デス・ビリヤード/デス・パレードのネタバレ解説・考察まとめ

『デス・パレード』とは、監督・脚本は立川譲、アニメーション制作はマッドハウスよるアニメ映画『デス・ビリヤード』のテレビアニメ版作品である。映画は2013年に公開され、アニメは2015年に放送された。舞台は「クイーン・デキム」という謎のバーで、バーテンダーのデキムが客としてやってくる死者たちに命懸けのゲームをさせ、彼らの生き様や心の闇を見て魂を裁定するストーリーである。
人間の感情が鮮やかに細かく映し出され、見る人の心を揺さぶる作品となっている。

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『デス・パレード』からの登場人物

ギンティ

CV:細谷佳正
デキムと同期の裁定者で、ノーナが管理するタワーの20階にあるバー「ウィーギンティ」のバーテンダー。
粗暴な性格で、自身と正反対で人間を尊敬しているデキムのことを嫌っている。
人間のことは愚かな存在だと見下し、裁定することに意味はなくただの役割だと考えている。
裁定は一度も迷ったことはなかったが、有田マユ(ありたマユ)という女子高生が自分よりも推しである原田(はらだ)というアイドルの命を優先する姿を見て裁定を下せなかった。
そのためマユのことはしばらくバーに留めていたが、虚無に落とした原田を見ず知らずの他人の魂と引き換えに救うかをマユに選ばせて裁定することにし、虚無に落とした。

趣味はこけし作りと手入れで、時には思い入れのある客を模したこけしを作ることもある。

ノーナ

CV:大久保瑠美
デキムと同じ裁定者であり、自身の担当するタワー90階にあるバー「ノーナギンター」から各フロアの裁定者を管理している。
見た目は少女のように幼いが、裁定者になってから約82年が経過しているベテランである。裁定者としての知識や経験も豊富で聡明な人物。
生きたことも死んだこともない人形である自分たちが、人間を裁定することに疑問を抱いており、感情を持つ裁定者を生み出そうと暗躍していた。

クラヴィス

CV:内山昂輝
タワーのエレベーター係の青年。
主にノーナを専属で担当している。
常に笑顔で愛想が良いが、不思議な雰囲気を持つ。

クイーン

CV:白石涼子
元裁定者である情報部の女性。
裁定者だった頃はデキムの前任で「クイーン・デキム」にてバーテンダーをしていた。
真面目な性格ゆえに裁定者の仕事には辛さを感じており、裁定者に送る死者の記憶を編集する情報部に移送する。裁定者を辞められることには喜んでいたが、情報部での想像以上の激務に少し後悔している。
お酒が大好きで、仲が良いノーナから現世のお酒をもらうこともある。

カストラ

CV:柚木凉香
裁定者たちに死者を振り分ける整理係の女性。
様々な項目から死者を分類し、どのバーに送るかを決定する。
かなりの甘党で、常に飴を舐めている。

オクルス

CV:玄田哲章
神に最も近いと自称する男。
ノーナのさらに上の立場で、全フロアの監視をしている。
裁定のシステムを作り上げた人物でもある。
頭と顎にある花のつぼみが特徴で、顎にあるつぼみには記憶を読み取る能力がある。
ノーナが感情を持つ裁定者を生み出そうとしていることもクラヴィスの記憶を読んで知るが、無駄だと断言するが邪魔することはなく静観していた。

ミーマイン

CV:千葉泉
ギンティと共にバーにいてゲームの手伝いをしている黒猫。右前足に包帯を巻いている。
バーに来たマユに懐いており、マユが裁定により虚無に落とされて以来姿を消してしまった。

ゲーム参加者

男(『デス・ビリヤード』)

matefu923
matefu923
@matefu923

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