BRADIO

BRADIO

BRADIO(ブラディオ)は2010年に結成された日本のロックバンド。真行寺貴秋(しんぎょうじ たかあき)、田邊有希(たなべ ゆうき)、大山聡一(おおやま そういち)、酒井亮輔(さかい りょうすけ)、北澤雄大(きたざわ ゆうだい)によって結成された。同年の12月12日には初ライブを成功させた他、デモの『My Answer』をリリースする。
2012年には北澤が脱退するも、2017年にメジャーデビューを果たす。2018年には田邊が脱退。
バンドはファンク、ソウル、R&Bなどのブラックミュージックの影響を強く受けている。

BRADIOのレビュー・評価・感想

BRADIO
10

見た目のインパクト以上の演奏のすばらしさ、不朽のファンクロック、ディスコミュージックバンド

まず最初にBRADIOに抱かれる印象は「アフロ頭が歌を歌っている」。ボーカルの真行寺貴明さんは自前のアフロを揺らしながらソウルフルな歌声を披露しています。ですがそのアフロにも負けないのが、なんといっても歌声のダイナミックさ。ソウルフルであり、力強いファルセットが所々に聞こえる曲ばかりです。聞く人すべてに元気を与えてくれます。ボーカルだけではありません。ギターの大山聡一さん、ベースの酒井亮輔さんの演奏技術にも脱帽するものがあります。難しいメロディラインを華麗に弾きこなすその姿に惚れ惚れしてしまいます。代表曲はアニメの主題歌にもなっている「Flyers」(2015年)「Golden Liar」(2013年)など。まさにファンクロックといった曲調の楽曲が多いですね。ですがそんな彼らのバラードも必見です。力強い歌声・演奏から一変、雰囲気をがらりと変えて私たちに歌声を届けてくれます。代表は「ギフト」(2017年)などです。力強いファルセットから、聞き手を引き込むような優しい歌声に切り替わる瞬間は息を呑むものがあります。2018年にメジャーデビューを果たしてから、ますます活動を加速していってる彼らの音楽に一度耳を傾けてはいかがでしょうか。

BRADIO
10

最高にFUNKEY!ちょっぴり懐かしさもある名曲揃い!

BRADIOの良さはまず、楽曲のメロディー!

よくYouTubeには「EARTH,WIND&FIRE」を思い出した!と書かれています。
EARTH,WIND&FIREはR&Bの世界を開拓したと言われている1970年代から1980年代にかけて大活躍したアーティストです。
最近だとアニメ「ポプテピピック」内でパロディに使われていた「Let's Groove」(アニメ内では"Let's pop together"とパロディされてました)を歌っている方々です。

話がそれてしまいましたが、そんな1970~1980年代の音楽を席巻したEARTH,WIND&FIREを思い出すと言われたBRADIOの歌う楽曲は古っぽいんじゃないかと思う方がいるかもしれません。

しかし、聞いてみると全然古さなんてなく、むしろ新しさを感じる楽曲ばかりなんです!
うまく過去のR&Bやジャズなどの音楽を取り入れた現代の曲になっています。
その曲の要所要所に見られる昔の音楽の要素がEARTH,WIND&FIREなどを想起させるのでしょう。

彼らの曲の中でも特に人気が高い、LIVEの定番曲となっている「Flyers」は2015年に発売されたもので、アニメ「デス・パレード」のオープニングソングに起用されています。

最近だと「新ミナミの帝王」の主題歌や「第68回さっぽろ雪まつり」のテーマソングなども歌っていて、ノリに乗っています。

親子で楽しめるアーティストさんなのでぜひ家族での車移動などの時にかけてみてください。
一瞬で車の中に、存在しないはずのミラーボールが現れます(笑)
踊り出したくなっちゃうようなFUNKEYな楽曲の数々をぜひ、一度聞いてみてください!