マッサン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『マッサン』とは、2014年のテレビドラマ。2014年度後期放送のNHK『連続テレビ小説』で、同シリーズの第91作となる。「ニッカウヰスキー」の創業者・竹鶴政孝とその妻リタをモデルとして、「ある日本人技術者とイギリス人の妻の夫婦愛を軸とした人情喜劇」として製作された。舞台は大正時代。造り酒屋の跡取り息子である亀山政春が、ジャパニーズ・ウイスキーづくりに挑む過程と、様々な難局に晒される彼を献身的に支え続けたスコットランド人の妻・エリーの姿を描く。

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大阪にある、ワインや洋酒を扱う商社。大将の鴨居欣次郎が政春に試飲させてもらったウイスキーに興味を持ったことで、政春を蒸留所の所長に据えてジャパニーズウイスキーの製造に乗りだす。

大日本果汁(だいにほんかじゅう)

政春が独立し、北海道の余市を拠点に立ち上げた会社。最初はリンゴジュースで資金を稼ぎ、徐々にウイスキー製造へ注力していく。

ウイスキー製造関連

ウイスキー

大麦などを発酵・蒸留して樽で熟成させた酒。作中の中心テーマとなる最重要キーワードである。

モルト(モルトウイスキー)

発芽させた大麦(麦芽)を使うウイスキー。スコットランド式の本格派。

ポットスチル(単式蒸留器)

伝統的なウイスキーの蒸留器。香りや個性が出やすく、マッサンがこだわるポイント。

樽熟成

ウイスキーを木樽で寝かせる工程。熟成させる年数や、樽の素材も品質を左右する。

スコッチウイスキー

スコットランドで造られるウイスキー。製法や気候が味に影響しているため、政春は近い気候の場所を探し、北海道の余市に拠点を置くことを決めていた。

ピート(泥炭)

燻すことで独特のスモーキーな香りをつける燃料。

『マッサン』(ドラマ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

鴨居欣次郎「この手の話し合いは事務方だけが騒いでもあかん。あらゆる方向からのものさしが必要で、職人いうか、作り手の生の声を聞かな、ええもんはできまへん。」

営業戦略会議を開いた鴨居商店。看板商品である太陽ワインの存続を賭けた重要な会議の場に、鴨居は政春を呼んで意見を求めた。
「なぜ社員でもない自分をここに呼んだのか」と尋ねた政春に対し、鴨居は「この手の話し合いは事務方だけが騒いでもあかん。あらゆる方向からのものさしが必要で、職人いうか、作り手の生の声を聞かな、ええもんはできまへん。」と答えている。
鴨居という人物の、商売における強いこだわりと柔軟な視点がよく現れた名セリフである。

亀山エリー「マッサン必ず日本でウイスキー作ります。私は信じてます。だから諦めない。私も日本の嫁になること諦めません。」

政春との結婚を機に、親の反対を押し切って日本にやってきたエリー。右も左もわからない中、持ち前の明るさで周囲を明るくしてきた彼女は、政春がウイスキーづくりを成功させることを信じ、誰よりも近くで支えてきた女性だ。国際結婚ということもあって偏見に晒されることも少なくなかったエリーだが、「マッサン必ず日本でウイスキー作ります。私は信じてます。だから諦めない。私も日本の嫁になること諦めません。」という、愛情にあふれたまっすぐで前向きな一言に、心を打たれた視聴者は多い。

亀山政春「日本におってくれ。わしの側にずっと。守ってやると簡単なことは言えん。そがな人生じゃないことはわしはよう分かっとる。じゃけどの、もしエリーが捕まるならわしも一緒に捕まる。エリーが殴られる前にわしが殴られる。じゃけんの、この手離すなよ。」

政春のエリーに対する愛情の深さを表すセリフのひとつに、「日本におってくれ。わしの側にずっと。守ってやると簡単なことは言えん。そがな人生じゃないことはわしはよう分かっとる。じゃけどの、もしエリーが捕まるならわしも一緒に捕まる。エリーが殴られる前にわしが殴られる。じゃけんの、この手離すなよ。」というものがある。
「自分なりのやり方で絶対に守るから、ただそばにいてくれたらそれでいい」という気持ちを不器用に表した一言だが、ストレートに「愛している」と伝えるよりも、エリーのことを深く愛しているということが伝わってくる。

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