがあるし、特にダンスに力入れてるなあという感じでした。マダガスカルのお猿さんたちのダンスは見ていておもしろいし、一緒に歌いたくなる感じで、それがエンディングでも使われてるのがいいなあと思いました。エンドクレジットを最後まで見ちゃう作品ってたまにあるけど、これがまさにそれだと思います。最後に登場人物が踊るとかは、物語の世界観を壊してしまう場合もありますが、これはそんなことなくて、世界観も壊さないし、踊り方もキャラクターのままだし、いいと思いました。

マダガスカル
8

ペンギンズ

動物園にいたライオン、シマウマ、カバ、キリンが野生の王国マダガスカルにいってしまうというコメディです。そこでは、肉食と草食が敵同士だったり、踊るのが好きな猿らがいたり、ライオンの食事がなかったり、いろいろ初体験をします。よく、アニメとかだと、肉食と草食の動物が友達だったりして、いや、エサやん。とか思ってたけど、これはちゃんとそこを描いてたなと思いました。最終的にどうなるんだろうと思っていたら、魚を食べて落ち着くって、魚は喋らへんのかい。て矛盾はありますが面白かったです。あと、マダガスカルシリーズはダンスも売りで、マダガスカルの王キング・ジュリアンたちの歌とダンスがいいです。なんか、単純な歌だし、何がいいの?てかんじですが、耳に残ります。つい、口ずさんでしまうかんじです。そして、このシリーズで忘れてならないのはペンギンズです。映画をとびだし、スピンオフアニメもできたほど人気キャラです。簡単にいうと、スパイ軍団?可愛い顔して、すごい奴らなのです。飛行機操縦できるし、直せるし、腹から爆弾出せるし。なんか、クールというか、できる男風のペンギンもいるのですが、いかんせん、ペンギン。見た目がキュートすぎます。そこが人気の秘訣です。見たらハマってしまうので是非見て欲しいです。

マダガスカル
7

踊るのすきすき

動物園の動物たちが、野生の王国マダガスカルに流れ着いちゃっておきる騒動の話。主役の4匹は、お茶目だったり、気弱だったり、キャラだってるし、マダガスカルにいるキツネザルの王様は踊るのが好きで、レイブを開催しているというトンデモキャラで見ていて楽しい気持ちになります。動物園では仲良しの4匹ですが、ひとたび、野生に行くと肉食のライオンの食事問題が出るというのが、よく考えれば当たり前だし、そこを浮き彫りに描くのが新しいなと思いました。そりゃあ、アレックス(ライオン)は辛いよと思いました。てか、動物園でステーキ食べてたのに、それが肉、他の動物の肉体とは気がつかなかったんかい!とつっこみたくなります。食べたいのに食べられないアレックスも、食べられそうになっても友達をやめない3匹も素敵だなと思いました。そして、この映画を語るうえで忘れてはならないのは、ペンギンズの存在です。秘密結社のような奴らでなぜか強く、なぜか頭もよく、なぜかスパイ?風です。4匹出てくるのですが、隊長はかっこいいし、コワロスキーはインテリだし、リコは爆弾を出すし、新人はキュートです。とてもステキなキャラで、のちに彼らが主役のアニメができたほどです。私も彼らが大好きで、NHKで、彼らのアニメが放映されてたときは毎週楽しみにしていました。あと、少し前述しましたが、この映画ではダンスシーンもあって音楽もいいので、エンディングロールもおもしろくて、最後まで見れます。