アシガール(漫画・小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

「『アシガール』」とは、集英社の月刊誌『Cocohana』に連載されていた森本梢子による少女漫画。2012年から2022年まで連載。漫画の他、それを原作とした小説やテレビドラマ作品がある。物語は、現代の女子高生が突然タイムスリップし、偶然出会った戦国の若者に一目惚れをするところから始まる。主人公速川唯の成長や恋愛模様を通じて、友情や勇気、愛が描かれ、読者に共感を与える作品。感動と笑いがいっぱいの魅力的なストーリー展開が特徴である。

コミックス6巻 第38戦。お互いに2度と会えないと思っていた2人の再会のシーン。
現代へ戻った唯はタイムマシンの燃料切れのため戦国時代へは戻ることができないと知り、深い悲しみに暮れる中、尊の努力のおかげでタイムマシンが再び起動。5ヶ月ぶりに戦国時代へ戻る事となる。しかし、帰るなり若君と阿古姫の婚約を知りショック。失意のあまり村に帰ろうとする中、偶然若君と再会。今生の別れと思っていた若君が目の前の唯を見て想いが溢れぎゅっと抱きしめるシーン。

若君のプロポーズ

コミックス8巻 第55戦。何度も離れ離れになった2人の想いが結ばれるシーン。
絶体絶命の羽木軍を助けるため戦渦の中走る唯。唯の伝令のおかげで羽木軍は無事助かるが、疲労のあまり気を失い倒れしまう。唯の活躍で若君も援軍と合流し戦を納めるべく指揮をとり無事高山軍を退ける。倒れた唯の元へ急ぎ、再会した2人はお互いの無事に安堵し、抱きしめ合う。本当に現代の家族に会えなくなってもいいのか尋ねる若君に「微塵の迷いもございません!」と答える唯。これに対して覚悟を決めた若君が「唯この忠清の妻になれ」とプロポーズ。唯も「なります!」と即答。戦国で一緒に生きていく覚悟を決めた2人の感動のシーン。

『アシガール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

原作とドラマ版はキャラの設定が違う

2017年に放送された実写ドラマ版『アシガール』だが、武器や開発物などほぼ原作に忠実に再現されているが、キャラクターの設定が原作と一部異なっているものもある。

速川 育代(唯のお母さん)

原作では専業主婦だがドラマ版では開業医。また原作では名前が育代なのに対し、ドラマ版では美香子となっている。

速川 伸行(唯のお父さん)

原作では普通のサラリーマンだが、ドラマでは専業主夫。また原作では名前が伸行なのに対し、ドラマ版では覚となっている。

速川 尊(唯の弟)

原作では普通に学校に通っているが、ドラマ版ではいじめで引きこもりになっている。また、原作では探究心のため発明をして居るが、ドラマ版ではいじめに対する復讐のために発明したこととなっている。

お久(成之の母親)

原作では病気でなくなっているが、ドラマ版では健在で忠孝と忠清に復讐するため息子の成之を利用する。

二条の方(忠清の母親)

原作では生存しており忠孝の寵愛を受けているが、ドラマ版では若君の誕生後まもなく亡くなっている。

『アシガール』の主題歌・挿入歌

ドラマ版「アシガール」挿入歌

冬野ユミの楽曲「Nothin's enuf」(2017年12月15日に配信アルバム「土曜時代ドラマ「アシガール」オリジナル・サウンドトラック」に収録)

遠藤響子楽曲「ワイルドフラワー」(2018年06月20日発売「ワイルドフラワー Best of Pure Mode Years 1999-2018収録」)

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