コボちゃん(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『コボちゃん』とは、1982年より読売新聞にて連載を開始した植田まさし原作の4コマ漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。幼稚園児のコボちゃんこと田端小穂(たばたこぼ)がその家族、周りの友達、知人らと共に笑いやユーモアを交えつつ何気ない日常を送るという内容。また小穂が小学校へ入学したり、妹が誕生したりといった変化が見られた。1990年代にテレビアニメ化、2015年には人気キャラクターにあやかって、東京都新宿区神楽坂に記念の銅像も建設される等の人気キャラクターである。

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大森竹男「結婚して下さい」

プロポーズをする竹男(写真右)とそれに返答する咲子(写真左)

岩夫の甥で中学校教師である竹男は、好意を寄せていた同僚で体育教師の咲子と歩いていた。咲子が近々お見合いをする事もあり、竹男は胸の内を中々打ち明けられずにいた。竹男の思いを察していた咲子は、竹男に苛立ちを感じていた。その時、竹男が突然「結婚して下さい」と叫び、咲子は驚きながらも思わず「はい」と答えを出したのだった。竹男の咲子への思いが押したかの様に、ふと口に出たプロポーズの言葉だ。

『コボちゃん』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

主人公コボちゃんは作者自身

本作品の主人公である「コボちゃん」という名前は、作者・植田まさしが幼少期に呼ばれていた「こぼちゃん」(「末っ子」「小さい子供」等という意味)から由来している。植田まさしはあるラジオ番組に出演した際に、本作品の登場キャラクターは全て「自分」で、自分が考えて感じた事がキャラクターとして表現されていると語った。

妹の誕生による小穂の成長

妹の実穂(写真右)を抱く小穂(写真左)

本作品の登場キャラクターは基本的に年を取らないものの、新キャラクターの登場や結婚等の変化が見られる。更に主人公の小穂の妹・実穂の誕生により、周りの登場キャラクターが歳を取るといった変更が見られた。実穂の誕生について作者の植田まさしは、連載から2〜3年目に立てていたものの、妊娠や出産を題材とするには膨大な資料が必要となりかなりの時間が持ち越された。実穂の誕生に続き、小穂も小学校へ入学した。

小学校入学祝いによるコラボレーション

小穂の妹・実穂(写真右から2番目)を抱っこする『あたしンち』の母(写真右端)

本作品にて、2010年に小穂の妹・実穂の誕生、翌2011年4月6日掲載分にて小穂が幼稚園児から小学生に変更された。小穂の小学校入学を記念し同日の読売新聞朝刊にて、けらえいこ原作漫画『あたしンち』とのコラボレーション漫画である『コボちゃンち』も掲載された。

『コボちゃん』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):酒井法子「正しいパーティー」(第1話(1992年10月19日)~第10話(1992年12月21日))

テレビアニメ版・第1期オープニング曲の作曲を鈴木キサブローが手掛け、女優で歌手の酒井法子が歌唱した。

OP(オープニング):こんぺいとう「ニッポン!チャ!チャ!チャ!」

1990年代前半に活躍したアイドルユニットであるこんぺいとうが第2期オープニング曲を歌唱した。

OP(オープニング):胡桃沢ひろ子「恋してZOO」

1990年代前半に歌手やタレントとして活躍した胡桃沢 ひろこが第3期オープニング曲を歌唱。

OP(オープニング):真心ブラザーズ「花のランランパワー」

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