日車寛見(呪術廻戦)とは【徹底解説・考察まとめ】

日車寛見(ひぐるまひろみ)とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、羂索が企てたゲーム「死滅回游」の泳者(プレイヤー)である。東北地方の国選弁護人として立場の弱い人々を護るために尽力していたが、検察側の不当な裁判によって無罪を覆される。担当していた被告人からも恨みのこもった目を向けられた日車は、怒りの表情で槌を叩き付け式神らしきものを召喚。その場にいた裁判官と検事を殺し、東京第1結界にて「死滅回遊」に参戦。虎杖悠仁との戦闘の末に初心に帰り、虎杖の希望するルールを追加した後姿を消した。

日車寛見のプロフィール・人物像

年齢:36歳
術式:正式名称不明(領域展開 誅伏賜死)

日車寛見(ひぐるま ひろみ)とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、1000年以上前から存在している呪術師・羂索(けんじゃく)によって企てられた死のゲーム「死滅回游(しめつかいゆう)」の泳者(プレイヤー)である。

「死滅回游」とは羂索が日本全国に創り上げた結界(コロニー)の中で殺し合いをするというゲーム。参加している泳者は2種類存在し、羂索と契約して呪物となった過去の術師が受肉した所謂受肉体と現代に生きる非術師が羂索によって脳を改造され無理やり術師になった者がいる。日車は後者であり、現代の東北地方で国選弁護人として働いていた非術師だった。
泳者はコロニーの中にいる術師を殺すと5点、非術師(人間)を殺すと1点が獲得できるルールとなっている。日車は登場時に素手に102ポイントを保有しており、非術師を含む大量の人間を殺害していることが分かるかなりの実力者である。この2点という端数は非術師であり、日車が能力に覚醒した時に出席していた裁判の裁判官と検事を殺したものだと明かされている。

もともと東北地方で国選弁護人として、弱い立場の人間を救うおうと尽力する高潔な人物であった。有罪が確定とされていた難しい案件でも懸命に無罪の証拠を探し、実際に無罪を勝ち取ることに成功する。被疑者からは「俺を信じてくれてありがとうございます」と感謝されるなど人格者であったが、二審では金と人材にものを言わせた検察の無理な裁判によって無罪判決を覆されてしまった。
被告人から向けられる恨みのこもった目を見た日車は怒りを爆発させ、ガベル(海外の裁判で使われる槌)を机に叩きつけて「正義の女神テミス」を思わせる式神を召喚するのだった。

日車寛見の呪術・能力

日車は「正義の女神テミス」に特徴が酷似した天秤のような式神“ジャッジマン”を召喚することができる。ジャッジマンの目は縫われており、日車が式神を召喚する際に使用していると思われるガベル(槌)には、テミスの象徴たる剣の紋様が刻まれている。
日車は死滅回游が開始されてからほどなくしてすでに102ポイントを獲得している。死滅回游のルールでは術師は5点、非術師が1点の計算となっており、かなりの人数を殺害していることが分かる強者である。

ガベル(木槌)

呪力によって作り出す木槌。判決の後に裁判官が打ち鳴らす「ガベル」と外見がよく似ているが、大きさは意のままに変えられる上、どのタイミングでどちらの手に持つかも自由に決められる。
呪力による身体能力強化を加えた上で振るえば、本来のサイズのものの一撃でも床板を容易に粉砕し、両手で構えるほど大型のものになればタフネスに自信のある虎杖をして「何発も耐えられない」と戦慄するほどの威力を持つ。

領域展開 誅伏賜死(りょういきてんかい ちゅうぶくしし)

裁判所を模した空間を作り出し、対象の罪状を巡って弁論を交わし、有罪を勝ち取れば相手に様々な罰則を強制的に科すことができるという術式。作中では虎杖を相手に“没収(コンフィスケイション)”という罰則を科し、呪力が練れない状態にした。
内部は一切の肉体的暴力が禁じられ、領域に捕らえられた時点で相手は裁判に応じる以外の選択肢を失う。この時点でジャッジマンは領域に捕らえた対象の過去の罪の全てを承知しており、その中の1つを取り上げて「無罪か有罪か」を論じ合うこととなる。無罪となった場合は罰則を与えることはできず、また裁判が開始される前にこれらのルールを相手に伝えるという縛りが存在する。なお、日車とジャッジマンの間で情報が共有されることはない。

