戦国無双シリーズの武将キャラクターまとめ【武器・二つ名・声優も紹介！】

采配

『4-Ⅱ』では、三成と同じく豊臣家子飼いの将である清正、正則との交流も描かれた。高圧的な言動で敵を作りやすい三成を「本気で叱ってやれるのはお前たちだ」と諭し三人の関係を取り持つ一方で、正則に対し祟りや幽霊の類（のネタ）で驚かせるなど意外にお茶目な一面も見せている。武器は采配。レーザーや落雷を発生させる他、人型札を散布するなど陰陽師のような印象も受ける。また、柄の部分に仕込み刀が備わっており、一部の攻撃モーションで抜刀し機敏な動きで敵を斬りつける。

乱世の大悪党『松永久秀』

声：石井康嗣
二つ名：乱世の大悪党
一人称：我輩
身長：176cm
武器：月鎌（曲刀）・爆薬
無双奥義文字：罪
秘奥義・皆伝文字：叛

大和の大名。信長の上洛を機にその軍門に下る。茶道などにも造詣の深い芸術家肌の男で、天文から読み取った運命を己のものとして操作しようとする。自らの才覚に自信を持っており、誰かの手によりその運命が曲げられることを忌み嫌う。

美学

人を食ったような傲岸不遜な性格と、ふてぶてしい見た目とは裏腹に茶道などにも造詣が深く、自分の才能に自信を持っている。大悪党を自称しながらも、その破天荒な振る舞いには彼なりの美学や確固たる思想があるらしく、悪党というよりは偽悪者的なキャラクターで、何処か茶目っ気のあるコミカルで憎めない人物になっている。

平蜘蛛

武器は、ショーテルのように刃が半円形に巻き込む形になった曲刀と、筒型爆弾。史実で珠玉の逸品であった平蜘蛛の釜と共に爆死した逸話からか、蜘蛛を意識した衣装や攻撃エフェクトを持ち、爆弾を用いた攻撃や蜘蛛の巣状の結界を張り行動を阻害する攻撃を行う。蜘蛛嫌いの家康も、彼と出会った際はこれまでにないほど取り乱していた。弾正の官職に就いたことから松永弾正とも呼ばれる。

伊達の懐刀『片倉小十郎』

声：竹内良太
二つ名：伊達の懐刀
一人称：私
身長：188cm
武器：戦盾（武器装着盾）・笛
無双奥義文字：智
秘奥義・皆伝文字：忠

陸奥の大名・伊達家の家臣。智略にすぐれ、伊達家中では「智の小十郎」と称される。主君の政宗とは乳飲み子の頃からの付き合いであり、常に政宗の身を第一に考えているため、政宗が無謀な行動に出た時には容赦のない辛辣な諫言を行う。

愛笛「潮風」

誰に対しても丁寧語を用いるが、かなりの毒舌家であり「ご無礼ながら…」と前置きはするものの、かなり直接的な表現で相手を罵倒する。敵対する上杉家の綾御前のことを「老婦人」と称してわざわざすすんで絡みにいくことも。普段は冷静かつ冷徹であるが、眼鏡を奪われると「眼鏡、眼鏡…」とうろたえるなど、典型的な眼鏡キャラだったりもする。趣味は笛の演奏で、夜に人知れず演奏を楽しんでいる。彼の持つ家宝（特殊アイテム）も、史実で持っていたとされる愛笛「潮風」となっている。

決して消えぬ罪

武器は蛇行刃の西洋剣と特殊な盾。裏側には笛のほか、銃が収納されている。政宗を第一に考え、無謀な行動に出る時には辛辣な言葉で戒めることも辞さない。『4-II』では更に政宗との関係が掘り下げられ、彼を補佐しながら一人前の当主へと育て上げていく過程が描かれる。また、政宗の病んだ右目を抉ったという有名な逸話も取り入れられ、そのことを「決して消えぬ罪」として心に刻み、命ある限り彼に仕える決意を固めている。

