『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』は、Deck Nine Gamesが開発し、2017年のグローバル版を経て、2018年にスクウェア・エニックスより日本語版が発売されたアドベンチャーゲーム。前作の3年前を舞台に、主人公である16歳の不良少女と学園の人気者の美少女との鮮烈な絆を描く。主人公の毒舌を武器にした交渉術のバックトークを駆使するのが特徴。完璧に見える家族の裏側に潜む闇や思春期の孤独をはじめ、避けられない運命の嵐に立ち向かう2人の切ない物語が展開される。
CV:大津愛理/カイリー・ブラウン(英語版)
ブラックウェル高校の演劇科のスターであり、誰もが憧れる15歳の美少女。才色兼備を体現したような完璧な生徒として知られているが、輝かしい仮面の裏には周囲には決して見せない深い葛藤と孤独を隠し持つ。時としてクロエ・プライスを翻弄するほどの衝動性に突き動かされることもあり、スリルを求めて危険な場所へ足を踏み入れる危うさも秘めている。満たされているように見えて、実はどこにも居場所を見つけられていない。
ブラックウェル高校
ビクトリア・チェイス (Victoria Chase)
CV:樋口あかり/テレーサ・クロフト(英語版)
資産家の令嬢として生まれ、常に学園の中心に君臨する少女。恵まれた家柄と美貌を武器に、周囲を支配しようとする高慢な振る舞いが目立つ。クロエと同じ高校に通う彼女は、誰よりも優位にあることで自らの自尊心を保とうとしているため、非の打ち所がないレイチェルに対し、激しい劣等感と嫉妬を抱いている。勝ち気な態度の裏に、他者からの評価を渇望する危うさを隠したキャラクターだ。
ネイサン・プレスコット (Nathan Prescott)
CV:間宮康弘/カレブ・トーマス(英語版)
街の支配権を持つプレスコット家の跡取りとして、過酷な期待を背負わされた青年。権力者の父親から強引に従順さを求められており、逃げ場のないストレスを常に抱えている。
学校では傲慢な態度が目立ち孤立しているが、自らの弱さを隠すための虚勢に過ぎない。家柄という絶対的な檻の中で、将来への重圧に押し潰されそうな危うい均衡を保っている。
ドリュー・ノース (Andrew North)
CV:佐原誠/トレイ・ハッチ(英語版)
アメリカンフットボールの才能に溢れた若者で、高校のアメリカンフットボールチームで活躍している。父親が失業した原因となったプレスコット家への強い憎しみを抱えており、特にネイサン・プレスコットに対して攻撃的な態度を隠さない。表向きは血気盛んでトラブルメーカーの一面もあるが、父親や弟を守ろうとする深い家族愛があった。強固な肉体と繊細な情熱を併せ持ち、大切な絆を守るために孤独な戦いを続けている。
マイキー・ノース (Mikey North)
CV:前田弘喜/ディロン・ウィンフリー(英語版)
クロエが通う高校の生徒で、活発な兄のドリュー・ノースとは対照的な物静かな少年。放課後は親友のステフ・ギングリッチと共に、テーブルトークRPG(TRPG)の世界に没頭することを何よりの楽しみとしている。体力自慢の兄ドリューに守られながらも、彼自身は想像力豊かな感性を持つインドア派の持ち主だ。
ステフ・ギングリッチ (Steph Gingrich)
CV:瀬戸歩/ケイティ・ベンツ(英語版)
ブラックウェル高校において、あらゆる制作に精通するマルチな才能の持ち主。学校演劇テンペストでは裏方の要として、舞台監督から衣装制作までを一手に引き受けた。放課後はマイキー・ノースとTRPGの幻想世界に没頭する一方で、海賊版DVDの密造もこなすなど、彼女の活動範囲は驚くほど広い。クロエに対して、レイチェルへの好意をそれとなく打ち明けるなど、自分のアイデンティティに対しても誠実な姿勢を見せる。
エリオット・ハンプデン (Eliot Hampden)
CV:中尾智/キャメロン・クイセン(英語版)
ブラックウェル高校に通う青年で、クロエの幼馴染。クロエに好意を寄せているが当初はやや不明瞭な性格で、自身の本心を言葉にするのが苦手なように見えたが、1話中盤ではクロエをデートに誘って見せた。言葉つきから優しい人物のような印象があるが、クロエに対する執着心は強く彼女の問題に関与していくうちに、攻撃的かつ頑固でせっかちな性格が徐々に露わになっていく。
サマンサ・マイヤーズ (Samantha Myers)
CV:内田愛美/ヘイリー・ヘイズ
周囲の騒乱から距離を置く控えめな少女だが、誰よりも繊細に他者の痛みを感じ取っている。 名家の重圧に苦しむネイサンの孤独を見抜き、彼に向けられるドリューの暴力や父親の圧力を深く案じている。 内気な自分を奮い立たせ、最悪の事態を防ぐためにクロエに協力を求めた。 彼女の純粋な善意は、殺伐とした学園生活の中で唯一ネイサンの壊れかけた心に寄り添おうとしている。
Related Articles関連記事
Life Is Strange: Double Exposure(ライフ イズ ストレンジ ダブルエクスポージャー)のネタバレ解説・考察まとめ
『Life Is Strange: Double Exposure』とは、「Deck Nine」が開発したアドベンチャーゲーム。Life Is Strangeシリーズの1つで、2024年に発売された。第1作から約10年後、成長したマクシーン・コールフィールドが自身に発現した特殊能力を用いて、勤務先の大学で発生した事件の真相に迫る。プレイヤーの行動や選択が物語の展開を左右するところが見所。ゲームの雰囲気やグラフィックの画質などは高く評価されている。
Read Article
Life Is Strange: True Colors(ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Life Is Strange: True Colors』とは、「Deck Nine Games」が開発したグラフィックアドベンチャーゲーム。スクウェア・エニックスからグローバル版が2021年に、日本語版が2022年に発売された。ヘイブン・スプリングという田舎町に引っ越してきた主人公が、自身の超常的な能力を使用して様々な秘密を暴いていく。オールドスタイルな街並みや自然景観をはじめ、異なる事情を抱えた住民達との人間ドラマもリアルに描写されている。
Read Article
Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Life is Strange』とは、主人公「マクシーン」ーー通称「マックス」が、ある日を境に手に入れた「時間を巻き戻す力」を使って数々の悲劇を回避しようとするアドベンチャーゲームである。 制作元「DONTNOD」。提供元「スクエアエニックス」。 対応機器はsteam版の他、PS4/PS3。 日本語字幕と日本語吹き替え版も販売中。
Read Article
Life Is Strange 2(ライフ イズ ストレンジ 2)のネタバレ解説・考察まとめ
『Life Is Strange 2』とは、とはフランスのゲームスタジオDONTNODが開発し、スクウェア・エニックスにより発売されたPS4ソフトアドベンチャーゲームである。前作である『Life Is Strange』の続編。シアトル郊外に住む兄ショーンと、超能力が発現した弟ダニエルの旅を通じての成長と兄弟愛を描く。前作に続き、今回の作品でもアメリカが抱えている移民国家ならではの問題(人種差別、銃社会、国境)が鮮明に描かれ、アメリカの生活風景がリアルに描写されている。
Read Article
目次 - Contents
- 『Life Is Strange: Before the Storm』(ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム)の概要
- 『Life Is Strange: Before the Storm』(ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム)のあらすじ・ストーリー
- 目覚め編
- 素晴らしき新世界編
- 地獄は空っぽ編
- さよなら編
- 『Life Is Strange: Before the Storm』(ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム)のゲームシステム
- 基本的な流れ
- バックトーク
- 『Life Is Strange: Before the Storm』(ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム)の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- クロエ・プライス (Chloe Price)
- レイチェル・アンバー (Rachel Amber)
- ブラックウェル高校
- ビクトリア・チェイス (Victoria Chase)
- ネイサン・プレスコット (Nathan Prescott)
- ドリュー・ノース (Andrew North)
- マイキー・ノース (Mikey North)
- ステフ・ギングリッチ (Steph Gingrich)
- エリオット・ハンプデン (Eliot Hampden)
- サマンサ・マイヤーズ (Samantha Myers)
- トラビス・キートン (Travis Keaton)
- スキップ・マシューズ (Skip Matthews)
- レイ・ウェルズ (Raymond Wells)
- ミシェル・グラント (Michelle Grant)
- サミュエル・テイラー (Samuel Taylor)
- デーナ・ワード (Dana Ward)
- ヘイデン・ジョーンズ (Hayden Jones)
- ジュリエット・ワトソン (Juliet Watson)
- ジャスティン・ウィリアムズ (Justin Williams)
- エバン・ハリス (Evan Harris)
- 家族・その他
- ジョイス・プライス (Joyce Price)
- ウィリアム・プライス (William Price)
- デイビッド・マドセン (David Madsen)
- ジェームズ・アンバー (James Amber)
- ローズ・アンバー (Rose Amber)
- フランク・バワーズ (Francis Bowers)
- デイモン・メリック (Damon Merrick)
- セラ・ギアハート (Sera Gearhardt)
- ショーン・プレスコット (Sean Prescott)
- ロドニー・"サンダー"・シアーズ (Rodney "Thunder" Sears)
- シェルドン・パイク (Sheldon Pike)
- ピーター・ギレスピー (Peter Gillespie)
- ラジオ放送
- DJ スタン・スタンウィック (DJ Stan Stanwick)
- エイミー・リバース (Amy Rivers)
- ジャック・カーニー (Jack Kearney)
- ボーナスエピソード
- マックス・コールフィールド (Maxine Caulfield)
- 『Life Is Strange: Before the Storm』(ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム)のアイテム
- 物語の象徴的なキーアイテム
- テンペストの台本
- レイチェルのブレスレット
- クロエの私物
- クロエの日記
- 落書き用のマジックマーカー
- ストーリーの分岐に影響
- 200ドル(現金)
- デイヴィッドの工具箱
- 『Life Is Strange: Before the Storm』(ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム)の用語
- 場所・組織
- ブラックウェル高校 (Blackwell Academy)
- アルカディア・ベイ (Arcadia Bay)
- 製材所 (Sawmill)
- オーバールック・パーク (Overlook Park)
- プレスコット財団
- 物語を動かす重要な要素
- バックトーク (Backtalk)
- アンバー家の秘密
- テンペスト (The Tempest)
- 繋がり・状態
- 落書き (Graffiti)
- 未送信の手紙
- 『Life Is Strange: Before the Storm』(ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 落書きは本作の実績解除(トロフィー収集)要素
- ボーナスエピソードでマックスとクロエの幼少期を追体験することが可能
- 声優の交代とストライキ
![RENOTE [リノート]](/assets/logo-5688eb3a2f68a41587a2fb8689fbbe2895080c67a7a472e9e76c994871d89e83.png)