アウトブレイク・カンパニー(萌える侵略者)のネタバレ解説・考察まとめ

『アウトブレイク・カンパニー』とは、榊一郎によるライトノベル、及びそれを原作とした漫画・アニメ作品である。原作小説は本編+外伝の全19巻、漫画は全4巻が刊行された。アニメは2013年に全12話放送された。引きこもりで自宅警備員だった加納慎一が、就職した先の異世界でオタク知識を活かしてオタク文化を広める異世界ファンタジーである。漫画やアニメに出てくるような種族のキャラクターたちが、オタク文化について学ぶカオスな状況や他作品のパロディ要素も多くあり、オタクだからこそより楽しめる作品となっている。

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的場甚三郎(まとばじんざぶろう)

CV:藤原啓治
日本政府、内閣直属の「極東文化交流推進局」で局長を務め、エルダント帝国との国交をになっている。慎一を面接した人物でもある。
のんびりとした言動をしているが、言いたいことははっきりと言い、核心をついた発言をすることもある。
「アミュテック社」にて必要な書類の作成や本の注文などは全て的場が担当している。

綾崎光流(あやさきひかる)

日本政府が慎一の後任としてエルダント帝国に送り込んだ人物。ゴスロリの服を身に纏った美少女だが、性別は男性である。
慎一がバハイラム王国に連れ去られた時、日本政府により「アミュテック」の2代目総支配人にするために送り込まれた。しかし慎一が戻ってきたためアシスタントという形で働くことになる。
アニメに詳しく製作者側の都合も理解しているようだが、オタクを憎んでいる節がある。そのためオタク文化を使った侵略に抵抗がない。
日本政府に実績を示すため、トレーディングカードややり込み型のエロゲを際限なく持ち込んだことが原因で異常な価格での取引が起こり、中毒症状を起こす生徒も出て誘拐事件が発生するまでになった。
最初は自分は関係ないという態度だったが、事件を実際に目の当たりにして自分の過ちに気づき心を入れ替える。

加納省吾(かのうしょうご)

慎一の父親であり、「菅野省吾」という名前でラノベ作家として活動している。
慎一同様にかなりのオタク気質である。

加納咲子(かのうさきこ)

慎一の母親で、エロ原画師をしていた。
年齢より10歳若く見られるというのが自慢で、少し派手な服装をしている。
慎一同様にかなりのオタク気質である。

加納紫月(かのうしづき)

慎一の妹。
肩ぐらいに切りそろえた髪に猫目をしている。
加納家で唯一オタク要素が皆無であり、オタクを毛嫌いしている。

アラン・スミス

在日米軍の工作員。
神聖エルダント帝国の存在を調べ回っている人物である。

有賀礼人(ありがれいと)

内閣官房内閣情報調査室に所属する人物。
幾度も慎一を助けている。慎一と同様にかなりのオタクで、休日には痛車を乗り回している。

神聖エルダント帝国

ガリウス・エン・コルドバル

CV:三木眞一郎
ペトラルカの側に仕えている青年で、ペトラルカとはいとこである。
宰相のザハールと共にペトラルカを補佐しながら、大臣として外交や軍事を取り仕切っている。
またエルダント帝国の騎士でもあり、軍全体を掌握する権力も持っている。
整った顔立ちの美青年だが男性にしか興味がなく、慎一のことを気に入っている。
見た目はほぼ女性の光流を一発で男性だと見抜いた。
始めはオタク文化に一線引いていたが、ある時から意識が変わり受け入れるようになる。そして腐女子の美埜里から色々教えてもらいながらBL作品を楽しんでいる。

ザハール宰相

CV:一条和矢
ペトラルカの補佐をしている老人。エルダント帝国では経済関係を担っている。

ブルーク・ダーウェン

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