寡言なる威将『上杉景勝』

声：竹内良太
二つ名：寡言なる威将
一人称：わし
身長：190cm
武器：剣鉈（双鉈刀）
無双奥義文字：堂
秘奥義・皆伝文字：威

上杉謙信の姉・綾御前の実子であり、謙信の養子となる。口数は極端に少なく、言葉よりも行動で意志を示す不言実行の人。常に眉間に皺を刻んだ威厳ある風貌だが神経は細やか。軍神の子の名に恥じぬよう、日々努力を重ねている。

御館の乱

常に眉間に皺が刻まれた威厳ある風貌だが繊細な心の持ち主。養子として上杉家に入った北条三郎からは、「上杉の血縁に胡座をかいている」と決めつけられ、一方的に敵対視されるが、後に協力して織田軍の侵攻を打ち破ったことで和解。しかし、その直後に謙信が急死したため上杉家臣の間で景勝派・景虎派の争いが表面化し、両者の雌雄を決する御館の乱に発展してしまう。

良き理解者

幼少期以来の家臣である直江兼続からは大いに信頼されている。本人も、自身の良き理解者としてありがたく思っているが、よく発言のタイミングを奪われて気を落とすことも。 武器は双鉈刀と呼ばれる二本の巨大な鉈。一本がそれぞれ三枚の刃で構成されており、折りたたまれた刃を出すことでさらにリーチを広げる事ができる。

慈悲深き叡智『小早川隆景』

声：岡本寛志
二つ名：慈悲深き叡智
一人称：私
身長：174cm
武器：刀（剣）・書物（本）
無双奥義文字：怜
秘奥義・皆伝文字：聡

中国地方の大名・毛利元就の3男にして小早川家の当主。父譲りの優れた才智を発揮し毛利家の発展を支える。戦場では常人には考えつかないような奇策を打ち出すが、合理的な勝利よりも民の犠牲を出さないことを優先した献策を行う。

文字中毒

父親である元就のことは「父上」と呼んで心から尊敬しており、父の戦ぶりと采配から常に学び取る謙虚さを持つ好青年。熱心な読書家で、元就の冗長な著作を敢えて好み、また常に書物を読んでいないと発作を起こすほどの文字中毒。ただし元就の長ったらしい説教には辟易してもいる。幼少の頃から、血生臭い謀略に手を染めながら嘆き悲しむ父・元就の姿を見てきたため、犠牲の少ない戦い方を志向するようになった。

知恵と大気

自分の個人的な気持ちを吐露できない臆病さも併せ持っており、自身を「知恵と大気はあるが、勇気が足りない」と評している（史実では秀吉に言われたことである）。攻撃方法は剣と本を交互に振るう特殊なスタイル。剣からは巨大な水飛沫が吹き出る他、無双奥義では本のページを弾き飛ばして敵を攻撃する。

傾国の美女『小少将』

声：白石涼子
二つ名：傾国の美女
一人称：あたし
身長：168cm
武器：羽衣
無双奥義文字：魅
秘奥義・皆伝文字：惑

魔性の魅力を持った妖艶な美女。絶えず権力の傍にその姿はあるが、ひとり気ままに動き、神出鬼没に戦場にも現れる。自身を「不幸を呼ぶ女」と称しており、男たちを惑わし意のままに転がすことで四国征服を企む。

カーリーヘア

ピンク髪のカーリーヘアとファンキーなファッションが特徴。ドラマムービーでは戦国時代にそぐわない現代的な傘を持って登場する。戦闘では、羽衣を自由自在に操り戦う。なお本作では、同名かつ知名度のある朝倉義景の側室ではなく、三好長治、十河存保の母親とされ、後に元親の側室となったとされる人物が選ばれている。

師匠

『4』では手玉に取った男たちを操り、四国制覇を目論む。普段は蠱惑的な言動が目立つ悪女のように振る舞っているが、内面に良識と繊細さを持ち合わせており、流浪演武でその一端が描かれているほか、料理上手であることが分かる。ガラシャからはその男を手玉に取る術に憧れを抱かれており、「師匠」と呼ばれるようになる一方で、元親と共に行動するにつれ彼の持つ反骨心に惹かれていく。

