『ボクらの太陽』とは、2003年にコナミから発売されたGBA用アクションRPGである。小島秀夫が監督・プロデュースを務める「ボクらの太陽」シリーズの第1作目。最大の特徴はカセット内蔵の「太陽センサー」で、現実の太陽光をゲーム内に反映させる画期的なシステムである。
アンデッドが支配する暗黒時代。太陽少年ジャンゴが父の形見「太陽銃」を手に、仇である伯爵を追う姿を描く。死の都イストラカンを舞台に、仲間との出会いを通じて世界の謎に迫る。
『ボクらの太陽』(ボクタイ)の概要
『ボクらの太陽』とは、2003年7月17日にコナミから発売されたゲームボーイアドバンス用アクションRPGである。小島秀夫が監督・プロデュースを務めており、メーカー側からは「太陽アクションRPG」と呼称されている。続編となる『続・ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ』は2004年7月22日に、第3作となる『新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ』は2005年7月28日に発売された。また、第4作となるニンテンドーDS用『ボクらの太陽 Django & Sabata』は2006年11月22日に発売された。
アンデッドと闇の一族イモータルが支配する暗黒時代。太陽の街サン・ミゲルが死の街と化す中、最強のハンター・リンゴの息子である太陽少年ジャンゴは、父の形見「太陽銃ガン・デル・ソル」を手に仇である伯爵を追う。死の都イストラカンを訪れたジャンゴは、太陽の使者おてんこさまや大地の巫女リタ、そして生き別れの兄サバタとの出会いを経て、この地に眠る謎と過酷な運命に立ち向かっていく。
最大の特徴は、ゲームカセットに太陽光(紫外線)を検知するセンサーが内蔵されていることである。現実に存在する太陽の光をセンサーに当てることで、その強さをゲーム内に反映させるという画期的なシステムを備えている。どこでも持ち運べる携帯ゲーム機の利点を最大限に生かしており、日中にゲームができない場合は進行が滞る場面もあるなど、現実世界とゲーム内容が密接に連動する。
シリーズ最終作となった『ボクらの太陽 Django&Sabata』では太陽センサーが廃止されたが、ダブルスロット機能に対応している。過去作のカートリッジをニンテンドーDSやニンテンドーDS Liteのスロットに挿入することで、引き続き太陽センサーを用いたプレイが可能となっている。
第2作となる『続・ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ』は2004年7月22日に発売された。
続・ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ(ゾクタイ)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『続・ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ』とは、2004年にコナミから発売されたGBA用アクションRPGである。「ボクらの太陽」シリーズの第2作目。最大の特徴はカセット内蔵の「太陽センサー」で、現実の太陽光をゲーム内に反映させるシステムを継承している。今作では主人公ジャンゴの故郷「サン・ミゲル」を舞台に、奪われた太陽銃を取り戻す戦いが描かれる。剣や槍、槌といった多彩な近接武器が追加され、太陽光がない環境でも立ち回れるようになるなど、前作からアクションの幅が大きく進化している。
第3作となる『新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ』は2005年7月28日に発売された。
新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ(シンボク)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ』とは、2005年にコナミから発売されたGBA用アクションRPGである。通称「シンボク」。シリーズ3作目にしてGBAでの完結編にあたる。物語は、地下牢獄に封印されていた主人公ジャンゴが、ヴァンパイアの血の力で復活を遂げる場面から始まる。兄サバタがイモータルの主となり、破壊の獣「ヴァナルガンド」の復活を目論むという衝撃の事実を知ったジャンゴは、真意を確かめるべく棺桶バイクで走り出す。本作で、ジャンゴ、おてんこさまと宿敵伯爵を含むヴァンパイアの戦いが完結した。
第4作となるニンテンドーDS用『ボクらの太陽 Django & Sabata』は2006年11月22日に発売された。
ボクらの太陽 Django & Sabata(ボクタイDS)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『ボクらの太陽 Django & Sabata』とは、2006年に発売されたDS用アクションRPGである。シリーズ第4作にあたり、一新されたパラレルワールドを舞台に二人組の主人公ジャンゴとサバタの戦いを描く。本作では内蔵太陽センサーが廃止され、ゲーム内の「環境システム」で天候を管理する形式となったが、GBA版との連動でセンサー使用も可能。ヴァンパイアが太陽を克服した絶望的な地球で、星霊獣と協力し宇宙規模の浄化に挑む。
『ボクらの太陽』(ボクタイ)のあらすじ・ストーリー
