【ヘタリア】歴代ローマ皇帝・周辺キャラクターまとめ

国を擬人化したかわいいキャラクターで人気を博した漫画『ヘタリア』では、メインキャラクターではないものの、歴史上の有名人も紹介している。ここでは現代のイタリアに繋がるローマ帝国の皇帝たちと、その周辺人物をまとめた。

(第26代皇帝)ゴルディアヌス1世

在位238年

「ごるでぃあぬす2せいよ。
まおう とらくすをたおし
せかいに へいわをとりもどすのじゃ」

(第26代共同皇帝)ゴルディアヌス2世

在位238年

はい → とらくすふぁんからふるぼっこ
いいえ → 1せいが めっちゃ おこる

ゴルディアヌス2世はDQ2をリアルでやった皇帝一家。
(しかしデザインはDQ3寄りなのは秘密だよ!)

(第27代皇帝)バルビヌス/プピエヌス

在位238年

二人組皇帝。

仲悪すぎて会うとケンカばっかりしてた。
文化系愛嬌皇帝バルビヌスが褒められキャラだったせいで地味系ぶつくさ皇帝プピエヌスは相方よりは皇帝業がんばったのに歴史書く人に

「バルビヌスかっこいい!バル様愛されてる!プピエヌス?なんかしたっけ?ああ、戦場行って戻ってきた」
的な扱いを受ける。

とにかくコンビで皇帝やってる最中は
ケンカばっかりしてた。

(第33代皇帝)ウァレリアヌス

在位253-260

皇帝から奴隷になったローマ史上かなりレアな皇帝。

由緒ある家のお坊ちゃんから皇帝になったが
ペルシャとの戦いの最中に捕獲され
奴隷として過ごすはめに。
彼がどうなったのか憶測を呼び
ペルシャの王様の馬乗る時の足代にされたとか
やばい遊びに使われた、ネタで殺されたとか
悲惨な奴隷皇帝怪談として語り継がれる事になった。

が実際はそこそこの好待遇されてたらしく
近年じゃむしろペルシャの王様と仲良かった説も
ちょくちょくささやかれている。

(ペルシア・ササーン朝皇帝)シャープール1世

ペルシア帝国の皇帝

260年ローマ帝国軍に勝利しローマの皇帝
ウァレリアヌスを捕虜としてGETする。

ウァレリアヌスはペルシアの美術品にも
描かれることになるのだがその際ほとんど
シャープール1世に手を掴まれているか握られてる。

構図的に無理があっても頑張って掴んでいる。
ウァレリアヌスは掴むもの。

(第35代皇帝)クラウディウス・ゴティクス

在位268-270年

クィンティッルスの兄。

苦しいローマ事情にもかかわらず
頑張ってローマを守った軍人皇帝。
れっきとしたローマ英雄皇帝の一人。

…なんだけど、作り話のせいで、
毎年2月14日近辺になると、
罵声を浴びせられるかわいそうな人。

結婚を禁止してもいなければ
宗教に関しても割りとゆるい皇帝。

身体能力が歴代皇帝の中でも高い方で、
皇帝本人が超強い。

ちょくちょくクラウディウス2世と書かれる事があるが、
眼鏡のクラウディウスさんとはあまり関係ない。

(第36代皇帝)クィンティッルス

在位270年の一定期間

生きてる最中から記録がめちゃくちゃすぎて
あっちで即位したと思ったら、こっちで即位して、
あっちで軍に暗殺されたような気がしたんだけど、
こっちで次の皇帝に暗殺されて、
と思ったら、そっちは鋭利な道具で自害して、
歴史書く人もなんかめんどくさくなったのか
「よくわかんないけど死んだ」と
超投げやりに記されたりして、
何回か即位して何回か死んでる超時空皇帝。

時空を飛び越えまくってる上に
タイムパラドックスをものともしないので
もしかしたらあなたの近所に住んでるかもしれない。

ゴティクスの弟。

(第40代皇帝)プロブス

在位276-282年

戦争続きで疲労気味だったローマ帝国の国内を
立て直すため、戦ってない時の兵士達を有効活用して、
ブドウ畑を作ったり、防壁を作ったり、町直したり
橋を作ったりさせた。

(比較的身長が高めだった軍隊の中では)
低めの身長、たれ眉

軍人としてとても強く人気の皇帝だった。
それがいきなり農業と建築に目覚めたものだから
軍人達はすごいびっくり。

やがて不満を抱いた兵士達に暗殺されてしまう。

(第44代皇帝)ヌメリアヌス

在位283-284年

博学なポエム系雄弁家皇帝。
お兄ちゃんと一緒に皇帝になった。

日本語が勉強できる海外のサイトじゃなぜか
きのこの画像がヌメリアヌスと紹介される。
他の皇帝が全員胸像写真なのに
ヌメリアヌスだけきのこ画像。

ディオクレティアヌス

テトラルキア時代(四分割統治、四分治制)
<東方正帝> 東初代
在位286-305年

解放奴隷の家系から皇帝になった珍しいケース。

軍人として活躍するも解放奴隷の家系の出身だったので
周りのよい家柄の奴に結構茶化されたらしい。
戦いで功績をあげて、皇帝に推される。

生涯皇帝をや(らされ)るやつが多い中、
「そろそろ年だし皇帝引退するわ」と隠居生活に入って
老後をエンジョイしたローマでもかなりまれな皇帝。
最初から最後まで例外尽くし。

マクセンティウス

<西方正帝> 西4代目
在位306-312年

全くやってない悪行伝説の数々を追加され
コンスタンティヌス様の聖なるぷわーぱわーによって
倒される極悪皇帝扱いされる。

人生全てを書き換えられたため、
1700年間悪帝として語られることになってしまった
ローマの吉良上野介さん。

(第48代皇帝)コンスタンティヌス2世/コンスタンティウス2世

長男はゴティクスの大ファン過ぎて
「ゴティクスはなんかすっごいパワーを手から出せた!」
とか
「ゴティクスが微笑むと国が潤った」とか
なんかもうとりあえずスゴイぜ!って話を
ゴティクスの歴史に付け足そうとしたとかしないとか…。

(第48代皇帝)コンスタンス1世

◆竹林の漫画やイラストなど

没のネロ漫画

http://himaruya.blog61.fc2.com/blog-entry-1547.html
↑続きは竹林で

ペルシアさんあーんどふたりの皇帝

http://himaruya.blog61.fc2.com/blog-entry-1563.html
続きは竹林で

ペルシアさん初登場

わけがわからなすぎて没のネタ

http://himaruya.blog61.fc2.com/blog-entry-1581.html

ローマ皇帝を太鼓の達人に例えるとこう

ティベリウス

589_____
589_____
@589_____

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