若き薩摩隼人『島津豊久』

声：宮坂俊蔵
二つ名：若き薩摩隼人
一人称：俺
身長：172cm
武器：大鉞
無双奥義文字：挑
秘奥義・皆伝文字：隼

薩摩・島津家の血気盛んな若武者。どこまでも一途でまっすぐ、失敗してもそれを糧に成長することのできる人物で、時に無謀とも思えるほどの行動力を持つ。伯父・義弘には多大な恩義を感じ、義弘のためならば自らの命をもかえりみない。

子犬

義弘の弟である島津家久の息子で、義弘からは甥にあたる。血気盛んかつ一途な若きもののふ。戦場では自身が傷つくことも意に介さない猛将だが、平素は子犬のように純朴な少年であり、流浪演武の主人公や宗茂などから弄られている（尻などを叩かれると「きゃん！」と叫んだりする）。巨大な斧を振り回して戦い、力においては伯父の義弘にも引けを取らない。

島津の退き口

豊臣軍の大船団を目の当たりにしても決して闘争心を失わないなど、胆力の強さも伯父譲りのものを持っている。『4』の無双演武では高橋紹運、立花夫妻に対抗意識を燃やし、幾度もの戦いを経ながら島津の武将として成長していく。関ヶ原合戦終盤に有名な「島津の退き口」を行い、義弘ら本隊を逃がすことに成功しながらも自身は戦場に果てた。

関東の明珠『早川殿』

声：佐藤聡美
二つ名：関東の明珠
一人称：私
身長：158cm
武器：毬杖（打毬杖）・毬
無双奥義文字：涼
秘奥義・皆伝文字：清

相模の大名・北条氏康の娘で、育ちのよさを感じさせる清らかな少女。あどけなさの残る面立ちと親しみやすい雰囲気の中に芯の強さを秘めており、弟たちはもちろん、広く家臣や領民からも慕われている。

しとやか系お姫様

ふわふわしとやか系お姫様で、衣装もゆるやかな感じなのだが、見ての通り、小手やすね当てなどの防具をしっかりと装備している。武器は打鞠杖で、すでにPC化している父・北条氏康の杖と伯父・今川義元の蹴鞠など、共通性を感じさせる。ちなみに彼女のデザインは三枝ディレクターの趣味が大いに反映されており、本人も「理想の娘」「俺の娘」などと公言しているとか。

夫・今川氏真

『4』では夫・今川氏真との夫婦エピソードは一切語られておらず、甲斐姫の相棒としての描写がメインとなっている。小田原征伐の戦後処理で豊臣の人質になるところを甲斐姫が機転を利かせ、徳川に降伏した形を取ったことで関東に残ることはできたが、信之と幸村同様第二次上田城と大坂の陣で甲斐姫との悲劇的な対決を繰り広げることになる。

徳川の赤き新星『井伊直政』

声：小西克幸
二つ名：徳川の赤き新星
一人称：俺
身長： cm
武器：尖槍
無双奥義文字：誇
秘奥義・皆伝文字：厳

徳川家の新星。本多忠勝と並んで徳川四天王に数えられた。戦においてはまわりを顧みず突出する場面もあり、周囲の信頼を得られずにいたが、本多忠勝との戦いで心が変わっていく。

井伊の赤備え

井伊直虎の養子で、迷いなく自分の信念を貫く徳川の若きヒーロー。穂先が巨大な刀のような「尖槍」を用いた槍術と、義母ゆずりの体術を駆使して戦う。幼少時に直虎が部下から「ダメだ」と言われ続けてきたのを散々目にし、彼女をかばってその部下に「ダメ過ぎる」と言い返してきたせいで「ダメだ、ダメ過ぎる」が口癖になった。長篠の戦いでの目覚ましい活躍を、武田軍の勇猛果敢な武者軍団「赤備え」に例えて家康から賞賛されたことで「井伊の赤備え」を自称する。