うたわれるもの偽りの仮面（ゲーム・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ (4/9)

うたわれるもの偽りの仮面（ゲーム・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.09.04

アクアプラスより2015年9月に発売されたゲームソフト及びそれを原作とするアニメ。舞台は皇（オゥルォ）や豪族がそれぞれ治める属国によって構成され、帝に統治される大國「ヤマト」。主人公は記憶を失い一人雪深い山を彷徨っていた。巨大な蟲に襲われ追い詰められていたところを少女クオンに救われ、「ハク」と名付けられる。それはかつて「うたわれし者」の名であった。

仲間たち

ノスリ

CV.山本希望
エヴェンクルガ出身。没落した家の再興のため義賊「ノスリ旅団」を立ち上げる。役人の不正を暴き、悪徳商人から金品を奪い庶民に与えているが、救済している側の被害も大きいため顰蹙を買っている。物語開始当初は、ルルティエたちの荷を奪う盗賊として登場していた。
アンジュの正体に気が付かず、アンジュの狂言誘拐に協力してしまう。騒動がひと段落した後、旅団を解散させ、ハクたちの仲間として弟・オウギとして加わる。
「いい女」を自称し、常にいい女であろうとしている。思い込みが激しく暴走しがちで失敗も多い。ポンコツな一面もあるが弓を用いた戦闘の腕は確か。

オウギ

CV.櫻井孝宏
ノスリの弟。エヴェンクルガの出身。ノスリを常に「さすが姉上」と褒め称え、引き立てている。ノスリとは対照的で、慇懃な物腰で理性的な性格をしており、腹芸と諜報を得意とする。暴走しがちなノスリを時には騙しつつも制御している。

ヤクトワルト

CV.江口拓也
各国を渡り歩く剣豪。高速の太刀筋でその残像が揺らぎ陽炎のように見えないことから「陽炎のヤクトワルト」としてその名が知られている。
飄々とした雰囲気の持ち、語尾に「～じゃない」を付けて話す。シノノンという養女を連れ「とぉちゃん」と呼ばれている。
ウズールッシャのヤマト侵攻時にはシノノンが人質に取られ、剣奴（ナクァン）として、ウズールッシャの戦士として戦うことを余儀なくされていた。シノノンがハクとルルティエに救出されたことにより反旗を翻し、ヤマト側に付く。その後はハクたちの仲間となり、行動を共にするようになる。ハクを「旦那」、クオンを「姉御」と呼び慕っている。

シノノン

CV.久野美咲
ヤクトワルトの養女。女の子だが、男の子のような口調で話す。
ウズールッシャのヤマト侵攻時に人質に取られていたが、エントゥアから食事を与えられるなど優しく対応されていた。
ヤクトワルトがハクたちの仲間に加わってからは、特にキウルに懐いている。

ウルゥル（右）・サラァナ（左）

CV.佐倉綾音
大宮司ホノカの双子の娘。鎖の巫（カムナギ）で術法を得意とする。悪漢からアンジュを奪還（アンジュがオシュトルの気を引くための狂言誘拐）したためハクが帝から下賜された「褒美」。
色白がウルゥル、やや褐色がサラァナ。ウルゥルは口数が少なくぶっきらぼうで、サラァナはウルゥルの言葉を捕捉し説明することが多い。
ハクを「主（あるじ）様」と呼び病的なまでに慕い、食事から夜伽までありとあらゆる場面で世話を焼きたがる。

マロロ

CV.杉山大
ウコンの従者で、ネコネと同じく殿式に合格した助学士。呪法を得意とする。
一人称は「マロ」で、語尾に「おじゃる」を付けて話す。クジュウリでのギギリ討伐の際にハクに命を救われて以降、ハクを「心の友」と呼ぶようになる。
采配師としての腕は確かであるが、無能で聞く耳を持たないデコポンポのせいで戦果を挙げることはできていない。

ヤマト

本作の舞台となる大國。皇（オゥルゥ）や豪族がおさめる属国により構成され、ヤマト全体は帝により統治されている。

帝都（ていと）

ヤマトの中心となる都市。

うたわれるもの（散りゆく者への子守唄）のネタバレ解説・考察まとめ

『うたわれるもの』とは、2002年にLeafによって発売されたアダルトゲームを原点として、PS2用ゲームソフト「うたわれるもの散りゆく者への子守唄」、そしてアニメ、ドラマCD、コミックと広く展開された作品である。舞台は様々な種族、文化が混在する世界。記憶を失い大けがを負った仮面の青年「ハクオロ」は、とある村の少女「エルルゥ」に助けられる。ハクオロは仲間達とともに国を守り、世界と自分の秘密を知り、自らの過酷な運命に立ち向かっていく。

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