STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート/シュタゲ)のネタバレ解説・考察まとめ
『STEINS;GATE』とは、5pb.(現MAGES.)の同人ゲーム作品およびそれを基にしたアニメ作品である。アニメ放送時期は2011年の4月から9月。第15回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品アニメーション部門/長編に選ばれた。大学の友人と日々おかしなマシンを開発していた岡部倫太郎は、偶然タイムマシンを開発する。だが、倫太郎はタイムマシンで過去を改変したことにより、様々な問題に直面してしまう。
特に意味はない。別れの挨拶のようなもの。倫太郎の厨二病から生まれた言葉だが、回を追うごとに愛着が沸くのがこのセリフである。
元ネタは「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」というネット用語。
この言葉の主は「食堂の男」と呼ばれる人物。中二病で、倫太郎がつながってもいない電話で誰かと会話し機関に追われる自演をするのも、この食堂の男がモデルになっている。
『STEINS;GATE』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
岡部倫太郎「己の欠点を省みることができる人間は、 いずれ強くなる」
岡部倫太郎が紅莉栖に向けて言ったセリフが、「己の欠点を省みることができる人間は、 いずれ強くなる」である。シンプルな言葉で欠点と向き合うこと・改善点を見つけることが、自分の成長へとつながることを示した名セリフである。
『STEINS;GATE』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
高評価を獲得したゲーム版
物語の序盤はやや難解な内容となっており、また中盤では重い展開となるものの、ストーリー中には様々な伏線が張り巡らされており、終盤では物語の結末に向けて一気に収束していくという構成を取っている。
その内容を表して、「エンディングに到達した後、記憶を消してもう1度プレイしたい」作品であると形容されることもある。尚、発売後は口コミを通じてそのストーリー性が評価され、人気が広まったとされ、ファミ通の記念号である第1234号での記念企画「読者が選ぶオールジャンルゲームベスト」(これまで出た全てのゲームのランキング)において「アドベンチャー編」で名作を抑えて「1位」を獲得し、Xbov360版での売り上げは30万本となった。
4Gamer.netの読者レビューでは掲載期間である発売日から1年間、ユーザースコア100点満点中99点の高得点を獲得し総合1位を維持した。
ファン必見のアニメセル版の特典映像
セル版のBD/DVD第9巻には、特典映像のスペシャルとして後日談の第25話が収録された。第25話は原作ゲームにも存在しないストーリーであり、本編の監督が総監督に移動して新たに監督が参加するなど、スタッフを一部変更して制作されている。
『STEINS;GATE』の主題歌・挿入歌
OP(オープニング):いとうかなこ「Hacking to the Gate」
歌詞には作品の内容が反映されており、主人公の視点を意識したものとなっている。特に2番の歌詞は先の展開にも踏み込んでおり、本編を中盤辺りまで視聴してから聴くと、歌詞に込められた裏の意味が見えてくるような内容となっている。
第23話、第24話のオープニングでは、2番の歌詞が起用され、一部新カットと演出が追加された。スペシャルではエンディングに使用されている。
Related Articles関連記事
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
“過去に情報を送れるタイムマシン”を偶然開発してしまった大学生たちが、巨大な敵に追われながら世界の破滅を防ぐために命懸けの頭脳戦に臨む『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)の作中には、様々な伏線と謎が描かれた。 “情報タイムマシン”たる電話レンジと、それを巡って繰り広げられる第3次世界大戦。本来の世界線では命を落としたはずの牧瀬紅莉栖の救出方法。時の彼方に吹き飛ばされた椎名まゆりと阿万音鈴羽の運命。ここでは、『STEINS;GATE』で描かれたいくつもの伏線と謎について紹介する。
Read Article
北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
Read Article
シュタインズ・ゲート ゼロ(STEINS;GATE 0)のネタバレ解説・考察まとめ
『シュタインズ・ゲート ゼロ』とは、5pb.製作の同名ゲームを原作としたアニメ作品であり、前作『シュタインズ・ゲート(STEINS;GATE)』の続編。前作で大学の友人と偶然タイムマシンを開発してしまった岡部倫太郎は、幼馴染である椎名まゆりを救うために奮闘するが、その結果恋人となった牧瀬紅莉栖を失うこととなる。第1作目の物語における分岐点となった第23話から続く「β世界線」において、岡部倫太郎が辿る運命を描く。これは、救えなかった「未来」の物語。
Read Article
こんな可愛い子が女の子のはずがない!?可愛い男の娘5選!!(ネタバレ含む)
こんなに可愛いのに女の子じゃない? 最近になって、話題になってきた「男の娘」。 その存在はいろいろな作品に出てきて、視聴者を魅了します! 今までは知らなかった人も知ればきっと虜になるはず!可愛い男の娘をご紹介します!
Read Article
【萌え】男のロマン!おすすめハーレムアニメまとめ【美少女】
主人公がたくさんの美少女にモテまくってしまう、まさに男のロマンがつまったハーレムアニメ。ここでは日常系からSF、ファンタジーなど様々なジャンルでおすすめのハーレムアニメを、あらすじ・評価・主要ヒロイン数・声優とともにまとめてみました。
Read Article
あまり知られていないおすすめの名作アニメまとめ!『氷菓』『東のエデン』など
日本の文化として世界から注目されているアニメ・漫画業界。日本だけではなく世界中で親しまれ、多くのファンを獲得している名作アニメは多い。しかし一方であまり世間からは知られていないが、細やかな色彩・個性的なキャラクター・秀逸なストーリー設定などで地道にファンを獲得している良作アニメが、たくさん存在しているのだ。本記事では世間ではあまり知られていない、おすすめのアニメ作品を厳選して紹介する。
Read Article
シュタインズ・ゲート『STEINS;GATE』本格SFアニメの傑作!
2011年4月から放送された、全24話アニメ。 一見、中二病全開の主人公・岡部倫太郎が、ある時 本物のタイムリープマシンを完成してしまうことから 物語は始まっていきます。一見とっつきにくそうなアニメ ですが、途中から離れられなくなること間違いなしです! ※主人公がアニメアワード2011キャラクター部門男性賞もとっています。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『STEINS;GATE』の概要
- 『STEINS;GATE』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- 動き出す日常
- 過去改変
- 世界線の移動
- シュタインズゲート世界線
- エピローグ
- 『STEINS;GATE』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 岡部 倫太郎(おかべ りんたろう)
- 未来ガジェット研究所のメンバー
- 椎名 まゆり(しいな まゆり)
- 橋田 至(はしだ いたる)
- 牧瀬 紅莉栖(まきせ くりす)
- 桐生 萌郁(きりゅう もえか)
- 漆原 るか(うるしばら るか)
- 阿万音 鈴羽(あまね すずは)
- その他
- フェイリス・ニャンニャン
- 天王寺 裕吾(てんのうじ ゆうご)
- 『STEINS;GATE』の用語
- 未来ガジェット研究所
- 電子レンジ(仮)
- Dメール
- SERN(セルン)
- 世界線
- α世界線
- β世界線
- シュタインズゲート世界線
- ラウンダー
- IBN5100
- @ちゃんねる
- エル・プサイ・コングルゥ
- 『STEINS;GATE』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 岡部倫太郎「己の欠点を省みることができる人間は、 いずれ強くなる」
- 『STEINS;GATE』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 高評価を獲得したゲーム版
- ファン必見のアニメセル版の特典映像
- 『STEINS;GATE』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):いとうかなこ「Hacking to the Gate」