チャーリーズ・エンジェル(2000年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『チャーリーズ・エンジェル』とは2000年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。
監督は多くのミュージック・クリップやCMを手がけているマックG、主演は数々の名作に出演経験のあるキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューを起用。
主人公のナタリー、ディラン、アレックスはいつものように正体不明のボス「チャーリー」が受けた依頼を遂行していると、そこには思いもよらない計画が隠されていた。
計画を阻止するため、3人は持ち前の頭脳と優れた身体能力で力を合わせて敵と戦っていく。
初代は1976年から5年間、アメリカのテレビで放送された人気ドラマで、本作はそのリメイクとなる。
当時は女性解放運動が盛んだった時期で、『チャーリーズ・エンジェル』を始め女性が警察官や探偵などで活躍するドラマが一般的になっていった頃でもあった。
NGシーンが流れるエンディング
通常の映画であれば、物語が終わるとエンドロールが流れてそのまま本編終了となるのだが、本作はエンドロール前に出演キャストのNGシーンが流れ始め、キャストたちの素が垣間見える瞬間を見ることができる。
またポップな曲に合わせて映し出される映像は、ミュージックビデオのような編集でマックG監督のこだわりが強く出ている。
拳銃を一切使わないエンジェルたち
理由として、エンジェルの一人ディラン役のドリュー・バリモアが当時銃規制運動に参加していたからである。
そのため、作中で何度も出てくるエンジェルたちの格闘シーンでは、ノックスやヴィヴィアン、瘦せ男が拳銃を使用するシーンはあるが、エンジェルたちは一度も銃を手にして戦っていない。
『チャーリーズ・エンジェル』の主題歌・挿入歌
主題歌: Destiny’s Child『Independent Women Part 1』
エンドロールで流れる曲。
また作中ではエンジェル3人が捜査の途中で立ち寄ったハンバーガー屋さんでディランがドライブスルーで注文をしているときに流れる。
OP曲:Apollo Four Forty『Charlies Angels 2000』
冒頭のタイトルシーンで流れる曲。
初代『チャーリーズ・エンジェル』のテーマ曲をベースにしている。
挿入歌:Blink 182『All The Small Things』
本編終了後のNGシーンで流れる曲。
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目次 - Contents
- 『チャーリーズ・エンジェル』の概要
- 『チャーリーズ・エンジェル』のあらすじ・ストーリー
- チャーリーから出された指令
- 音声認識ソフトの行方
- 本当の敵
- エンジェルたちの反撃
- 追い込まれたエンジェルたち
- ずっと会いたかった人
- 『チャーリーズ・エンジェル』の登場人物・キャラクター
- 私立探偵「チャーリーズ・エンジェル」で働く人たち
- ナタリー・クック(演:キャメロン・ディアス)
- ディラン・サンダース(演:ドリュー・バリモア)
- アレックス・マンディ(演:ルーシー・リュー)
- チャーリー・タウンゼント(演:ジョン・フォーサイス(声のみ))
- ボスレー(演:ビル・マーレイ)
- 「チャーリーズ・エンジェル」と敵対する人たち
- エリック・ノックス(演:サム・ロックウェル)
- ヴィヴィアン・ウッド(演:ケリー・リンチ)
- 瘦せた男(演:クリスピン・グローヴァー)
- その他の人物
- ロジャー・コーウィン(演:ティム・カリー)
- ピート(演:ルーク・ウィルソン)
- チャド(演:トム・グリーン)
- ジェイソン(演:マット・ルブランク)
- Mr.ジョーンズ(演:LL・クール・J)
- 『チャーリーズ・エンジェル』の用語
- 奥歯型小型無線機
- 音声認識システム
- 衛星ネットワーク
- 『チャーリーズ・エンジェル』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- チャーリー・タウンゼント「おはよう、エンジェル諸君」
- ディラン・サンダース「私と戦ってごらんなさい。全員床にのびる事になっちゃうから」
- アレックス・マンディ「黄金のテディベアはいただきよ」
- 『チャーリーズ・エンジェル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 初代チャーリーズ・エンジェルはアメリカの人気テレビドラマ
- NGシーンが流れるエンディング
- 拳銃を一切使わないエンジェルたち
- 『チャーリーズ・エンジェル』の主題歌・挿入歌
- 主題歌: Destiny’s Child『Independent Women Part 1』
- OP曲:Apollo Four Forty『Charlies Angels 2000』
- 挿入歌:Blink 182『All The Small Things』