暗黒の時代に抗う太陽少年
物語は、太陽が闇に覆われ、生と死の輪廻に反生物アンデッドと闇の一族イモータルが介入したことで訪れた暗黒の時代を舞台としている。人々は太陽を忘れ、かつて「太陽の街」と呼ばれたサン・ミゲルは死の街と化した。
主人公は、最強と呼ばれたヴァンパイア・ハンター「紅のリンゴ」の息子である太陽少年ジャンゴ。彼は父から受け継いだ愛銃「太陽銃ガン・デル・ソル」を手に、父の仇であるヴァンパイアロード・伯爵を追って死の都イストラカンを訪れる。
かつて父とともに旅をした太陽の使者おてんこさまとの出会いや、伯爵に捕らわれた大地の巫女リタの救出、そして生き別れの兄サバタとの再会を経て、ジャンゴはイストラカンの謎に迫っていくこととなる。
『ボクらの太陽』(ボクタイ)のゲームシステム
太陽センサーによる光の連動
太陽センサーは本シリーズ最大の特徴であり、カートリッジに内蔵されたセンサーが現実の太陽光(紫外線)を感知し、ゲーム内の「太陽ゲージ」を0から8段階で変化させる。ゲーム内の天候や仕掛けに影響し、イモータルの浄化には必須の要素となる。
魔法力(MP)に相当する太陽エナジーは、日光の下でチャージすることが基本的な回復手段となる。太陽光は強いほど有利だが、強すぎると作動しないギミックも存在する。そのため、センサーを手で隠して光量を調節するなどのテクニックが求められる。
ステルスアクション(隠密行動)
本作は見下ろし視点のアクションを採用しており、敵に見つからないように立ち回るステルス要素が重要視されている。アンデッドに発見されると攻撃を受けるため、壁に張り付いて移動したり、あえて物音を立てて敵を誘導したりして、背後から攻撃する立ち回りが基本となる。
また、ジャンゴの主兵装である太陽銃「ガン・デル・ソル」は太陽エナジーを消費して攻撃する。残弾管理と隠密性を両立させた戦闘が求められる。
パズル・謎解き要素
アクションのみならず、各ダンジョンには思考力が試されるパズルが数多く配置されている。
ブロックを動かして足場を作るなど、空間把握能力が求められるブロックパズルや、ヒントを元に正解を導き出す謎解き・推理ギミックがあり、プレイヤーの行く手を阻む。
『ボクらの太陽』(ボクタイ)の登場人物・キャラクター
主要人物
ジャンゴ
CV:水間真紀
本作の主人公。太陽少年という称号を持ち、伝説の太陽銃「ガン・デル・ソル」の後継者である。最強のヴァンパイアハンターであった父・リンゴから太陽を操る術と「紅のマフラー」を受け継ぎ、父の仇を討つために死の都イストラカンを訪れる。父の太陽の血と母・マーニの月の血を併せ持つ稀有な存在。物語の過程でヴァンパイアに噛まれ、太陽と暗黒の両方の力を使い分けられるようになる。半ヴァンパイア化した「ダークジャンゴ」や、おてんこさまと合身した「ソルジャンゴ」といった姿へ変身する能力も開花させていく。初期は寡黙であったが、旅を通じて仲間と触れ合い、次第に自らの意志を言葉にする熱い少年へと成長する。
おてんこさま
CV:大塚明夫
光を司る星霊であり、ヒマワリに似た姿を持つ。かつてはジャンゴの父・リンゴと共に戦った歴戦の勇士であり、その正体は太陽意思ソルが地上に降臨したものである。豊かな知識と経験を元にジャンゴを導くナビゲーター的な存在で、ボスを浄化するための儀式「パイルドライバー」を召喚する重要な役割を担う。博識で冷静だが、外見を「おしゃべりヒマワリ」などと揶揄されると激昂するプライドの高さも持ち合わせている。敵に狙われやすく、物語中では石化や捕縛によってジャンゴが救出に向かう場面も少なくない。
目次 - Contents
- 『ボクらの太陽』(ボクタイ)の概要
- 『ボクらの太陽』(ボクタイ)のあらすじ・ストーリー
- 暗黒の時代に抗う太陽少年
- 『ボクらの太陽』(ボクタイ)のゲームシステム
- 太陽センサーによる光の連動
- ステルスアクション(隠密行動)
- パズル・謎解き要素
- 『ボクらの太陽』(ボクタイ)の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ジャンゴ
- おてんこさま
- サバタ
- リタ
- カーミラ
- ザジ
- トリニティ
- その他・協力者
- リンゴ
- マーニ
- スミス
- スミレ
- レディ
- キッド
- シャイアン
- 陽子ちゃん
- 暗子ちゃん
- 敵
- 伯爵
- ムスペル
- ヘル
- 『ボクらの太陽』(ボクタイ)の用語
- 宇宙・自然関連
- 太陽(たいよう)
- 太陽意思(ソル)
- 銀河意思(ダーク)
- 太陽樹(たいようじゅ)
- 血統・能力者関連
- 太陽仔(たいようし)
- 暗黒仔(あんこくし)
- 月光仔(げっこうし)
- 月下美人(げっかびじん)
- 大地の巫女(だいちのみこ)
- 魔女(まじょ)
- 武具・兵装関連
- 太陽銃(たいようじゅう)
- 暗黒銃(あんこくじゅう)
- 闇の勢力関連
- イモータル
- ヴァンパイア
- 吸血変異(きゅうけつへんい)
- 暗黒物質(ダークマター)
- 『ボクらの太陽』(ボクタイ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- おてんこさまと宿敵の伯爵の声は大塚明夫
![RENOTE [リノート]](/assets/logo-5688eb3a2f68a41587a2fb8689fbbe2895080c67a7a472e9e76c994871d89e83.png)