作中に登場する領域展開は“発動すれば勝ち”というほどに必中かつ必殺の強力なものが多いが、天元によれば領域展開とは「本来は必中効果を目的にしたもので、そこにさらに必殺の威力を持たせようとしたために使い手が激減した。かつてはもっと一般的な術式だった」とのことである。
誅伏賜死はまさにこの「必中効果を目的にした領域展開」であり、実際虎杖はこの中に捕らえられ、その効果をまともに受けた上で生還している。

没収(コンフィスケイション)

誅伏賜死で有罪になった相手から呪力を奪う術式。自分だけが呪力による強化を受けた状態で戦闘に持ち込めるため、一方的に有利な状況を作り出せる。
効果時間がどの程度なのか、日車が術式を解除する以外で呪力を取り戻す方法があるのかは不明。

死刑(デス・ペナルティ)

誅伏賜死で然るべき大罪に有罪判決が出た際に発動する術式。直接相手を殺すわけではなく、「斬りつけた相手を即死させる」力を持つ“処刑人の剣”が日車の手の中に出現し、彼自身が直接刑を執行する形となる。
“没収”と必ず同時に発動するため、相手はまったく呪力を使えなくなる。その上で即死効果を持つ剣を装備し呪力強化までしている状態の日車と戦うこととなるため、事実上ほぼ死が確定する。

反転術式(はんてんじゅつしき)

生物や事象に対してマイナスの効果を持つ呪力と呪力を掛け合わせることでプラスの効果を持たせ、それによって生物の傷を癒す術。高度なセンスが必要で、作中でもごく限られた者しか使えない。
宿儺との戦いの中、最後の最後に土壇場でこの術式に辿り着いた日車は、それによって傷を癒して奇襲をかけた。

日車寛見の来歴・活躍

駐車場での殺戮

「渋谷事変」の後大量の呪霊が解き放たれ荒廃した東京で、呪術高専東京校の先輩乙骨憂太に命を救われた虎杖悠仁は、同級生の伏黒恵から「姉の伏黒津美紀を助けるために力を貸してほしい」と「死滅回游(しめつかいゆう)」への参加を依頼される。「死滅回游」とは現在は「偽夏油」として活動している1000年以上前に実在した呪術師・羂索(けんじゃく)が仕掛けたデスゲームであり、全国10か所の結界内で殺し合いを行うというものであった。

自分の中に封じられた宿儺の暴走によってたくさんの人々を殺し、傷つけてしまい悩む虎杖を伏黒が説得している頃、とある場所の立体駐車場の中では弁護士バッチをつけた一人の男が人間を惨殺していた。

高得点保持者

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呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

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「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、日本の漫画家・芥見下々の描くダークファンタジーバトル漫画。2018年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。”呪い”というネガティブでディープなテーマを持ちながら、王道である熱いバトルや個性豊かなキャラクターなどが支持を得て人気を集めている。緻密に練り上げられたストーリーには伏線や謎が散りばめられており、作中で既に回収された伏線もあるが、未だ謎として残っているものも多々ある。

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呪術廻戦の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

呪術廻戦の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『呪術廻戦』とは、日本の漫画家・芥見下々によるダークファンタジー・バトル漫画である。集英社の『週刊少年ジャンプ』にて2018年に連載を開始。連載初期から人気を博し、『週刊少年ジャンプ』の看板作品へと成長した。作中では主人公の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)を始め、個性豊かなキャラクターが多く登場する。しかし作品が”呪い”というディープなテーマに沿ったバトル中心の作品であるためか、恋愛要素はほぼない。そんな中、読者達の間で恋愛関係にあるのではと囁かれているキャラクター達も多くいる。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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