ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫』とは、2009年に日本一ソフトウェアによって発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。見習い魔女のリデルは、伝説の古代魔法を手に入れようと、1000年前に厄災を撒いた古書の魔女を封印した本を開いてしまった。解放された古書の魔女の仕業で、各国を統治する姫たちに災いが降りかかる。責任を感じたリデルは、古書の魔女を再封印するための旅に出るのだった。
童話などを元にしたキャラクターとストーリーのファンタジーRPGで、独自の世界観が人気を集めた。

機械仕掛けの国「アムジス」のドロシー姫の姿と人形を模した人形。
ギガカミナという強力な雷属性の魔法が使える。
白い花を口元に添えている。

『ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫』の用語

古代魔法

魔法陣

古代魔法は、リデルが古書の魔女の封印を解いたことで使えるようになった。他の魔法とは異なり、魔法陣を用いて発動させる。
リデルは姫を救出するたびに、その姫と同じ属性の古代魔法を習得していく。
魔法陣は画面に表示されるため、制限時間内にタッチペンでなぞれれば成功。発動時は、古代魔法と同じ属性を持つ姫のイラストが演出として登場する。
他の魔法よりMP消費が大きいが、強力な魔法である。

お菓子の国「レム・スウィティア」は全てがお菓子でできている

姫が治める6つの国と、女王アリスが治める国のほか、古書の魔女の故郷である地底の国が登場する。
姫が治めているお菓子の国「レム・スウィティア」、氷の国「レム・コルディア」、植物の国「リーフロウ」、海の国「オルセリア」、砂漠の国「クア・デゼト」、機械仕掛けの国「アムジス」は地上にある。
地底の国はその名の通り地下にあり、1000年前に古書の魔女らが地上に戦争を仕掛けた。古書の魔女を封印したアリスが、2度と魔物たちが暴れないように地下に降りたため、アリスの国「アリス・イン・ワンダーランド」も地下にある。

影の街

真っ黒な影たちが宿屋やアイテムショップなどを経営している街。
吸血鬼・ルウの城の中にある、各国につながる扉の間に大きな墓がある。そこを通ると影の街に行ける。

トゥス・ドール

画面下の右から2体がトゥス・ドール

リデルの仲間として戦う魔法が使える人形。物理攻撃もできる。
各国で回収でき、その国姫と同じ属性の魔法を使う。

『ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

7人目の姫はアン

センターのリデルとルウの後ろに描かれている姫は6人。しかし、タイトルでは7人目がいることを示している。

ゲームタイトルには「見習い魔女と7人の姫」と書かれているが、行ける国は6つであり、姫として登場するキャラクターも6人だ。この7人目の姫となるのが。2周目でのみ登場する地底の国の姫・アンで、後に古書の魔女となる彼女も、リデルと深い関係になる姫の1人。2周目をクリアしないと気づけない仕組みになっている。

元々はコミックの想定

本作は、キャラクターデザインを担当したデザイナーのタニエルが、コミック用に企画していたものである。
しかし、設定を見ているうちに「ゲームにした方が面白そう」という話になった。基本的な設定は変わっていないが、コミックの段階では、リデルの目的は「世界一の魔女になる」ではなく「世界征服」だったという。
また、ハロウィン風の世界観は元々の設定だが、童話をモチーフにした姫を助けにいくというのは、ゲームとして企画が進み出してからできた設定だ。

戦闘時のリボルバーアイコンの元ネタは「おはじき」

戦闘では、物理攻撃や魔法といったコマンドを攻撃したい相手にドラッグする。
アイテムはリボルバーのような円に装填されている。ゲーム初心者もターゲットに入っていたため、一見で操作がわかるリボルバーアイコンのシステムを導入している。
操作感は「おはじき」の感覚を目指して作られているという。

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